開き直りは最強?開き直りを有効活用する最強の3つのコツ!

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おにぎり

もしかして、開き直りって最強なのでは?

ぐれん

有無、その意見一理あるんよね。

「開き直る」という表現は、一般的にはあまりいい意味ではありません。しかし、あれこれ悩んでいるくらいだったら、「もう、~なんだから仕方ないじゃん!」と開き直った方がストレスも減るしうまくいくこともある気がしますね。私にも、経験があります。

そんな感じですから、開き直りはある意味で最強なのではないかと、思ってしまいますよね?結論から言うと、開き直りがある意味で最強と言える理由には、以下の様なものがあります。

開き直りが最強な理由

開き直りが最強な理由
ぐれん

やはり、他者評価に縛られなくなるのが一番のメリットやね。

「開き直る」とは辞書的には「居直ってふてぶてしい態度に様変わりするさま」ですから、いい意味ではつかれないので通例です。しかし、開き直ってしまえば、他者評価に縛られなくなれるのは大きなメリットです。あれこれくよくよ悩みがちな方は、思い切って開き直ってしまうのもありかもしれませんよ。

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目次

開き直りが最強な3つの理由

おにぎり

開き直りが最強な理由って、どんなもん?

ぐれん

理由は、以下の3つやね。

まずは、開き直りが最強な理由について、見ていきたいと思います。開き直りが最強な理由は、以下の通りです。

開き直りが最強な理由

  • 理由①:行動量が爆増する
  • 理由②:他者評価に縛られなくなる
  • 理由③:問題解決モードに切り替わる
ぐれん

それぞれ、詳しく見ていこう!

理由①:行動量が爆増する

開き直りが最強な理由の1つ目は、「行動量が爆増する」です。

人は得てして、「あれが起こったら困る」とか「見通しがまだよくわからない、、」等と、自分がやりたいと思っている事があっても、二の足を踏みがち。しかし、実際には、「とりあえずやってみる」が有効な場面は多いものです。

おにぎり

ふむ、せやな、やらないとはじまらんもんな。

それに、質は量からしか生まれないので、「以下に試行錯誤をするか」は成功を目指す上では非常に重要な視点といえます。

特に、メタ分析では、完璧主義と遅延は強く結びつくことが示されているので、完ぺき主義の人ほど意識的に開き直って「とりあえずやってみる」というスタンスになる事が大事です。

参考:A Meta-analytic and Conceptual Update on the Associations Between Procrastination and Multidimensional Perfectionism

理由②:他者評価に縛られなくなる

開き直りが最強な理由の2つ目は、「行動量が爆増する」です。

外的承認ばかりを評価基準にすると動機付けや幸福に悪影響が出ます。一方で、自己の内発的・自律的動機づけを保てると、行動の質と持続力が高まるものです。

おにぎり

確かに、他人の目ばかり気にしているんだから、そうよな。

開き直りは「外評価を手放す」ことと同義であるため、開き直りによって内的資源が取り戻され行動の質と持続力が顕著に増加するでしょう。

参考:Self-Determination Theory and theFacilitation of Intrinsic Motivation,Social Development, and Well-Being

なお、自分軸を確立しておくと開き直りやすくなるはずです。いざという時に、開き直りたい方は、以下の自分軸の作り方についての記事を参考にしてみて下さいね。

参考:自分軸の作り方とは?自分軸を作る事によって得られる5つのメリット!

理由③:問題解決モードに切り替わる

開き直りが最強な理由の3つ目は、「問題解決モードに切り替わる」です。

社会的評価への恐れやストレスは生理反応(コルチゾール増加など)や前頭前皮質の機能低下を引き起こし、冷静な判断・問題解決を阻害します。

おにぎり

やっぱ、ストレス多くていい事ないんやな、、。

つまり、思考のリソースが恐怖への対処でいっぱいいっぱいになって、今やすべきことに対してリソースをさけない状態になるというわけです。

開き直ることで過度の恐怖や恥から距離を取り、必要なリソースを取り戻し課題解決に一気に突入することが可能になります。

参考:Acute stressors and cortisol responses: a theoretical integration and synthesis of laboratory research

 なお、恐怖や恥から距離を置きたいのであれば、マインドフルネス瞑想を実践して意識の使い方に習熟するのがベストでしょう。マインドフルネス瞑想について、詳しく知りたい方は以下の記事を見てみて下さいね。

参考:不安は自分で作り出している?今すぐ解放される3つの簡単な方法!

開き直りが最強に有効な4つの場面

おにぎり

開き直りが最強に有効な場面には、どんなものがあるん?

ぐれん

以下の3つの場面が、代表的やろな。

つぎは、開き直りが最強に有効な場面について、詳しく見ていきたいと思います。開き直りが最強に有効な場面は、以下の通り。

開き直りが最強に有効な場面

  • 場面①:失敗・恥を恐れ行動が止まっているとき
  • 場面②:人生の方向性が迷子になったとき
  • 場面③:どうやってもアンチや批判が出る状況
ぐれん

それぞれ、詳しく見ていこう!

場面①:失敗・恥を恐れ行動が止まっているとき

開き直りが最強に有効な場面の1つ目は、「失敗・恥を恐れ行動が止まっているとき」です。

行動量が結果につながる分野(創作、営業、告白、挑戦的学習)では、開き直りが成果に直結する傾向にあります。

おにぎり

ふむ、確かに量が大事なら、開き直りが大事よな。

先ほども言ったように、完ぺき主義になると万が一の失敗リスクに気が行ってしまって、二の足を踏んでしまうんですが、質は量から生まれるものなので、「こまけえことはいいんだよ!とりあえずやってみろ」というのが現場的には大正解でしょう。

参考:A Meta-analytic and Conceptual Update on the Associations Between Procrastination and Multidimensional Perfectionism

悩んでいるよりも、まず何かしら仮説を立てて実行してみるのが大事なので、悩みが多い時は開き直りが大事ですね。

場面②:人生の方向性が迷子になったとき

開き直りが最強に有効な場面の2つ目は、「人生の方向性が迷子になったとき」です。

色々と挫折や失敗の連続に見舞われるなどして、人生の方向性を見失ってしまう時もあるでしょう。一時的にそんな時に精神の回復を待つために、じっとしているのも悪い選択ではありません。しかし、ずっとそのままでいるわけにもいかないのも事実ですよね。

おにぎり

そうなんよね、、いつまでもじっとはしてられないのよね。

そこで、いずれは開き直って、「もういい!今やれることをどんなに小さくてもいいからやろう!」と意を決する必要があります。実際、開き直って小さく動きながら調整する方が現実適応が早いですね。

さらにいうと、成長志向の心的枠組みがあると挫折からの回復が速いことも知られています。

参考:Mindsets: A View From Two Eras

場面③:どうやってもアンチや批判が出る状況

開き直りが最強に有効な場面の3つ目は、「どうやってもアンチや批判が出る状況」です。

どんなにいい人柄の人であっても、万人から好かれて一切批判をされない、、という事はあり得ません。例えば、純粋な善意から清掃活動や保護猫活動、子ども食堂への募金などなど、、様々なボランティア活動に精を出す人に対しても、「また偽善クサい事を。パフォーマンスだろ」等と心ない事を言う人もいるでしょう。

おにぎり

本当ね、どんなにいいことしてても悪口は言われるね。

そんな状況なので、誰でも時には「どう頑張って釈明しても批判の雨がやまない」という状況に立たされることもあるでしょう。こうした場合こそ、開き直って「何が悪い!勝手に言ってろ!」等と批判に屈しないような強気な姿勢を持つことが重要になります。

特に、発信者やクリエイターとして活動されているような方は、こうした姿勢を表明はせずとも持っておく必要はあるのではないかと思ったりしますね。

開き直ってはダメな5つの場面

おにぎり

開き直ってはダメな場面についても、おしえてほしいんよ。

ぐれん

ふむ、開き直っちゃダメなのは、以下の5つの場合やね。

ここまで見た着たように、開き直りが有効な場面はかなり多いです。しかし、当然ながら、開き直りが全く適当でないような場面も存在しています。そこで、ここでは改めて開き直ってはダメな場面について、整理していきましょう。

開き直ってはダメな場面は、以下の通りです。

開き直ってはダメな場面

  • 場面①:相手に直接的な被害が出ているとき
  • 場面②:自分の成長機会から逃げるために使うとき
  • 場面③:同じ失敗を繰り返しているのに改善しないとき
  • 場面④:責任が明確に自分にあるとき
  • 場面⑤:現実のラインを見失っているとき
ぐれん

それぞれ、詳しく見ていこう!

場面①:相手に直接的な被害が出ているとき

開き直ってはダメな場面の1つ目は、「相手に直接的な被害が出ているとき」です。

当たり前と言えば当たり前ですが、開き直ることで誰かに明確な実害が出る場合は、開き直るべきではありません。

おにぎり

ふむ、たしかにそれはそうやな。

たとえば、遅刻・不履行・金銭トラブルなど、他者の権利を侵害している場合、開き直ってしまったは信頼破壊につながるので、まずは責任をとることが大事になりますね。

場面②:自分の成長機会から逃げるために使うとき

開き直ってはダメな場面の1つ目は、「自分の成長機会から逃げるために使うとき」です。

開き直りが有効に作用するのは、あくまでも「積極的に状況改善に向かって努力をしている状況」に限ります。

おにぎり

ふむ、行動ありきってことなんやな。

そのため、「これが自分だから」などと言って努力・学習を放棄するタイプの開き直りは逃避でしかなく、何の益もありません。開き直りは改善行動とセットで使うべきなんですよね。

場面③:同じ失敗を繰り返しているのに改善しないとき

開き直ってはダメな場面の1つ目は、「同じ失敗を繰り返しているのに改善しないとき」です。

開き直って何度も何度も挑戦したにもかかわらず、同じような失敗を繰り返している場合、根本的なやり方に問題があるので、そのまま何度試行錯誤しても結果は変わらないでしょう。

おにぎり

たしかになあ、、やり方がまずいと失敗しかせんよなあ、、。

正味、行動量があるだけで学習が伴わなければ、単なる暴走になんですよね。そのため、失敗が何度も続く場合は、あえて開き直りの程度を緩めてやり方を見直した方がいいと思います。

場面④:責任が明確に自分にあるとき

開き直ってはダメな場面の4つ目は、「責任が明確に自分にあるとき」です。

先ほどふれた内容をも多少重複しますが、自分が他人に対して責任を持っている場合、安易に開き直るのは問題といえます。

おにぎり

そうよなあ、安易に開き直ると大勢が影響受けるもんなあ。

現実的に考えて、信頼は一度失うと回復が難しいので、他者に責任を負っている、特に自分がリーダーとして組織やチームを率いる場合は、開き直るかどうかを決める際は慎重であるべきでしょう。

自分の直感だけを頼りに、「~でやっていく!」等と安易に開き直って直進していくのは、やはりよくないですよね。

場面⑤:現実のラインを見失っているとき

開き直ってはダメな場面の5つ目は、「現実のラインを見失っているとき」です。

開き直ることで、爆発的な行動力が得られるのは間違いありません。しかし、根拠なき挑戦は単なる博打と変わりませんよね。

おにぎり

たしかに、そうよな。博打で間違いないわな。

すくなくとも、後述するように、開き直る前に「最悪でも生き延びる策」を確認しておくことが必須といえます。

開き直りを有効活用する最強の3つのコツ

おにぎり

開き直りを有効活用するコツ、しりたいねん。

ぐれん

ふむ、有効活用したいなら、以下の3つに気を付けるとよいぞい!

つぎは、開き直りを有効活用するコツについて、詳しく見ていきたいと思います。開き直りを有効活用する最強のコツは、以下の通りです。

開き直りを有効活用する最強の3つのコツ

  • コツ①:やることをやった上で開き直る
  • コツ②:結果ではなくプロセスに評価基準を置く
  • コツ③:最悪の状況でも生き抜く策を常に考えておく
ぐれん

それぞれ、詳しく見ていこう!

コツ①:やることをやった上で開き直る

開き直りを有効活用する最強のコツの1つ目は、「やることをやった上で開き直る」です。

先ほどふれたように、無策で開き直ってしまったら、とんでもなく悲惨な結果が生まれるかもしれません。そこで、事前にリスクヘッジする目的で、「あらかじめ何をしておけばリスクが減るか」と計画してみるのが最善です。

おにぎり

ふむ、リスクヘッジは大事やな。

そして、あらかじめチェックリストを作成したら、その項目をきちんとこなします。

その段階で、リスクがかなり減っているはずですから、あとは自分の決めた方向に開き直って直進するといいでしょう。もっとも、定期的に歩を緩めて、自分の現状を確認する機会は設けたいですね。

開き直りを有効活用したいならやることをやった上で開き直ろう

コツ②:結果ではなくプロセスに評価基準を置く

開き直りを有効活用する最強のコツの2つ目は、「結果ではなくプロセスに評価基準を置く」です。

やみくもに開き直っても、自分が望む結果が得られない可能性が高いです。しかし、結果(売上・試験に合格・モテる・体重減少など)を目的地に置きつつ、到達に向けた行為(プロセス)を測り続ければ行動が安定し学習速度が上がり、結果が得やすくなります。

おにぎり

ふむふむ。

なお、具体的には以下の様な手順で行っていくといいでしょう。

STEP
結果を1文だけ決める

例:「3ヶ月でTOEIC +100点」など

STEP
行動(プロセス)を3つだけ決める
STEP
今日の達成を◯か×でつける
STEP
週1回だけ3つの質問に答える

以下の質問に30秒以内ずつで答えていく。

  1. 何が一番できた?
  2. 何が一番できなかった?
  3. 来週の改善点は1つだけ?
STEP
結果は月に1回だけ見る

結果を毎日見るとメンタルが揺れるが、月1にするとブレずに続けられる。

開き直りを有効活用したいならやる結果ではなくプロセスに評価基準を置こう

コツ③:最悪の状況でも生き抜く策を常に考えておく

開き直りを有効活用する最強のコツの3つ目は、「最悪の状況でも生き抜く策を常に考えておく」です。

先ほどふれたように、開き直る際は、「ここまでなら大事にならない」とか「何とか生き延びられる」というベースラインを把握しておくことが、重要でした。

おにぎり

最悪の状況に備えておけば、万が一も安心やね。

そこで、そうしたベースラインを設定する手順について、簡単に示してみると以下の通りとなります。

STEP
「最悪になってもどうなるか」を言語化(具体的数字や支援先を設定)
STEP
そのラインが「短期的には耐えられる」かを確認する

例:貯金、家族、支援ネットワーク

STEP
心理的安全性が確保されたら開き直って踏み出す

開き直りを有効活用したいなら最悪の状況でも生き抜く策を常に考えておこう

開き直りが最強だと思う時にありがちな疑問

おにぎり

まだ、気になる事があるんよね。

ぐれん

んじゃ、最後に疑問に答えていこうかの。

最後に、開き直りが最強だと思う時にありがちな疑問について、答えていきたいと思います。

疑問①:開き直りと諦めの違いは何?

開き直りは、前に進むための心のリセットと考えられますが、諦めは前に進むことを放棄した行動停止と考えられます。

そのため、自己肯定感の観点から見ると、開き直りは自己肯定感の安定に寄与する一方で、あきらめは自己行為諦観を低減させるという点で違いがあるといえるでしょう。

疑問②:開き直りを他人に勧める際の注意点は?

開き直りを勧めることがもしあるとすれば、その際は本記事でふれた「開き直ってはダメな場面」についてふれた上で、「最後の最後ここを外さなければ大事には至らない」というベースラインを設定しておくよう助言しておく必要があるでしょう。

開き直りによって、得られるメリットよりも被るデメリットが大きいとあっては、どうしようもないですからね。

開き直りは最強!他者評価に振り回される時は最低ラインを押さえ開き直ってしまうのもあり!

一般的に、開き直りはよくないものとされますが、くよくよ悩んで物事が進まなかったり変に心労がたまることを考えたら、ある意味で最強のスタンスとも言えます。特に、他者評価に振り回されるガチな人にとっては、開き直ることも重要といえますね。

ただ、開き直る際は「ここまでならそんなに大きな損害がなくて困らないな」というベースラインを事前に抑えておきましょう。こうした事前のリスクヘッジもなしに、ただ開き直ってしまうと、後々思いもよらぬ痛い目に合うかもしれませんからね。

ぐれん

開き直るにしても、準備は大事や!

ちなみに、公式ラインでは「もっと自分を理解したい」、「人との関わりをうまく築きたい」、そんなあなたのために不定期で心理学的ヒントを発信しています。ただ今LINE登録者限定で、心の軸を取り戻すための限定記事や表ではあまり言えない実践知ベースの限定記事のパスワードをプレゼント中です。

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