おにぎり勝手に産んだ親が許せない、、、マジで。



ふむ、こんなご時世や。その気持ち、おかしないで。
ここ数年、「勝手に産んだ親が許せない」という意見が割とネットに増えてきた気がします。とはいえ、世間的にはあまりこうした親に対して「勝手に生んだくせに」といった意見に対する風当たりは強い感じがありますよね。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。
そんな感じですので、勝手に産んだ親が許せないと感じるのはおかしいのか、気になりますよね?結論から言うと、勝手に産んだ親が許せないと感じても、そんなにおかしくはありません。その理由については、以下の通りです。
勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由





生まれる際に誰も同意していないのが、一番大きな理由よな。
誰も生まれてくる前に同意をして生まれてきていませんから、状況によっては「なんで生んだんだよ、、、」と思うことがあってもおかしくないでしょう。そのため、勝手に生んだ親が許せないという気持ちを持つのはそこまでおかしなことではないです。まずは、自分の感情の正体を見極めるのが大事だと思います。
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勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない4つの理由





勝手に産んだ親が許せないって、おかしいんか?



いや、そこまでおかしいとは思わんぞ。
まずは、勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由について、見ていきたいと思います。勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由は、以下の通りです。
勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由
- 理由①:生まれる際に誰も同意していない
- 理由②:親は重大な責任を負っている
- 理由③:感じる感情は仕方がない
- 理由④:親を許すことは義務ではない



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:生まれる際に誰も同意していない


勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由の1つ目は、「生まれる際に誰も同意していない」です。
誰も生前の記憶なんてありませんし、生まれてくる際に同意なんてした覚えはないはずです。そう、あなたが生まれてきたのは、単なる偶然以外の何物でもありません。なので、人によっては、「こんな人生だったら生まれて来たくなかったんですけどぉ?」と思う方がいても、何も不思議ではないでしょう。



確かに、生まれてくるかどうか同意とられた覚えないわ。
実際、「誰も頼んでいないのに人生を開始させられた」という直観は、倫理学でも議論されるテーマです。反出生(アンチネイタリズム)や出生の同意に関する哲学的議論は、この直観を正当に議論可能な問題として扱っていますね。
たまたま、太い実家で愛情豊かな両親のもとに、優れた才能と傑出した容姿をもって生まれてきた、、、とかであればいいですが、これとは真逆の境遇で生まれた日には、「あーあ、なんで生まれてきてしまったんだろ、早く死ななかな、自分」と思っても仕方ないと思います。
他責思考の極みと言えばそうですが、心情的にはもうしょうがないですよね。そう思ったって、誰が責められるでしょうか?、、責められないですよねえ、、。
理由②:親は重大な責任を負っている


勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由の2つ目は、「親は重大な責任を負っている」です。
生む行為には子どもに対する長期的な保護・養育・教育といった責任が伴うので、冷静に考えるとかなりの重大事案といえます。反出生的な立場から考えれば、「この世界に苦しみを感じる主体を生み出す」わけですから、結構ヤバいですよね。



ま、、、それいいだすと、少子化止まらんけどね。
すごくうがった見方をすれば、「生まれきた時点で死を含め苦しむことは確定路線」ですから、子供としては「恐怖や苦しみを感じる事を無理やり強制された被害者」ともいえたりしそうです。、、まあ、ここまで言うと完全に極論じみていますが、親には子供に対する責任があるのは事実でしょう。
しかし、親と言えど未熟な人間ですからこうした責任を放棄する人(DVやネグレクトなど)も結構いるわけで、、、そんな場合は非難されたとしても文句は言えないと思います。
理由③:感じる感情は仕方がない


勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由の3つ目は、「感じる感情は仕方がない」です。
そもそも論ですが、「どんな感情を感じるか」は、その個人にはもうどうしようもありません。思考というものは、常に脳内から自動的に湧き出てとどまるところを知りませんから、それを本人がいくら抑えよとしても無理なんです。



せやな、思うものはどうしようもないよね。
逆に、「~という思考が浮かぶのはよくない!この思考を何とか考えないようにしなくては!考えない!考えない!」等と強く意識するほどに、当該思考はより鮮明に脳裏に浮かびあがってきます。そのため、脳内から湧き上がる思考を押さえつけようとするのは、愚策というほかありません。
なお、、感情を言語化(ラベリング)するだけでも情動反応(扁桃体など)が低減することが神経科学的に示されていますので、思考にとらわれたくない時は、後述するようにまず感情の正体を明確にすることから始めるといいですね。
理由④:親を許すことは義務ではない


勝手に産んだ親が許せないのはおかしくない理由の4つ目は、「親を許すことは義務ではない」です。
相変わらず世間には「生んでくれたことに関して親に感謝することはあっても恨むとは何事か!」みたいな頭が謎に固い偏屈な人がたくさんいますが、正直、あなたが親を必ず許さなければいけないという道理はありません。



まあ、そりゃそうや。自由よな、そんなもん。
実際、許しの介入は効果がある場合がある一方で、それは個人の選択であり、強制されてよいものではないと示唆されています(介入は抑うつや怒りを減らす効果があるが、万能ではない)。
ちなみに、あまりにも生みの親に対する憎しみが強いために、「私は絶対に結婚しないし子供も産まない!親からの遺伝子を絶やすことによって復讐してやるんだ!」等と言い出す人がいたりします。
ただ、こうした状態はあまりにも被害者意識が強まりすぎている上、「自分の人生の存在意義=親への復讐う」となっているので、あまり本人の幸福にとっていいものではありません。そのため、理想論ではありますが、「心から親を許せるようになったらいいよね」と思ったりします。
勝手に産んだ親が許せない人にありがちな5つの特徴





勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴って、どんなもん?



せやな、以下の5つやね。
つぎは、勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴について、見ていきたいと思います。勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴は、以下の通り。
勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴
- 特徴①:過剰な責任を背負って育ってきた
- 特徴②:感受性・分析力が高い
- 特徴③:自己肯定感が低い
- 特徴④:愛着形成が不完全



それぞれ、詳しく見ていこう!
特徴①:過剰な責任を背負って育ってきた


勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴として、まずは「過剰な責任を背負って育ってきた」というものがあげられるでしょう。
子ども時代に「親の情緒や問題を代行」させられたケース、つまりアダルトチルドレンやヤングケアラーの場合、その後の人生において「親のせいで自分の人生が無茶苦茶にされた」という感情を持ちがちです。



子供時代に子供として過ごせなかったのは、つらいわ、、。
ヤングケアラーとは本来大人が担うべき家族の介護や家事などを日常的に行っている子ども・若者のこと
前述のように、親は程度問題こそあれ生んでしまったからには子供に対して責任があるわけですが、それを満足に果たせない親の親の元に生まれると、子供は安心して子供として振る舞えません。
例えば、育児放棄や心理的虐待、暴力などが存在する家庭では「親を許せない」気持ちは非常に合理的といえます。アダルトチルドレン側としては、「自分は親に仕えるためにでも生まれてきたのか?」という気分になりますから、「勝手に生んだ親が許せない!」となりやすいわけです。もうこれは仕方ないですよね。
特徴②:感受性・分析力が高い


勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴として、「感受性・分析力が高い」というものもあげられます。
やはり傾向を見ていると、幼少期に親から不適切な扱いを受ける、ないし精神的な持病がある等何がしかの生きづらさを感じていた方ほど、「勝手に生んだ親が許せない」といった考えに傾倒しがちです。しかし、中にはそうした事とは無関係に、こうした考えに行きつく人もいます。



ふむ、、、いろんな人がいるんやなあ、、。
具体的に言うと、自分の存在や倫理について深く考えたり、感情を言語化しやすい人ほど「生まれさせるという行為そのもの」に倫理的疑問を持ちやすい傾向があるよう感じます。
たとえば、いろいろ考えた末に、「ん?人生って最終的に死に行きつくだけやん?そんでその間感じる苦しみの方が幸福よりも印象に残るし、、あれ?これって非人道的では?」等と思って、「勝手に親が私を生まなければこんな目に合わなかったのに、、」と思う感じですね。改めて文にすると他責感が半端ないですが、、。
特徴③:自己肯定感が低い


勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴として、「自己肯定感が低い」というものもあげられます。
おそらく当記事をお読みのあなたは勘づいていると思いますが、「勝手に生んだ親が許せない」という方は、押しなべて自己肯定感が低い傾向にありますね。



もうこれは、言うに及ばずって感じするよなあ、、。
なにせ、自分自身に満足して幸せであれば、いちいち「くそう!親がうむから生まれてきてしまったんじゃないか!」なんて怒る必要はまずないですからね。極々一部の例外を除いては、こんなことは自己肯定感が低くならなければ、考えないでしょう。
むしろ、自己肯定感が高いのであれば、世間で一般的に良しとされているような、「産んでくれた両親に感謝」といった姿勢になるのが普通ではないかと思います。
特徴④:愛着形成が不完全


勝手に産んだ親が許せない人にありがちな特徴として、「愛着形成が不完全」というものもあげられます。
もはやこれは結果論ではありますが、「勝手に生んだ親が許せない」という方ほど愛着障害を患っている方が多い印象がありますね。これは、幼少期の不適切な育児などが、大きな原因となっている可能性が高いです。



それはそうよなあ、、本当理不尽やわ。
すべてのアダルトチルドレンが愛着障害をわずらっているわけではない事に注意
実際、幼少期の養育関係の質(安全な愛着 vs 不安型・無視型)は、その後の対人関係スタイルや自己観に強く影響するとあれていますね。
参考:A REVIEW OF ATTACHMENT THEORY IN THE CONTEXT OF ADOLESCENT PARENTING
「補足」愛着スタイルとは?
愛着スタイル(Attachment Style)とは、幼少期に主に養育者(親など)との関係を通じて形成される、他者との親密な関係における感情や行動のパターンを指す。
これは、人がどのように他人を信頼し、親密さや安心感を求めるか、または避けるかを決定づける心理的な枠組みといえる。愛着スタイルは、成人期の対人関係や恋愛関係にも影響を与えるとされる。
そして、この愛着スタイルは以下の4つに分類される。
安定型(Secure Attachment)
安定型(Secure Attachment)は他者を信頼し、親密な関係を心地よく感じる。自分も他人も肯定的に捉え、安心感を持ちながら関係を築けるのが特徴である。
なお、安定型の愛着スタイルを持つ者は一貫した愛情やサポートを受けた養育環境で育つことが多い傾向にある。
行動例としては、 感情を素直に表現し、相手との衝突があっても建設的に解決しようとする。依存や過度な不安が少ない等があげられる。
不安型(Anxious Attachment)
不安型(Anxious Attachment)は愛されることや関係の安定に強い不安を感じ、相手の愛情を過剰に求める傾向がある。自分に自信がなく、拒絶を恐れるのが特徴である。
なお、不安型の愛着スタイルの形成には養育者の反応が不安定だったり、愛情が不確実だった環境が影響している。
行動例としては、頻繁に相手の承認を求めたり、別れを過度に心配したりする、感情の起伏が激しい等があげられる。
回避型(Avoidant Attachment)
回避型(Avoidant Attachment)は親密さや感情的なつながりを避け、独立や自立を強く重視する。他者への信頼が低く、感情を抑える傾向があるのが特徴である。
なお、不安型の愛着スタイルの形成には養育者から感情的なサポートが不足していたり、過度に自立を強いられた環境が影響しているとされる。
行動例としては、深い関係を築くのを避けたり、感情をオープンにしない、パートナーに距離を感じさせる等があげられる。
無秩序・無方向型(Disorganized Attachment)
無秩序・無方向型(Disorganized Attachment)は不安と回避の両方の要素が混在し、一貫性のない行動を示す。関係性に混乱や恐怖を感じやすく、予測不能な反応を見せるのが特徴である。
なお、無秩序・無方向型の愛着スタイルを持つ者は養育者からの虐待、放置、または極端に予測不能な対応を経験している事が多い。
行動例としては、親密さを求めつつも突然距離を取ったり、信頼と疑いが混じる不安定な関係を築くこと等があげられる。
勝手に産んだ親が許せない時にやるべき5つのこと





勝手に産んだ親が許せない時に、どうしたらええん?



ふむ、そんな時は以下の5つをやってみよう!
つぎは、勝手に産んだ親が許せない時にやるべき事について、考えていきたいと思います。勝手に産んだ親が許せない時にやるべきことは、以下の通りです。
勝手に産んだ親が許せない時にやるべきこと
- 感情の正体を明確にする
- 気持を手紙にする
- マインドフルネス瞑想を実践する
- 許すor許さないという二択をやめる
- 自分軸を確立する



それぞれ、詳しく見ていこう!
感情の正体を明確にする


勝手に産んだ親が許せない時にやるべき事の1つ目は、「感情の正体を明確にする」です。
前述のように、感情の言語化は情動反応を低減し、次の行動選択を安定させる効果があります。そのため、「勝手に生んだ親が許せない」と思う時は、まず感情の言語化から取り掛かりましょう。



ふむ、んで、どうやって感情言語化すればいいん?
なお、感情のン減とかのやり方の具体的な手順は、以下の通りです。
感情の言語化の手順(最短3分版)
- 【私は本当は○○に怒っている】(例:私を守らなかった)
- 【私は本当は○○が悲しい】 (例:期待していた温かさが無かった)
- 【私は本当は○○が怖い】 (例:また支配されるのが怖い)
例:「私は、(丸をつけた要素)があったから、親を許せないと感じている」
勝手に産んだ親が許せない時は感情の正体を明確にしよう
気持を手紙にする


勝手に産んだ親が許せない時にやるべき事の2つ目は、「気持を手紙にする」です。
実際に自分の感情を書き出すと、心理的・身体的指標の改善がみられるとする研究が多数あるため、自分の思いの書き出し作業はかなり効果的でしょう。



なるほど、書き出すことに意味があるんやね。
特に、「親に対する手紙」という形で書き出すと、感情を吐き出しやすくなるのでいいと思います。なお、手紙形式での書き出しについて具体的なやり方を提示すると、以下の通りです。
親に対する手紙形式での書き出し作業の手順
~へ。
私はあなたが私を生んだことについて、~と感じています。なぜなら~だからです。
(具体的な出来事を時系列で3件以上)
その時、私はこう感じました:~。今も時々~がよみがえります。
私が今必要としていることは~です。私はこれから~をするつもりです。
なお、書き出し作業が終わったら、保存するなり燃やすなりシュレッダーにかけるなり食べるなりして処分しましょう。電子なら暗号化して保存or削除ですね。当たり前ですが、親には渡さないでくださいね。それをしても、新たな火種が生まれるだけで無意味ですから。
勝手に産んだ親が許せない時は気持を手紙にしよう
マインドフルネス瞑想を実践する


勝手に産んだ親が許せない時にやるべき事の3つ目は、「マインドフルネス瞑想を実践する」です。
複数のメタ解析により、マインドフルネス系訓練が怒りや攻撃性の自己制御に役立つ可能性がしめされています。実際、近年のレビューでも怒り・攻撃性低下の証拠が出ていますね。
参考:The associations and effects of mindfulness on anger and aggression: A meta-analytic review



マインドフルネスかあ、、んで、どうやってやるんや?
なお、マインドフルネスの実践にあたっては、手軽さと効果の兼ね合いからマインドフルネス瞑想がおすすめです。マインドフルネス瞑想の実践手順については、以下の通りです。
マインドフルネス瞑想の実践手順
静かな場所で、椅子や床に楽に座る(横になっても可)。スマートフォンや時計を近くに置き、5分タイマーをセット。
背筋を軽く伸ばし、肩をリラックス。目は軽く閉じるか、床の一点を見つめる。
息を鼻から吸い口から吐き、呼吸に意識を集中。吸う時に「お腹が膨らむ」、吐く時に「空気が抜ける」と感じる。思考が逸れたら、優しく呼吸に戻す(これが重要!)。
呼吸を続けながら、体の感覚(足、腹、胸など)を順に観察。緊張やざわつきがあれば、ただ「気づく」だけにとどめる。
タイマーが鳴ったら、ゆっくり目を開け、体の感覚や気持ちの変化を軽く振り返る。
勝手に産んだ親が許せない時はマインドフルネス瞑想を実践しよう
許すor許さないという二択をやめる


勝手に産んだ親が許せない時にやるべき事の4つ目は、「許すor許さないという二択をやめる」です。
「勝手に生んだ親が許せない」と思っている方の中には、「そうはいっても許さなければ、、」といった考えを持っている方もいます。しかも、こうした方は、「いや、でも許すわけにはいかない!」といった相反する気持ちも持っているので常に葛藤しているものです。



こうした葛藤が常態化すると、それこそ心労の元ですから、許すor許さないという2択にこだわることをやめることが大事になってきます。例えば、以下の様な手順で考えお整理すると、許すor許さないという2択に縛られにくくなるでしょう。
勝手に産んだ親が許せない時は許すor許さないという二択をやめよう
自分軸を確立する


勝手に産んだ親が許せない時にやるべき事の4つ目は、「自分軸を確立する」です。
自律性が満たされると、ウェルビーイング(幸福感と大体同じ)が向上するといわれています。親に人生を決められてきた感覚を解き、自分の人生の主導権を取り戻すためにも自分軸の確立は非常に重要です。



なるほど、自分軸ねえ。
なお、自分軸の確立にあたっては、まずは「自分の人生にどうあってほしいか」をじっくり考える事が書始めてみるのがおすすめです。
自分軸の確立方法について、詳しく知りたい方は、以下の記事を見てみて下さいね。
勝手に産んだ親が許せない時は自分軸を確立しよう
勝手に産んだ親が許せない時にありがちな疑問





まだ、気になる事があるんよねえ。



ふむ、んじゃ、最後に疑問にこたえていこうかの。
最後に、勝手に産んだ親が許せない時にありがちな疑問について、答えていこうと思います。
疑問①:親に感情をぶつけたい衝動があるけどいっていい?


確かに、親に対して「勝手に生みやがって!」といった感情をぶつけたくなる時は、生きていれば何回かあるかもしれません。それは否定できません、、ですが、あまり親に直接言うのは得策ではないと思います。やはり親側も子供からこうした事を言われると来るものがあるでしょう。
この発言1つでその後の関係がどうなるかは、割と変わってくる感じがありますから、言うか言わないかの判断は慎重になった方がいいと思います。そこで、個人的には他の代替手段、例えば、「手紙を書くこと」や「専門家への相談」といった手段をとった方がいいのではないかと思いますね。
疑問②:反出生主義は正しいよね?


反出生主義は、「すべての人間、あるいはすべての感覚のある存在は、生まれてくるべきではない」とする思想ですが、人間は生まれてきたが故に苦しむので、「苦しみをできるだけ減らす」という観点からすれば、反出生すぎは正しいかもしれません。
ただ、物事の正不正は「苦しみをできるだけ減らす」という観点からだけからしか推し量ることはできないいわけではないので、「反出生主義は部分的に正しい思想」なのではないかと思います。
疑問③:心療内科に行った方がいい?


もし、感情の混乱やフラッシュバック、日常機能の低下(仕事・睡眠・対人関係)がある場合は早期の心理専門家相談が望ましいとおもいます。
当記事で紹介したマインドフルネス瞑想その他方法も、不安感が強い方にとっては逆効果になりえますから、心配であればきちんと専門家の手を借りるのがおすすめです。
勝手に産んだ親が許せないのはそんなおかしくない!まずは自分の感情の正体を明確にしよう!


誰も生まれてくる前に同意をして生まれていないので、勝手に産んだ親が許せないのはそんなおかしくないでしょう。特に、いわゆる毒親の元に生まれた方は、親によっていろいろと嫌な目にあわされているので、親に対して「なんで生んだんだよ、、」と不満を持っていても当然な気がします。
そのため、親に対して「勝手に生んだのはお前のエゴだろ?ふざけんな!死ぬまで許さんぞ!」という気持ちを持っていても、全然おかしくないですね。いずれにせよまずは、自分の感情の正体を見極めるのが大事です。感情の正体がわかれば、無駄な葛藤て減って心が安定するようになります。



感情の正体を突き止めるのは、大事やぞ。
ちなみに、公式ラインでは「もっと自分を理解したい」、「人との関わりをうまく築きたい」、そんなあなたのために不定期で心理学的ヒントを発信しています。ただ今LINE登録者限定で、心の軸を取り戻すための限定記事や表ではあまり言えない実践知ベースの限定記事のパスワードをプレゼント中です。
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