承認欲求をコントロールすることで物欲は減らせる「見栄は破滅の元」

    ※当記事はアフィリエイト広告を利用しています。

    「なんだかな、わたしの友人はマジで見栄っ張りなんだよなあ。まあ年収は1千万以上あるけど、かっこつけるためにベンツのSクラス買ったりブランド品をたくさん買っているせいで、借金まみれなんよな。さすがに散財しすぎじゃね?大丈夫かな、あいつ。」

    あー、そりゃあ重症だな。

    ほっとくと破産しそうで心配だ。

    オニギリス!

    心理カウンセラーで節約研究家(宅建、簿記2級取得済み)のおにぎりです。

    今回もよろしゅう!!

    今回の話題は「承認欲求をコントロールすることで物欲は減らせる「見栄は破滅の元」」という話です。

    今回は以下のような方に向けておおくりします。

    こんな人が読むと役に立つよ

    見栄を張ることの危険性について考えたい人

    物欲を減らしたい人

    承認欲求を制御したい人

    節約をしたくてもできない人が、抱える大きな課題の一つが「承認欲求の制御」でしょう。

    正直、この承認欲求が制御できないがために、所得がうん千万円あるにもかかわらず破産してしまう人というのが実際にいます。

    年収の多寡を問わず承認欲求がコントロールできないと、破産するリスクは大いにあるのです。

    節約がうんぬん等といろいろ言っていても、結局「使うお金が収入より多い」ならお金なんてたまりませんわな。

    ゆとりをもって生活するには、使うお金を減らす必要がありますが、そもそも「見栄を張りたい」みたいな承認欲求を上手にコントロールで着なけりゃいくら稼ぎを多くしてもあまり意味がないのです。

    心の中から「見栄を張る」という将来の負債を生み出す原因を除去していくのが大事でしょう。

    では、ゆるりとおおくりします。


    目次

    承認欲求は物欲の源泉である

    人間が生きていく以上は、承認欲求、つまり「他人から認めてもらいたい」とか「他人から受け入れてもらいたい」という欲求からののがれることはできません。

    よくちまたでは、「承認欲求をなくそう!」とか「承認欲求は悪だ!」なんていう人々がいますが、承認欲求を人から完全に取り除くことなんて不可能です。

    「わたし、承認欲求なんてなくて、、、」とか言っている人であっても、意識していないだけで「多少はある」もの。

    もし、本当に「承認欲求が全くない」という人がいたとしたら、それはおよそ社会性らしいものを持たずたった一人で無人島で一生を送っても問題ないって人でしょう。

    まず、通常そんなことに耐えられる人はいません。

    人は良くも悪くも社会的動物なので、たった一人で誰ともなんの交流もなしに生きていきていられる精神を持つ人はまずいません。

    こんな偉そうに、色々書いているわたしだって承認欲求はゼロなんかではありませんし、たまに調子に乗って少し暴走しそうになる時だってあります。

    ただ、その時にある程度承認欲求を制御するすべを心得ているからこそ、変なお金の使い方をせずに済んでいるんですね。

    この承認欲求が暴走すると、「見栄を張る」とか「他人に何か贈り物をすれば機嫌が取れる」みたいな、かなり不健全で頭の悪いお金の使い方をしてしまうこととなります。

    いずれにしても、この「他人から受け入れられたい」という感情が「お金を使う強力な動機の一つ」となることに疑いはないでしょう。

    オシャレをするのも他人に何かプレゼントを贈る、奢ってあげる、、、、そう言った行動をとるのは承認欲求に主な原因があるといえそうです。

    なので、物欲の根源には承認欲求があるとも言えましょう。

    「承認欲求を制するものこそ節約を制する」といっても言い過ぎではないと思いますねえ。

    見栄は人生を破壊する

    承認欲求があること自体は、何らおかしくない普通のことです。

    しかし、承認欲求が暴走すると人は「見栄を張るようになる」ので、一気に物欲が増大するし金使いが荒くなります。

    例えば、見栄を張りだすと以下の様な事をするかもしれません。

    • 高級車や贅沢品をクレジットカードなどで買いあさる
    • 羽振りの良さをアピールするためにやたらと他人におごる
    • ブランド品などを買いあさり始める
    • インスタ映えをのために高級ホテルに泊まったり、高額のサービスを受けたりする

    、、、、もうキリがないっすね。

    で、こうした見栄を張るようになると、いくら収入があっても支出の額が巨額になるため、結局は借金真美みれになってしまうんです。

    で、最悪の事態は破産ですよね。

    当ブログでは節約に関して今のところ、「支出をどう抑えるか」といったアプローチでしか話していませんが、資産を増やしていくにあたっては「収入をふやすこと」も非常に大事です。

    収入と支出は両輪なんですよね。

    ただ「支出を抑えるだけ」で収入を増やす努力をしないと場合によりますが、「単なるじり貧」とか「破綻までの延命的対処療法」にしかなりません。

    なので、今後は収入自体を増やしていく方向についても触れていこうかなって思います。

    まあ、こういっているわたし自身が全く資産家じゃないので、説得力なんかねえだろって話ですが(笑)。

    ま、そこは読者の皆さんへ情報を提供するとともに、わたしが実践して資産を増やしていくって感じでいいかなって思います。

    まあ、結局このブログの趣旨って「一緒に節約頑張ろうぜ!」て感じですしね。

    読者諸氏とそこは共闘していけたらいいかなって思っています。

    承認欲求をどうやって制御するか?

    さて、見栄を張るのが破綻のもとだってことはよくわかっていただけたかと思います。

    では、今度はそういった見栄の元凶となっている承認欲求をどう制御したらいいかについて考えてみたいと思う次第。

    承認欲求を制御する方法としては以下のようなものが考えられます。

    • 人間関係を見直す
    • 悪い意味での「完璧主義」をやめ少しでも改善出来たら自分を褒める
    • 比較するのは過去の自分にする
    • 自分の大事にしたい価値を見つける

    では、以下順次補足しマウス。

    人間関係を見直す

    「見栄をどうしても張ってしまう、、、」という人は、一度自分の人間関係を見直してみる必要があるかもしれません。

    実は、ミネソタ大学などの研究に、アメリカの132都市からクレジットカードのキャッシング履歴や利用履歴をまとめた負債に関するデータを集め、それぞれの住民がお金をどれだけ浪費してるかを調査したものがあります。

    参考

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21767031

    これによると、浪費するかどうかは「コミュニティにおける男女比によって左右される」ようなんですね。

    どうも、女性の方が男性よりも少ない都市の方がクレジットカードの使用量が多かったといいます。

    まあ、これは男性が少ない女性を奪い合うために見栄の張り合いをしているからって感じでとらえられそうですなあ。

    そして、この研究を行った研究チームは、18歳から36歳までの男女205人を対象として以下の3つの写真を使った実験も行っています。

    • 女性より男性が多く写っている写真
    • 男性より女性が多く写っている写真
    • 普通の風景写真

    この実験では上記3種類の写真を参加者たちにみせて、実験に協力してもらった協力金として、今すぐお金をもらえるのと1ヶ月後に多めにお金がもらえるという2つの選択肢を用意して参加者たちに選んでもらったんですね。

    その結果、は男女別で以下のようなものでした。

    男性の場合

    • 男性の方が多い写真を見せた男性は、謝礼をすぐに貰う傾向が高かった
    • 男性は女性の方が多い写真を見せると、1ヶ月後まで伸ばしてより多い謝礼をもらう選択をする傾向が高かかった
    • 女性は男女比率によって浪費に差が見られなかった

    この結果から浪費を防ぐためには、男性は女友達を増やしたり女性の多いコミュニティに所属したほうがいいってことになりますね。

    そして、男性諸氏には少し注意してほしいことがあります。

    なんと、女性は、女性より男性が多い写真を見せると、男性がお金を使うのが当然だと考えやすくなってしまった、つまり「男性は女性に奢って当たり前」という思考になりやすかったとか。

    これは怖いですなあ、、、。

    オタサーの姫じゃないですけど、男性の友人がすごく多い女性と交流するとかなり男性はお金を使わせられるかもしれませんね、、。

    んー、怖い怖い。

    ま、男性諸氏は人間関係に注意しましょう!

    悪い意味での「完璧主義」をやめ少しでも改善出来たら自分を褒める

    完璧主義とは「完璧になるまで改善を続けてやる!」という考え方の事ではありません。

    少しでも自分に足りないところを見つけたら、それをもって「自分には欠けているところが少しでもあるからおしまいだ」等と考えてしまう思考のことです。

    いいんですよ、人間なんてみんな不完全なんですから。

    たりない所があるのは当たり前で、その上で「少しでも改善したなら上出来!」なんです。

    例えば、仕事で30回に一回ミスしていたのが、31回に一回のミスになったなら、それは素晴らしい進歩ですよ。

    そんな時には「お!やりゃあできんじゃん!自分!この調子でもっと頑張ろう!やればできる!」等と、自分に対して大いに賛辞とエールを送ってあげましょう。

    一歩でも半歩でも、前進来たのならそれでいいのです。

    「始めから完璧であろう」としないのが大事ですね。

    比較するのは過去の自分にする

    「人が幸福になるためには何が必要か?」という問いに答えるのは中々難しいです。

    わたしは、今のところハーバード発達研究を根拠にして「良好な人間関係こそが人生の幸福度を最も左右する」と思っていますが、正直今後の展開次第では別の結論が出てくるかもしれません。

    それに人間関係と一口に言っても「誰との人間関係か?」とかいろんな切り口がありますよねえ。

    ただ、「不幸になりたい」と相談を受けたら、「じゃあ、人と自分を比べな」と即答できるくらい、人と自分を比べることで「不幸になるのは明白」です。

    不幸になりたくなければ、人と比べない事が大事なんですね。

    人と比べると「自分はアイツと比べて~がたりない、劣っている」という気持ちになりますし、「何とかしてアイツよりいいとこ見せたい!」みたいに考えて承認欲求をこじらせてしまったりします。

    なので、比べる対象を「他人から過去の自分」へと変換するのがおすすめです。

    昔は出来なかったけど、今なら出来るなんてことは結構あるもの。

    過去の自分と比べて自分のどこが成長したかを考える思考にしていきたいものです。

    自分の大事にしたい価値を見つける

    努力する動機を、「誰かより凄いと思われたい」なんてモノに求める人は沢山いますが、正直こういった動機で努力するのはあまりいいものではありません。

    こういった動機で努力していると、見栄を張りたくなって高価な時計やブランド品、あげく高級車なんかを借金してまで買うなんて話になりやすいです。

    しかし、そんなものに本当に価値があるのでしょうか?

    そういったものは「他者がすごいといっているものだからほしかった」のではないでしょうか?

    人生は「他者がすごいといって認める価値」を追求するのではなく、「自分自身が大事だと思える価値」を追求して生きていく方がよほど幸せになれます。

    自分の大事にしたい価値を以下の記事を参考に少し探してみてもいいと思いますね。

    まあ、「誰からいいというから」ではなく「自分がいいと思うから」という自分の独自性を前面に出し、それを育てるという姿勢で人生を送っていきたいものです。

    おわりに

    この記事は「承認欲求をコントロールすることで物欲は減らせる「見栄は破滅の元」」と題しておおくりしました。」

    節約しようと思うと、物欲という巨大な難敵が現れます。

    この難敵を難敵たらしめている強力な要因の一つが、「承認欲求である」といえましょう。

    承認欲求の暴走を許して放置しておくと、見栄を張るようになってさんざんに散財したあげく破産してしまうかもしれません。

    「承認欲求を制するものこそ節約を制する」といっても過言ではないと思います。

    ぜひとも、承認欲求をコントロールして自分の意に沿わないような悲劇を招かないようにしたいものです。

    では!


    参考

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21767031

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