時は金なりっていうけれど、時給換算していると不幸になるぞ!!

    ※当記事はアフィリエイト広告を利用しています。

    今回は以下の様な方に向けておおくりします。

    こんな人が読むと役に立つよ

    幸福度高く生きたい人
    ・行き過ぎた節約の弊害について考えたい人等

    オニギリス!

    心理カウンセラーで節約研究家(宅建、簿記2級取得済み)のオニギリです。

    今回もよろしゅう!!

    今回の話題は「時は金なりっていうけれど、時給換算していると不幸になるぞ!!」という話です。

    節約の中核にはご存じの通り、「いかに無駄なお金を使わないようにするか」というものがあります。

    ただ、支出ばかりに注意を向けてもそもそも入ってくるお金が少ないとじり貧になるだけという事もあるため「収入を増やす」という視点も大事になりますな。

    そうなると、やはり真っ先に脳裏に浮かぶのは「仕事(副業含む)を頑張って収入を増やす」という事でしょう。

    そして仕事を頑張ろうとすると、やはり「時は金なり」という言葉を嫌でも意識してしまうものです。

    例えば、

    「こうやってのんびりしている間に一回でも電話すればアポが取れるかもしれない」

    とか

    「自分の年収からすると自分の時給は~だ。時間は少したりとも無駄にできない!!」

    みたいに収入を増やすためにありったけの時間をすべて仕事につぎ込もうとするかもしれません。

    で、こんな思考が当たり前になってくるとプレイベートでも同じように考えてしまうようになるでしょう。

    しかし、これでは不幸になってしまいます。

    特に、「自分の時給はいくらであるから~」のような時給思考はせめて仕事の時だけにしましょう。

    プライベートに持ち込んではダメです。

    今回はクラウディア=ハモンドさん著「お金に支配されない13の真実」を参考にしています。

    参考

    なお、「安物買いの銭失いの心理や「衝動買い防止」、「無駄買い防止」についてはそれぞれリンクからどうぞ。

    では、ゆるりと多くします。

    目次

    時給換算していると、どんなに金持ちでも人は不幸になる

    仕事ができて稼ぎのいい人の中には「自分の時間の価値をシッカリと意識しろ!自分の今の時給を意識しろ!」みたいに言う人がいます。

    こういった話を始めて聞いた意識高い系の人は「そうか!目からうろこで感動した!やっぱりできる人は違うなあ」みたいに思うかもしれません。

    まあ一見正しい気がしますし、もしかしたら一部の成果主義の世界では正しいのかもしれないですね。

    ただこの考え方は、人が幸せになるためにはかなり有害なものだといえるでしょう。

    お金と幸福についての研究をいくつも行ってきた、心理学者のエリザベス=ダンさんとマイケル=ノートンさんによると、

    「時は金なりという意識のせいで、娯楽の楽しみが台無しになる可能性がある」

    そうです。

    ダンさん達の行って実験に、「被験者に好きな音楽を2分間聴いてもらったもの」があります

    その実験の結果によると、「自分の時給を計算した直後の人はそうでない人に比して音楽を聴く経験をあまり楽しいと思っていなかった」んだそうです。

    参考

    どうも自分の時給というものを計算してしまう人は、日常生活の中で娯楽を楽しめなくなってしまうようですねえ。

    でもこれは無理からぬ話だと思われます。

    例えば、友人と食事に行こうと誘われても「その友人との食事が絶対に楽しい保証」し、一体その食事に何時間かかるのかもわかりません。

    あまりに不確定要素が大きいですよね。

    そんな状況だと脳裏に

    「もし3時間かかって大して楽しくなかったら大損だな。その分働いていれば~円手に入るというのに、、、」

    とか

    「そもそもこの友人の食事というイベントの価値は、そのわたしがそのイベントに要する時間で稼ぐ分の収益と等価以上なのだろうか?もし、友人との食事での満足度が低かったなら大損ではないか?」

    等といったような考えが浮かんでしまい「友人との食事」というイベントを全然楽しめなくなってしまっています。

    楽しむときは割り切って楽しもう!

    確かに「時は金なり」という格言通り、時間とは有限で非常に貴重なものです。

    しかし、この格言を文字通り「時=金」として解釈して時給思考で生活してしまっては、娯楽にしても友人たちや恋人とどこかに食事に行ったりしても「この時間で仕事をしていれば、、、」みたいに思ってしまうので全く楽しめないなんて話になるでしょう。

    これでは到底幸せになんてなれないですね。

    なので、時給思考を使うのは仕事だけにするべきです。

    プライベートに関しては、「いくら損したかなんて考える事はやめて割り切って楽しむ」ようにした方がいいでしょう。

    こんな風に偉そうに言っていますけど、わたしもついつい友人と外食しててもお風呂に入っていても「この時間で記事書いたら、、、」とか「仕事したら、、、」みたいな考えが脳裏に浮かぶことがたまにあります。

    実際、そんな考えが浮かんでいるときは何をしていても目の前のことに意識がいかなくなり、あんまり楽しくないものです。

    そして上述の実験で検証された通りひどい時になると、「もうこんな時間か、、、、なんか時間無駄にしたかな?これだけの時間があったなら、、、」みたいに思ってしまうこともありますね。

    なので、わたしは人から誘われてどこかに行く時などは、「仕事とかブログの事は一旦忘れて楽しむことに徹する」ようにするようにしています。

    そもそも、わたしは「人生は楽しんでなんぼ」だと思っていますので、時給思考をして幸福度が減ってしまうのであれば本末転倒と言わざるをえませんからね。

    おわりに

    この記事は「時は金なりっていうけれど、時給換算していると不幸になるぞ!!」と題しておおくりしました。

    「時は金なり」の言葉を真に受けて、時給思考を徹底するのは幸せに生きるという視点からは決してお勧めできません。

    もし、時給思考をするのならあくまでも「仕事の場合だけ」にした方がいいです。

    時給思考はくれぐれもプライベートに持ち込まないようにしたいものですなあ。

    ではね!

    参考記事等

    ものを大切にするという事の本当の意味は、自分と他者を大切にする事

    「安物買いの銭失いの体験談」節約ばかりに目が行くと返って損をする

    「アートの効用とメリット」芸術に触れるとストレス減少「アート鑑賞をしよう」

    心の中のもったいないおばけは成仏させよう「モノの機能と役割は明確に」

    「デブである」事は多分いろんな意味で浪費につながる「デブは損」

    「お金の正体」お金とはなんなのか?お金という悪魔は今日も人をたぶらかす

    「時間貧乏脱出」判断力を節約して時間貧乏から脱出しよう

    参考

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