賢い人は戦わない?賢くても戦うべき3つの瞬間

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    にゃるもん

    賢い人は、戦わないって本当なの?

    ぐれん

    基本的には、それは間違っておらんね。

    しばしば、賢い人は戦わないといわれます。確かに、賢い人でむやみやたらに相手に喧嘩を売ったり、ちょっとしたことでかみついたりといった事をしている人はまずいない気がするものです。とはいえ、いわゆる頭の回る人でも、血の気の多い人は普通に他人に暴言を吐いたり、口論をしたりしているような気もします。

    ですから、賢い人は戦わないという言葉は、正しいのか気になりますよね?結論から言うと、賢い人は戦わないというのは、基本的には正しいです。賢い人が戦わない理由としては、おもに以下の2つがあげられます。

    賢い人は戦わない理由

    賢い人は戦わない理由
    ぐれん

    賢い人はデメリットが大きすぎるので、基本戦わないんよね。

    たいていの場合において、デメリットが大きいので賢い人は戦わないものです。ただ、賢い人はここぞという時には、きちんと戦います。賢い人は、戦うべき時とそうでない時を普段から判断しているのです。ただ、状況の正確な判断を行うためには、メンタルの安定が、絶対条件です。

    メンタルが不安定だと、ちょっとしたことで頭に来たり状況を読み間違って無駄な戦いに身を投じる事人もなりかねません。できる限り日ごろからメンタルケアを徹底しメンタルを安定させるのが非常に重要です。とはいえ、自力で日々のメンタルケアを効率的に行うのはなかなか大変ですよね?

    ですが、メンタルケアアプリのAwarefyを使えば、手軽に日々効果的なメンタルケアができるので、とても便利です。また、Awarefyは月額550円でき、経済的負担が大変少ないのも魅力です。日々のメンタルケアをコスパよく行いたい方は、ぜひAwarefyを利用してみてくださいね!

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    目次

    賢い人が戦わない2つの理由

    にゃるもん

    賢い人が戦わない理由って、なんなん?

    ぐれん

    賢い人が戦わない理由は、主に以下の2つやね。

    冒頭でも申し上げた通り、「賢い人は戦わない」という言説は、基本的には間違っていません。賢い人が戦わない理由は以下の通りです。

    賢い人が戦わない2つの理由

    • 理由①:不要な対立はデメリットが大きい
    • 理由②:関係を損なったときのリスクが大きい
    ぐれん

    それぞれ、詳しく見ていこう!

    理由①:戦うと大体デメリットの方が大きい

    賢い人が戦わない理由としては、まず「戦うと大体デメリットの方が大きいこと」があげられます。

    誰かと敵対し戦うとなると、認知資源はもちろん時間やその他労力といった様々なものを戦いに投入しなくてはいけなくなります。そのため、相応のメリットと勝算がない限りは、戦っても大損するんですよね。

    にゃるもん

    まあ、たしかになあ。

    例えば、何らかの問題を解決しようとした際に、敵対関係に陥った場合などは、特にこの戦っても大損する傾向が強くなると思います。実際、職場などで協力関係を結んで問題解決にあたった方が良い場合は、多いですよね。一々、意見を戦わせて、相手をやり込める事には何の益もない、、、という事です。

    また、そもそも孫氏の兵法にもあるように、戦わずして勝つ、つまり「戦う前に戦えばすぐに勝てる状態を整えておきその上で勝つべくしてかつ」のが最高の勝ちでもあります。ろくに勝算もない状態で、勝負を挑むのはおよそバカ者のやる事といっても言い過ぎではないでしょう。

    理由②:関係を損なったときのリスクが大きい

    賢い人が戦わない理由として、「関係を損なったときのリスクが大きいこと」もあげられます。

    「雨降って地固まる」とか「喧嘩するほど仲がいい」なんてことわざがありますが、実際には、戦わない方が良いに決まっていますよね。特に、勝ち負けにこだわって、戦うのはどっちが勝っても負けてもいい結果にはならないものです。

    にゃるもん

    そうねえ、、それに恨みを買ってもいいことないしな。

    実際、戦っていかに相手を打ち負かすかよりも、「いかに相手を説得し自分の仲間に引き入れ協力してもらうか」を考えた方が賢いです。それに、敵対して完膚なきまでに打倒したとしても、それで強い恨みを買ったらあとでどんな報復を受けるかもわかりません。

    敵対する相手に対して「なんだこいつ?」と腹が立ったとしても、まずは「理解し合う」ことを優先し、相手の立場をまず聴く姿勢を取るのが賢明といえます。また、どうやっても話し合いになりそうにない相手は、最初から相手にしないのも大事ではあります。「三十六計逃げるに如かず」とは、よく言ったものです。

    賢い人が戦わない場合に気を付けている4つのこと

    にゃるもん

    賢い人が戦わない場合に、気を付けている事ってなんなん?

    ぐれん

    およそ、以下の4つやね。

    つぎは、賢い人が戦わない場合に、気を付けていることについてふれていきたいと思います。賢い人が戦わない場合に、気を付けている事は以下の通りです。

    賢い人が戦わない場合に気を付けている4つのこと

    • 感情のセルフモニタリング
    • 相手の意図の推測
    • 境界線の明確な設定
    • 戦う事のメリデメの判断
    ぐれん

    それぞれ、詳しく見ていこう!

    冷静でいられるための努力

    賢い人が戦わない場合に気を付けていることの1つ目は、「冷静でいられるための努力」です。

    前述のように、誰かと戦うためには、非常に多くのリソースが必要になるので、しょっちゅう戦っていたら身が持ちません。そのため、賢い人は自分の感情を常に観察し、不要な対立を避けるための冷静さを保る努力を日ごろから行っています。

    にゃるもん

    冷静さと保つといっても、なにすればいいん?

    冷静さを保つためには、いろんな方法がありますが、その中でも特に手軽に実践しやすいものとしては、深呼吸や簡単なセルフモニタリングがありますね。

    セルフモニタリングとは自分の言動や周囲の状況や行動を客観的に観察することで自分の感情や行動をコントロールする方法のこと

    例えば、誰かに非難されたりちょっと不愉快な事を言われた際は誰でも頭にくるものですが、一度深呼吸してから「今自分は~と感じている」等と改めて自分の感情変化に意識を向けると、多少の怒りであれば制御が可能です。

    相手の意図の推測

    賢い人が戦わない場合に気を付けていることの2つ目は、「相手の意図の推測」です。

    対立を避けるには、相手の意図や感情を理解することが重要になります。事実、以下の研究では、相手の動機を正確に読み取ることで誤解や衝突を減らせるとされていますね。なお、私見ですが、対立を避けるのがうまい人は、eq(感情知性)が高い傾向にある気がします。

    参考:Social intelligence: The new science of human relationships.

    にゃるもん

    冷静さと保つといっても、なにすればいいん?

    例えば、同僚が普段とは違って攻撃に見える発言や行動をとっているのを目撃した際、すぐにそれに感情的に反応するのではなく、その背景にストレスや何がしかに対する不安などがあると推定し理解を示す、、といったような感じでしょうか。もっとも、限度はありますけどね。

    なお、相手の言葉の裏にある意図を推測すること自体は、不要な争いを避けるために有用ですが、考えすぎて悩まないようにしましょう。あくまでも、「争いを避けるための手段として推測する」のであって、「嫌われないために相手の意図を読む」わけではありません。変に機嫌を取る必要などないので、そこは注意です。

    境界線の明確な設定

    賢い人が戦わない場合に気を付けていることの3つ目は、「境界線の明確な設定」です。

    戦わないためには、適切な境界線、つまり「ここから先への侵入は許さない・ここから先の話には関わらない」といった防衛線を設定することが不可欠になります。

    にゃるもん

    なるほど、境界線ねえ。

    例えば、 家族の過干渉に対して、「この話題は今は話したくない」などと穏やかに伝えて距離をとるとか、理不尽な事で言いがかりをつけられても「この件に私は一切関係ない。ただ八つ当たりされているだけなのでどうでもいい」などと考え心理的距離をとって冷静になるといった具合でしょうか。

    もっとも、この境界線の設定も相手への伝え方を間違えると、そこから一気に全面的な戦いへと発展しかねないので、配慮が必要ではあります。伝え方については、以下のアサーションに関する記事が参考になると思うので、気になる方は見てみて下さいね。

    参考:

    戦う事のメリデメの判断

    賢い人が戦わない場合に気を付けていることの4つ目は、「戦う事のメリデメの判断」です。

    先ほどふれたように、基本的に戦って得られるものなど、普段はそこまで大きくありません。戦いは勝っても負けても総合的に見たら損する事がほとんどなので、やるだけ損なのが実情なわけです。

    にゃるもん

    確かに、戦うのは労力をハンパなく使うよね。

    ただ、時には後述するように戦う事のメリットがデメリットを超過する場合があります。このような場合は、多少大変でもきちんとメリット確保のために戦った方が良いのです。賢い人は、こうした戦いによって得られるメリットと被るデメリットをしっかり把握し、天秤にかけた上で戦うべきか否かを常に目ざとく判断しています。

    平時に無駄な戦いをしないのは賢明ですが、しかるべき時に及び腰になって戦いを避けるのはただの臆病といえるでしょう。きちんと、しかるべき時には、戦う姿勢を見せたいものです。

    賢い人でも戦うべき3つの瞬間

    にゃるもん

    賢い人でも戦うべき瞬間って、どんなときなん?

    ぐれん

    賢い人でも戦うべき瞬間は、以下の3つやね。

    基本的に、戦いは得るものよりも失うものの方が多く、やるだけ損だったりします。しかし、時にはメリットがデメリットを超過して、戦う必要がある時もあるものです。そこで、ここでは賢い人であっても戦うべき瞬間について見ていきたいと思います。

    賢い人でも戦うべき瞬間は、以下の通りです。

    賢い人でも戦うべき3つの瞬間

    • 瞬間①:自分の重要な価値観が攻撃された時
    • 瞬間②:相手に牽制が必要である場合
    • 瞬間③:長期的な目標達成に不可欠な時
    ぐれん

    それぞれ、詳しく見ていこう!

    瞬間①:自分の重要な価値観が攻撃された時

    賢い人でも戦うべき瞬間の1つ目は、「自分の重要な価値観が攻撃された時」です。

    自分の核となる価値観(例: 正義、誠実さ)が侵害された場合、戦うことは自尊心を保つために必要な事もあります。

    にゃるもん

    そうかもねえ、確かに。

    ちなみに、心理学の自己一致理論によれば、価値観と行動の不一致は精神的ストレスを引き起こすとされていますから、戦い方は選ばなければいけないもののきちんと抵抗する事も必要なのです。

    参考:On becoming a person.

    なお、戦う際の基本は、やはり何と言ってもデータや客観的事実に基づいて抵抗する事でしょう。非合法的な手段で戦った場合、その瞬間は対立相手をやり込める事が出来ても、のちに自分が不利になるのが落ちですからね。

    必要なら刑事告訴や民事訴訟などといった法的処置によって、対抗していきましょう。

    自分の重要な価値観が攻撃された時は賢い人でも戦う必要がある

    瞬間②:相手に牽制が必要である場合

    賢い人でも戦うべき瞬間の2つ目は、「相手に牽制が必要である場合」です。

    賢い人は基本的に対人トラブルを避けるために、謙虚で物腰柔らかなことがほとんとどですが、そのような柔和な姿勢を弱さや自信のなさの表れとしか見れないような人も一部存在します。

    にゃるもん

    ああ、、、確かに、そうした人を見る目のない人はいるね

    こうした人たちは、以前の記事でも触れたように、謙虚に振る舞っている人を搾取対象であると認識して、露骨に理不尽な要求を突き付けたり下に見た対応をしてくるようになります。

    参考:

    こうした状況は基本的に放置しない方がよいので、きちんとこうした仕打ちに対してはやり返すの重要です。証拠を集めて法的手段をとる、理不尽な要求は突っぱねる、間違った噂を流されでも事実をもって訂正し泣き寝入りしない、、などとにかく相手にやり返されたらただでは済まないと思い知らせてやりましょう。

    相手に牽制が必要である場合は賢い人でも戦う必要がある

    瞬間③:長期的な目標達成に不可欠な時

    賢い人でも戦うべき瞬間の3つ目は、「長期的な目標達成に不可欠な時」です。

    キャリアや人生の目標達成のために、あえて戦う選択をしなくてはならない場面もあります。例えば、自分がどうしても昇進するためにライバルと戦う必要があるとか、自分の人生の主導権を毒親から取り戻すためにあえて戦う選択をするとかそういった感じでしょうか。

    にゃるもん

    ふむふむ。

    このような場面こそ、賢い人であっても、戦わねばならない時の最たるものといえます。平時は、戦う事に益などまずありませんが、自分の人生のおいて多大な影響を及ぼす選択をする際に立ちはだかる敵に対しては容赦してはいけません。

    なお、このように戦うべき時に戦う決断をするためには、そもそも自分の人生の主導権を自分が所有していると疑いなく信じることが不可欠です。以下の記事は、そのような思考を獲得する一助になると思うので、気になる方は参考にしてみてくださいね。なお、以下の記事は公式ライン登録者限定記事です。

    参考:神になる方法とは?今すぐできる神になる方法3ステップ!

    長期的な目標達成に不可欠なときは賢い人でも戦う必要がある

    賢い人は戦わないのか気になる時によくある質問

    にゃるもん

    まだ、気になる事があるんよ。

    ぐれん

    んじゃ、最後に疑問にこたえていこうかの。

    最後に、賢い人は戦わないのか気になる時によくある質問について、回答していきたいと思います。

    質問①:賢い人が戦う時どんな準備をすべきですか?

    戦う前には、刑事事件として立件する等といった明確な目標を設定して、証拠の確保などといった準備をすると必要があるでしょう。また戦う時は、相手に不意打ちをくらわせ効果的にダメージを与えるためにも、こちらの動きを読まれないように感情の管理を徹底する事も重要です。

    質問②:戦わずにストレスを溜め込むのは危険では?

    確かに、戦わずにただなされるがままになってストレスをため込むのは危険です。マインドフルネスなどで認知を鍛え、スルーできる程度であれば問題ありませんが、耐えることがしんどいと予想される場合は、少しでも早く敵対する人物から距離を置くことが重要になります。

    質問③:戦わないことは弱いことでは?

    戦うべき時に逃げるのは弱さですが、戦わないことは自己制御の強さの表れでもあります。向けられた敵意や悪意などに常に気を張って、戦いを挑んでいくのはリソースの無駄使いであり賢明な選択ではありません。戦うべき時に徹底的に戦い、戦うべきでない時には徹底的に戦いを避けるのが賢い選択です。

    賢い人が戦わないのは間違いない!しかし戦うべき時もあるから気を付けて!

    たいていの場合、戦ってもメリットが大きくないため、賢い人は戦わないものです。しかし、自分の価値観を著しく侵害されたり牽制が必要な場合などは例外的に、かしこぶらずに反撃する必要があります。賢い人は戦わないという言葉は、「賢い人は絶対に戦わないという意味ではないこと」に注意が必要です。

    賢い人ほど戦うべき時と戦うべきでない時を、きちんと判断しています。なお、戦うべきかを適切に判断するためには、安定したメンタルが不可欠です。もしメンタルが不安定だと、すぐに感情的になって墓穴を掘りかねません。そそのため、日々のメンタルケアを徹底し冷静さを保つように努めるのが重要です。

    ぐれん

    戦いは、感情的になった方が負けや。

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