
ナルシストでもいいんか?



うむ、全然ナルシスでいいぞい!
一般に、ナルシストであることは悪い事であるとされる風潮があります。しかし、当のナルシスト本人たちをみていると、「あれ?なんか幸せそうではない?」と思ったりすることもしばしばです。そのため、個人のレベルではナルシストであることは、普通にいい事なのかもしれない、、と思ってしまう所があります。
そんな感じですから、ナルシストいてもいいのかそうではないのかについて、気になりますよね?結論から言うと、全然ナルシストでいいです。ナルシストでいい理由としては、以下の様なものがあげられます。
ナルシストでいい2つの理由





自己卑下するよりは、かなりマシってのが一番重要!
ナルシストは「自分大好きな人」ですが、これだけなら別に他害はなく、何も問題ではありません。それに卑屈インキャみたいになるくらいなら、多少図々しくてもナルシストの方が個人の幸福度という点でははるかにましです。とはいえ、他害が過ぎると長期的には苦しむので、自分を常に客観視して行動するのが最善でしょう。
自分を客観視できれば、ナルシストの悪い面を抑えられるので人間関係を悪化させずに済みます。まずは、日々のマインドフルネスを含むメンタルケアを徹底し、自分の感情を客観視できる状態を整えるのが大事です。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策をきちんと行うのは、なかなか大変ですよね?
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ナルシストでいい2つの理由





ナルシストで、いいんか?



うむ、ナルシストでいいんやで!
まずは、ナルシストでいい理由について、見ていきたいと思います。ナルシストでいい理由については、以下の通りです。
ナルシストでいい2つの理由
- 理由①:自己卑下するよりはかなりマシ
- 理由②:社会的に成功しやすい



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:自己卑下するよりはかなりマシ


ナルシストでいい理由の1つ目は、「自己卑下するよりはかなりマシ」というものです。
自己卑下(自己否定的な思考)はメンタルヘルスに深刻な悪影響を及ぼします。実際、低自己評価はうつ病や不安障害のリスクを高め、対人関係でも消極性を助長するとの報告がありますね。



まあ、そりゃそうだろうなあ、自己卑下なんていいわけないわ。
一方、適度なナルシシズム(健康的自己愛)は、自己肯定感を高め、ストレス耐性を向上させます。事実、以下の研究では、ナルシシズムの高い人はポジティブな感情を維持しやすく、逆境での回復力が高いことが示されていますよね。
個人の生きやすさにフォーカスした場合、あきらかに自己卑下に陥るよりも、自分を肯定的に見るナルシストの姿勢の方が、精神的な安定をもたらすのといえます。そういう意味では、ナルシストでいいといえるのです。
自己卑下するよりはナルシストである方がかなりマシ
理由②:社会的に成功しやすい


ナルシストでいい理由の1つ目は、「社会的に成功しやすい」というものです。
ナルシシズムは、自己主張やリーダーシップに必要な自信の源泉として機能します。事実、以下の研究によれば、適度なナルシシズムを持つ人は、職場での昇進や社会的影響力の獲得に成功しやすいとの報告がありますね。
参考:Double Jeopardy Upon Resumé Screening: When Achmed Is Less Employable Than Aïsha



確かに、ナルシストは出世しやすいイメージあるわ。
このような傾向は、ナルシストが自己PRに長け、目標達成への意欲が高いためです。例えば、就職面接やプレゼンで、自己愛の強い人は堂々とした態度で好印象を与えやすいことがわかっています
参考:What’s mine is mine and what’s yours is mine: The Dark Triad and gambling with your neighbor’s money
適度にナルシストであることは、キャリア形成にいおいてかなり有利なのです。
ナルシストは社会的に成功しやすい
ナルシストになることで得られる意外な3つのメリット





ナルシストになると、どんなメリットがあるん?



以下の3つのメリットがあるね。
つぎは、ナルシストになることで得られるメリットについて、詳しく見ていきたいと思います。ナルシストになることで得られる意外なメリットは、以下の通りです。
ナルシストになることで得られる意外な3つのメリット
- メリット①:ナルシスト男性は女性にモテやすい
- メリット②:ストレスへの耐性が向上する
- メリット③:目標達成へのモチベーションが高まる



それぞれ、詳しく見ていこう!
メリット①:ナルシスト男性は女性にモテやすい


ナルシストになることで得られる意外なメリットとして、まずは「ナルシスト男性は女性にモテやすい」というものがあげられます。
人によってはかなり意外かもしれませんが、ナルシシズムの高い男性は、対女性の魅力において優位性を持つことが研究で示されています。事実、以下の研究によれば、ナルシスト男性は自信、ユーモア、自己主張の強さから初対面で魅力的に映り、短期的な恋愛関係で成功しやすいとか。
参考:Narcissism, Interpersonal Self-Regulation, and Romantic Relationships: An Agency Model Approach.



えー、これは結構意外だわ。
特に、自己愛の「健康的」側面(誇大的自己愛より自尊心に基づくもの)は、女性から「頼りがいがある」と評価されやすい傾向があります。
この効果は、自己表現力や外見への投資(例:ファッションや身だしなみ)にも関連し、ナルシストの自己愛は社会的魅力を高める要因として機能するのだそうです。確かに、世の中を見てみるとナルシストってなんだかんだモテていますから、当然といえば当然なのかもしれませんね。
メリット②:ストレスへの耐性が向上する


ナルシストになることで得られる意外なメリットとして、「ストレスへの耐性が向上する」というものもあげられます。
ナルシシズムは、ストレスに対する心理的な防衛力の一種として機能します。実際、以下の研究では、ナルシストは否定的なフィードバックや失敗に対して、自己価値を過剰に守る傾向があり、結果として精神的なダメージが少ないことが示されています。
参考:Automatic Activation of Stereotypes: The Role of Self-Image Threat



なるほど、ナルシストはストレスに割と強いんか。
例えば、職場での批判を受けた際、ナルシストは「相手が間違っている」と捉えやすく、自己評価を維持するとか。まあ、早い話が「批判されても自分は悪くないと考えやすい」のがナルシストということです。これはちょっと、周りからしたら迷惑この上ない傾向とは言えます。
そのため、別にナルシストであってもいいですが、長期的な生きやすさを考えると、自分の行動や認識を状況に応じて戦略的であっても構わないのできちんと自制するすべを身に着けておく必要がありますね。
メリット③:目標達成へのモチベーションが高まる


ナルシストになることで得られる意外なメリットとして、「目標達成へのモチベーションが高まる」というものもあげられます。
ナルシシズムは、自己効力感(自分ならできるという信念)を高め、目標達成への意欲を強化します。事実、以下の研究では、ナルシストは競争的状況で高いパフォーマンスを発揮し、特に自己の優位性を示せる場面でモチベーションが上がることが確認されていますね。
参考:The performance of narcissists rises and falls with perceived opportunity for glory.



はー、自己効力感低いからうらやましいわ。
例えば、プロジェクトリーダーや公演など、目立つ機会においてナルシストは積極的に挑戦するので、成功率が高くなります。
この特性は、コミュ力の増強にも直結するので、ナルシストは対人関係での影響力においてもかなり有利に振る舞えるでしょう。
ナルシストでいいと開き直る場合の5つの注意点





ナルシストでいいと思う際の注意点とかある?



せやね、以下の5つは注意やね。
前述のように個人レベルで見た場合、ナルシストであることにはそれなりにメリットがあるので、ナルシストでも全然問題ありません。
ただ、そうはいっても、ナルシストであることには、それなりにもデメリットもありますので、ここでは、ナルシストでいいと開き直る場合に押さえておくべき注意点について紹介していこうと思います。ナルシストでいいと開き直る場合の注意点は、以下の通りです。
ナルシストでいいと開き直る場合の注意点
- 注意点①:他人への加害性は抑える
- 注意点②:いずれは自己肯定感を高める方向にシフトする
- 注意点③:ナルシストである自覚はきちんと持つ
- 注意点④:他者の成功を認め嫉妬をコントロールする
- 注意点⑤:自己愛を過剰に正当化しない



それぞれ、詳しく見ていこう!
注意点①:他人への加害性は抑える


ナルシストでいいと開き直る場合の注意点の1つ目は、「他人への加害性は抑える」です。
適度にナルシストである場合、先ほどふれたように、かなりメリットが多いといえます。しかし、ナルシストが行き過ぎると、他人に対して非常に大きな害を与えるようになっていってしまうのでここは大問題です。



ああ、あれでしょ、ジョブズとかもこのパターンでしょ?
実際、病的なナルシシズム(NPD: 自己愛性パーソナリティ障害)の場合、他人を軽視したり利用する傾向があります。以下の研究によると、過度なナルシストは共感性が低く、対人関係での衝突や孤立を招きやすいとの示唆がありますね。
参考:Interpersonal dysfunction in personality disorders: A meta-analytic review.
自己愛を肯定する際は、相手の感情を尊重し、支配的態度を控えることが重要といえます。例えば、相手の意見を聞く時間を意識的に増やすことで、加害性を幾分抑えられるでしょう。
ナルシシズムが行き過ぎれば、あっという間に周囲から人が離れていき孤立するので、最終的にはいい結果になりません。ナルシストでいいと開き直る際は、十分にこの点には気を付けたいものです。
「補足」自己肯定感とナルシストの違い
自己肯定感(高い self-esteem)は、自分を価値ある存在と安定的に受け入れる感覚である。高い自己肯定感は、他者との比較や評価に過度に依存せず、高い自己肯定感は、心理的健康・抑うつの低減・対人関係の安定に結びつくことが多い。
メタ分析では、自己肯定感が高い人ほど精神的健康が良好であり、幸福感も高いとされている。
一方、ナルシシズム(特に尊大型)は自己を過大評価し、特別で優れていると誇示する傾向にある性格であり、外部からの賞賛・承認に依存しやすく、自己イメージを守るために他者を利用・支配することがある。
一見、ナルシストは自信があるようにみえるが、しばしば不安定で脆弱な自己評価に裏打ちされているといえる。
実際、研究では、ナルシシズムは高い顕示性・優越感と結びつく一方で、脆弱性(拒絶への過敏さ、攻撃性)と同居することが示されている。
注意点②:いずれは自己肯定感を高める方向にシフトする


ナルシストでいいと開き直る場合の注意点の2つ目は、「他人への加害性は抑える」です。
ナルシシズムは一時的な自信ブーストに有効ですが、長期的視点で見た場合、いつまでもナルシストにとどまるのではなく、どこかで自己肯定感を高める戦略に切り替えた方が得策といえます。



でも、ナルシストでこまることあるんか?
というのも、ナルシシズムに基づく自信は外部の承認に依存しやすく、不安定だとの報告が存在しているからです。ナルシストの自信は、実は結構もろいんですよね。
それに対して、自己肯定感は「自分の短所も長所も含むありのままの自分を受け入れる感覚」であるため、他者からの承認に基本的に依存しない、自己完結した概念です。つまり、ナルシストは他人からの評判に感情を著しく左右されますが、自己肯定感は常に一定。
長期的な成功や人間関係の豊かさを手にしたいなら、自己肯定感を高める戦略の方が賢明なのです。自己肯定感を高めるためには、直接高めにかかるより「自分の大事にしたいもの」を見つけそれに沿って生きる方が最適だったりします。自分の大事にしたいものを見つけたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
注意点③:ナルシストである自覚はきちんと持つ


ナルシストでいいと開き直る場合の注意点の1つ目は、「他人への加害性は抑える」です。
自己愛の強さを自覚しないと、無意識に傲慢な態度を取りかねず、その結果孤立を極め、気が付いたら「こんなことになるとは、、」と後悔することになりかねません。



ふむ、自分を正しく認識するって大事なんね。
ちなみに、以下の研究によれば、ナルシストは自己評価が脅かされると攻撃的になる傾向があるとされます。他人からの批判の中には、自分を高めたり他者と良好な人間関係を築くために有用な示唆もたくさんあるものです。独りよがりにならないようにする事が、大事というわけです。
自己愛の傾向を客観的に認識し、フィードバックを受け入れる姿勢を持つことが重要といえます。専門家のカウンセリングや自己分析ツールを活用すると、自己理解が進むかもしれません。
注意点④:他者の成功を認め嫉妬をコントロールする


ナルシストでいいと開き直る場合の注意点の4つ目は、「他人への加害性は抑える」です。
ナルシストは他者の成功に対して嫉妬や競争心を抱きやすい傾向にあります。 実際、以下の研究では、ナルシシズムの高い人は他者の優位性を脅威と捉え、関係悪化を招くことが示されています。
参考:Unraveling the Paradoxes of Narcissism:A Dynamic Self-Regulatory Processing Model



んー、確かにこれは、、、だろうな、、って感じ。
このような傾向をふまえて、意識して他者の成功を素直に称賛する、もしそれが難しくとも、嫉妬をポジティブな動機(例:自己成長)に変換する努力は欠かせません。
こうした努力の積み重ねによって、健全な人間関係を構築・維持できます。
注意点⑤:自己愛を過剰に正当化しない


ナルシストでいいと開き直る場合の注意点の5つ目は、「他人への加害性は抑える」です。
「ナルシストでいい」と開き直るのは問題ないのですが、過度に正当化すると現実認識が歪むリスクがあります。



確かに、それはわかる気がする。
事実、以下の研究では、過剰な自己愛が非現実的な期待や失敗への脆弱性を生むとの報告があります。
参考:The narcissism epidemic: Living in the age of entitlement.
例先ほどの内容とやや重複しますが、客観的な自己評価を定期的に行って、客観と主観のバランスを保つように努めるのが大事ですね。
ナルシストでいいのではと思う時にありがちな疑問





まだ、気になることがあるんよねえ。



んじゃ、最後に疑問にこたえていこうかの。
ナルシストでいいのではと思う時にありがちな疑問に対して、回答していこうと思います。
疑問①:ナルシシズムは遺伝するの?


ナルシシズムには、遺伝的要因がある程度関与するとされています。実際、以下の研究では、ナルシシズムの特性の約40-60%が遺伝的要因によることが示されていますね。
参考:A behavioral genetic investigation of the Dark Triad and the Big 5
とはいえ、環境(例:親の養育スタイルや社会的承認)も大きく影響します。例えば、過保護や過剰な賞賛はナルシシズムを助長する場合があるため、バランスの取れた子育てが重要です。
疑問②:ナルシシズムって病気では?


適度なナルシシズムは正常範囲内であり、なにも問題ありません。なお、ナルシシズムが病的(NPD)かどうかは、DSM-5(アメリカ精神医学会の診断基準)に基づいて評価されます。
主な基準は、誇大的な自己像、過剰な承認欲求、共感の欠如など9項目のうち5つ以上該当する場合とされていますね。
参考:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (DSM-5-TR)
疑問③:ナルシストは自己肯定感が高いの?


ナルシストは自分のことが大好きですが、それはあくまでも「自分の長所」にフォーカスしての話です。彼らの精神状態は、自分の欠点に対してはできるだけ直視したくない(欠点を認めたら耐えられない)と思っているため、「自分のありのままを受け入れる感覚」である自己肯定感が高い状態とは、かなりかけ離れています。
ナルシストでいい!ただし最終的には自己肯定感が高い状態を目指そう!


ナルシストで、全然いいです。少なくとも、自分のことが嫌いで卑屈になってしまうような事態と比べたら、ナルシストの方が確実に幸福感が高くなるので、はるかにましといえます。ただ、あくまでもナルシストは過渡期であり、最終的には自己肯定感が高い嬢を目指すのが最善です。
というのも、長期的に見た時にナルシストだと人間関係が悪化したり、何かのタイミングで自分のことを嫌いになって自信が地の底に落ちたりすることもありうるからです。少なくとも、日々マインドフルネスを含むメンタルケアを徹底し、精神状態を整えつつ自分の感情を客観的に見れるようになっておくのがベストですね。



冷静さがないと、人生失敗ばっかりになるかんね。
ただ、自分だけで日々メンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。
また、Awarefyを使えば月額1,200円で手軽に効果的なメンタルケア(マインドフルネスを含む)が始められるので、経済面も安心です。さあ、メンタルケアアプリのAwarefyを使って、人間関係と人生を豊かにしていくための下地を整えていきましょう!
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