「節約節約っていう人多いけど、いまいちケチとの違いがわっかんないんですどぉ?うちの近所のおばさんなんて節約魔として近所じゃあ有名だけど、自販機見つけるといつも下に小銭落ちてないか確認するんだ。がめつくてうんざりするよ。」
、、、それは極端な事例や。
それはドケチなだけで、節約とあまり関係ない気がする、、、。
てか、そんなことする奴ぁそんなおらんやろ。
オニギリス!
心理カウンセラーで節約研究家(宅建、簿記2級取得済み)のオニギリであります。
今回もよろしゅう!!
今回は以下のような方に向けておおくりします。
節約とは何か?について一回深く考えてみたい人
はい、節約とは何でしょう?
何となく、漠然と「えー、節約ってぇ、無駄遣いしない事でしょー」と思っている人は多いと思います。
はい、そうですね。
純粋な「言葉の意味」という事で言えば、もうそれでおしまいかもしれません。
ただ、「無駄使いって何なのかな?」と考えると、少し「うーん、、、」って思うところありませんか?
今回は節約について少し考えてみたいと思う次第。
なお、「安物買いの銭失いの心理」や「衝動買い防止」、「無駄買い防止」についてはそれぞれリンクからどうぞ。
では、ゆるりとおおくりします。
節約って何ぞ?
さて、まずは節約という言葉の意味を一旦確認してみましょうか。
はい、節約とはgoo辞書によると、
[名](スル)むだ遣いをやめて切りつめること。「電気の節約」「交際費を節約する」
引用
goo辞書
ふぬ、、、まあ当然といっちゃあ当然の意味ですよねえ。
あと、倹約というものほど同義ですね。
ん?
改めて確認することもなかったじゃんって?
うん、そうっすね。
確かに、「節約は無駄使いをやめて切り詰めることよん」て言ったら、もうしまいしまいよね。
ただ、それぞれ「節」と「約」という文字に注目すると、少し別の意味が表れてくるかもしれないのでみてみましょう。
節と約には以下のような意味がそれぞれある模様。
節:物事のくぎれ目
約:短く簡潔にする
ふむ、、、という事は節約とは「物事を区切れ目ごとに短く区切って簡潔にする」みたいな意味合いにもなるのかもしれませんなあ、、、。
まあ、長いものをきって短くしていくみたいな感じかなあ、、、。
ふーぬ、、、今「で?」て思いましたね?
実は、わたしも、、、です、、。
まあ、でも、長いまんまだと「この長いもんのどこが大事かわっかんねえ!」とかなるので、「うっしゃ!短くして重要なとこさがそ!」て感じで考えられ、、、、ないよねえ、、、。
はい、無理でした。
さて、何をもって「無駄」という?
まあ、節約について色々考えていたら、余計頭が混乱してきましたな。
正直、余計なことをした感もあります、、、。
ま、気を取り直していきましょう!
さて、節約とは「無駄使いをやめて切り詰める」という意味でしたが、そもそも無駄か必要かを決めるには基準が必要になります。
そう、「ただ生きる事さえできればいい」のか「健康で文化的な最低限度の生活を送ればいい」のかによって「何が無駄か」はかなり変わってくるという事です。
という事で、ここからは「あくまでもわたしなりの無駄かどうかの基準」を提案させていただきたいと思います。
わたしの考える「無駄の基準」とは、、、
「自分の人生の幸せに資するかいなか」
というものです。
なので、節約とは「辛い思いをするために行うもの」等ではなく、「自分の人生が幸せになるために行うものだ」といえましょう。
何を当たり前のことをとお思いかもしませんが、「節約自体に意味を見出す」とおよそ「不幸になるために節約をする」という本末転倒な事態になると思うんですよね。
当然、お金も幸せになるために使うべきだと思います。
ただ、人生の幸福なんて言うと、「そんなん人それぞれじゃん」という反論が返ってくると思いますが、それはさすがにわたしも想定していますよ。
幸福なんて言い出すとスピリチュアルだとか宗教だとかにうさん臭い論法が沢山存在していますから、なんか「うさん臭くね?」て眉をひそめるのも分かります。
ただ、「完全に信じきることはできない」にしても、科学的根拠に基づいて「幸せはどうすれば感じられるのか」を考えるのは無駄ではないと思うんです。
そして、幸せの基準は人それぞれなれど、およそ良好な人関係を持つことが重要であるという事には疑いがないと思われます。
これはあのハーバード大学が行ったまれにみる大規模な「成人発達研究」により、明らかになってきた事実です。
お金があっても友人が少ない人は幸福感がさほどないってことですよ。
なので、「無駄使いをやめる」というと「じゃあ、もう飲み会に行かない」とか「友人との付き合いをめっちゃ削る」なんてことをしがちですが、それは愚策である可能性があります。
お金をかけない形で交流をすればいいんです。
そこはおいおい当ブログでも取り上げていきたいトピックであります。
まあ、これだけは言えますよ。
「金の切れ目が縁の切れ目なんて事は、原則として頭を使い人を見る目を育てればない」と。
ま、、ちょっと理想論が過ぎるかな、、、、。
無駄か無駄でないかは柔軟に判断しよう
わたしの「節約」における無駄の基準は、「自分を幸せにするか否か」でした。
そして、わたしには心理学等の科学的根拠をもって「人はどういった時に幸せを感じるのか?」等といったことを考えながら、お金の使い方を考える癖があります。
お金は幸せになるために効果的な時だけ使えばよく、効果がない、ないし薄い局面では使う必要なんてないのです。
もちろん、短期的、長期的に考える必要はありますがね。
で、その局面を判断するため、わたしは心理療法であるアクセプタンス&コミットメントセラピーにおける「価値」という概念を重視しているんです。
自分にとっての価値を知っておくことで、「何のためにお金を使うのか」がはっきりしてくるので、「人生を幸せにするうえで意味のないお金の使い方」はしないだろうってことですね。
とはいえ、この価値は固定的なものではなく、人生のそれぞれのライフステージによって変動するものだというのは重要な事です。
価値が分かればお金を使うべき時がわかってくる反面、「その時の価値」に固執しすぎてもあんまりよくないという事ですね。
なので、「何をもって無駄とするか」は柔軟に考える必要があるとも言えます。
、、、はい、なんか「コイツ、クッソ簡単な事面倒に話すなあ、バカなんかな?」て思われてそうですが、まあ一応これがわたしなりの「節約」における無駄か否かを判別する基準であり、お金を使う方針です。
、、、さて、あなたも自分のお金の使い方を再考してみるために、自分の価値を探がしてみるといいと思いマウス。
気になる人は以下の記事からどうぞ。
おわりに
この記事は「節約とは一体何なのか?ちょっと真面目に考えてみよう。」と題しておおくりしました。
節約とはすでにご存じの通り、「無駄使いをやめて切り詰める事」です。
しかし、「何をもって無駄というか」はかなり重要な視点ですよね。
わたしに関して言えば、無駄かいなかの基準は
「自分の幸せに資するか否か」
という実にシンプルなものです。
ただ、この幸せを考えるにあたっては、なるべく科学根拠を重視しています。
で、わたしが出した結論はアクセプタンス&コミットメントセラピーにおける「価値」という概念を用いるという視点です。
まあ、お金の使い道って大事よねって話でした。
、、、うん、雑やね、、、ま、いっか。
ではね!
参考記事等
「やってはいけない無理のある節約」節約しすぎはストレスの元凶だ
「安物買いの銭失いの体験談」節約ばかりに目が行くと返って損をする
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