「あー、だめだこりゃあ。全然体重落ちんぞ?おかしいなあ、私ちゃんと運動してんのになあ?全然痩せないぞ。もう、太っているせいでバカにされたくないって思ったからダイエット始めたけど、、、なんだかなあ。あー、ジョギングしたらお腹減ったからプリンでも食べよ。」
おい!
プリン!
そういう習慣があかんのやで!
オニギリス!
心理カウンセラーで節約研究家のオニギリです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「「デブである」事は多分いろんな意味で浪費につながる「デブは損」」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
節約したい人
太っていて何が悪い?と開き直っているが、実は心の中ではそんなことしても仕方ないと思っている人
はい、今回はちょっとせめたタイトルですねえ。
われながら乱暴だなって思わなくはないですな。
ただ、節約するってことを考えたら、「デブでいていいことはないしむしろ浪費に繋ある」とすら思うので仕方ないですね。
別に言いがかりをつけたいわけじゃあありません。
痩せた方が結果として節約しやすくなるんです。
なので、太っているとの自覚があり、かつそう周りから指摘されることがある人は、浪費を減らしたいなら、すぐにでも痩せることを考えた方がいいですよ。
では、ゆるりとおおくりします。
今の日本でデブが損であることは間違いない
デブ、つまり気味であること自体に個人的に嫌悪感はないですが、こと節約という観点からは「太っていると損である」と言えると思います。
わたしの言う節約は「無駄を省いて人生の幸福に資する様なものにだけお金を使う」というものです。
太っていると基本的に今の日本では以下のような点で損をすると思う次第。
・どんな服を着ても基本的にお金をかけた分の魅力向上効果はないと思われる
・肥満は将来、糖尿病等といった生活習慣病や万病に元となる
・太っていることによりネガティブな偏見を持たれる可能性がある
では、順次それぞれ補足。
・どんな服を着ても基本的にお金をかけた分の魅力向上効果はないと思われる
わたしが考える節約は「単にお金に対してけち臭くなることではない」ので、それ相応のオシャレは大事です。
というのも、身だしなみをそれ相応に磨いておくことは、対人関係をよくしていくことにつながります。
そのため、お金をそんなにかけないけども、ソコソコおしゃれという状態を作るといいです。
そこで個人的におすすめしたいのはZARAです。
ZARAを上手に活用することで費用対効果が高いオシャレができると思います。
詳しくは以下。
そして、それ以上のオシャレとなると個人的に思うに、もはや「趣味のレベルでありどれくらいの効果があるかよくわからない」といった次元です。
服に自身の魅力向上効果を望むなら、無駄に着飾る必要はありません。
こういう言い方はあまりいいものではありませんが、服でいくら魅力をあげても結局最後は「顔の良し悪しで魅力が決まる」といった感あり、顔の良さが魅力度のあげられる上限って話になります。
基本的に、服でその「顔の壁」は越えられません。
なので、「このくらいお金をかけたら、お金をかけた分やそれ以上の効果があるな」という境界を見極める必要があります。
まあ、それがわたしからすると、「ZARAを使っておけばとりあえず間違いない」という結論です。
しかし、いくらZARAを使っても、太っていたら大して魅力が向上しないと思います。
上がっても微々たるもの、いや、そうでなかったとしても痩せている方が断然上がり幅が大きいでしょう。
「痩せてこそ服を着たときの魅力向上の効果が上がる」のです。
お金を有効に活用しているといえるでしょう。
・肥満は将来、糖尿病等といった生活習慣病や万病の元となる
厚生労働省の運営する「e-ヘルスネット」によると、
肥満は、糖尿病や脂質異常症や高血圧症、心血管疾患などの生活習慣病をはじめとした数多くの疾患のもととなるといいます。
そのため、肥満の予防や対策といったものは、健康づくりにおいて重要な位置づけを持っているそうです。
そう、節約という面では「病気になると無駄な費用が掛かるし、幸福度が下がるので損しかない」ということ。
だから、防げるのであれば事前にこういった浪費の種は積んでおくのが望ましいでしょう。
今お金がかからなくても、後で多大な出費を強いられたのではお話になりませんよね。
肥満は大いなる浪費につながります。
・太っていることによりネガティブな偏見を持たれる可能性がある
太っていることで言われない偏見を持たれることがあります。
実際には、そうではないのに勝手に固定観念によって決めつけられては、たまったものではないですね。
例えば、これはアメリカの調査ですが、体重が重そうな人は「注意力不足」や「怠慢そう」といった印象を持たえれる傾向があるといいます。
対して、体重が軽そうな人に対しては「情熱的である」とか「自信がありそうに見える」という印象が持たれがちだとか。
おそらく、日本にもある程度はこの傾向があると思うんですよね。
対人関係において、太っているよりも痩せていたほうがいいのは火を見るより明らかであろうと思います。
どこからがデブなんだ?
さて、「太っているのは損だ」だとしても、「一体どこからが太っているといえる」のでしょうか?
これは結構問題ですよね。
e-ヘルスネットに掲載されている日本肥満学会による肥満度分類を参照すると、肥満の基準や程度は以下のようになっている模様。
以下の表並びに注釈は引用です。
BMI(kg/m2) | 判定 | WHO基準 |
< 18.5 | 低体重 | Underweight |
18.5 ≤ BMI < 25.0 | 普通体重 | Normal range |
25.0 ≤ BMI < 30.0 | 肥満(1度) | Pre-obese |
30.0 ≤ BMI < 35.0 | 肥満(2度) | Obese class I |
35.0 ≤ BMI < 40.0 | 肥満(3度) | Obese class II |
40.0 ≤ BMI | 肥満(4度) | Obese class III |
引用元
注1)ただし、肥満(BMI≥25.0)は、医学的に減量を要する状態とは限らない。
なお、標準体重(理想体重)はもっとも疾病の少ないBMI22.0を基準として、標準体重(kg)=身長(m)2×22で計算された値とする。
注2)BMI≥35.0を高度肥満と定義する。
e-ヘルスネット
ふむ、とりあえずBMI基準で言うなら「25以上が肥満」といえそうですが、上表の注にもある通り肥満かどうかを判断するには体脂肪率も考慮する必要があります。
で、体脂肪率については以下のようになっているそうな。
下表は引用。
判定の種類 | 体脂肪率の範囲 | ||
やせ | 男性(10%未満) 女性(20%未満) | 体脂肪率は標準低めです。 | 最近ダイエットもしていないのに、急に体重が減ったなどということはありませんか? ご自分の生活状態をチェックしてみることをおすすめします。 |
標準 | 男性(10%以上~20%未満) 女性(20%以上~30%未満) | 体脂肪率は標準的です。 | 普段の自分の体脂肪率を知って健康管理に役立ててください。 |
軽肥満 | 男性(20%以上~25%未満) 女性(30%以上~35%未満) | 体脂肪率は少し高めです。 | 若い頃に比べて、体重がどんどん増加してきいませんか? 運動不足だったり食事が偏ったりしていませんか? ご自分の生活状態をチェックしてみることをおすすめします。 |
肥満 | 男性(25%以上) 女性(35%以上) | 体脂肪率は高めです。 | 現在の生活行動や健康状態を振り返ってみて、必要であれば無理のない減量を考えてみることをおすすめします。 |
ふむ、ということは以下の基準で肥満かどうかを判断すればいいってことになりますね。
肥満の基準 | BMI | 体脂肪率 |
男 | 25以上 | 20%以上 |
女 | 25以上 | 30%以上 |
ちなみにわたしの場合、身長およそ178位、体重63㎏つまり、BMI19.8で体脂肪8%なのでまあデブじゃないっすね。
外観も腹筋われてるし問題はなさそうです。
なお、健康という面では身長と体重にしか着目しないBMIよりも体脂肪率の方に着目したほうがいいそうな。
んー、そういう意味ではわたしはちょいと痩せてんのかな?
10%くらいはあってもいいのね。
また、上表の注にあるように「BMI22位が一番健康である」なんて言われている模様。
各自体組成計を買っては買ってみるといいと思います。
ちなみに、わたしの家にあるのはタニタのBC-765。
デブであっても自分を責めるべきではない
もし、「今太っていても」、それをもって自分自身を責める事だけはやめましょう。
一旦、その体型を「自分の個性の一部である」と受け入れて、痩せることを目的とするよりも「健康を増進するために筋トレや食事制限をするんだ」と意識を変えることをおすすめします。
そして、太っていることに対する偏見に対抗するため、「俊敏にきびきびと動き、しっかりと注意する」のを意識するのがいいでしょう。
偏見に対して反対の情報をぶつけることで相殺するのです。
そして、脂肪の燃焼を促すため筋トレとして「バーピージャンプ、腕立て伏せ、スクワット」等に取り組むのがいいかと思います。
そして、そもそも食べる量を減らすのが大事で、まず出来るだけ間食を減らしましょう。
これだけでもかなり体重は減ると思います。
で、もう一つ。
太っているのは、一概に「本人の怠惰のせいである」とはなかなか言えないところがあります。
実は、体型は環境に依存している面もあるからです。
太っている人は「太りやすい環境に身を置いている」から太っているともいえるという事。
なので、「環境を変える」というのも大事な視点です。
例えば、自分の通勤通学の道中にマックなどのファーストフード店があるならそこは避けて看板を見ないようにするとか、よく付き合う友達を痩せている人たちばかりにしてみるなんて感じでしょう。
環境を変えるとそれだけで太りにくくなったりします。
自分のおかれている環境を見直することも体型改善に有効です。
おわりに
この記事は「「デブである」事は多分いろんな意味で浪費につながる「デブは損」」と題しておおくりしました。
節約を真面目に考えるなら、太っている場合ではありません。
過度に痩せる必要はないですが、「標準的である必要はある」でしょう。
さらに言うなら、最も健康であるといわれるBMI22付近を目指すのがいいかもしれません。
痩せることが結果的に浪費防止になりますので、太っているなら是非とも痩せてみましょう。
ではね!
参考
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html
https://diamond.jp/articles/-/142973
https://arteryex.biz/2020/06/bmi/
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