おにぎり弱者を嫌悪する人の心理って、どんなもんなん?



以下の3つやな。
世の中には一定数、弱者を嫌悪する人というのがいるものです。「日本は弱者たたきの酷い国だ」等とネットでは言われることもありますが、実際は何ともです。ただそれはそれとしても、弱者をことさら嫌悪する人には、どういった動機で嫌悪するのか、わからない人には全く見当がつかないでしょう。
そんな感じですから、弱者を嫌悪する人の心理について、気になりますよね?結論から言うと、弱者を嫌悪する人の心理は、以下の通りです。
弱者を嫌悪する人の心理





社会的比較による自己防衛が、一番一般的な心理やね。
正直、生涯強者でいられる人等ほぼいないので、誰でも弱者に落ちるリスクはあります。そのため、あくまで個人的には弱者をひどく嫌悪してことさら強く当たり散らすのは、自分のためにもなりませんね。ですので、弱者嫌悪を感じる時は、自分が弱者にならないための努力をするモチベに昇華するのが賢明でしょう。
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弱者を嫌悪する人の3つの心理





弱者を嫌悪する人の心理って、どんな感じなん?



せやね、以下の3つやな。
まずは、弱者を嫌悪する人の心理について、見ていきたいと思います。弱者を嫌悪する人の心理は、以下の通りです。
弱者を嫌悪する人の心理
- 心理①:自分の弱さへの投影
- 心理②:弱い事=悪という価値観の内面化
- 心理③:社会的比較による自己防衛



それぞれ、詳しく見ていこう!
心理①:自分の弱さへの投影


弱者を嫌悪する人の心理の1つ目は、「自分の弱さへの投影」です。
自分自身が抱える不安、無力さ、劣等感などを心理的に認めたくないため、他者の弱さに過剰に反応し、それを責めることで自分の内面から目を背けようとしているといえます。このような心理現象は、心理学では投影と呼ばれていますね。
投影とは受け入れられない自分の感情や不快なものや自分の悪い部分などを相手に映し出し相手が持っていると思い込む現象のこと



投影は、心理学でマジでおなじみの概念よな。
なお、この種の投影は、被害者非難と対応することが多く、しばしば「被害を受けた人は自分に非がある」という物語や論理を構築し、自分の安全性や世界の秩序感を保つ者として機能しがちです。
特に後述する公正世界信念と結びついた場合、こうした非難は正当化されやすい傾向にありますね。
自分の弱さへの投影が弱者を嫌悪する人の心理の一因
心理②:弱い事=悪という価値観の内面化


弱者を嫌悪する人の心理の2つ目は、「弱い事=悪という価値観の内面化」です。
弱い事=悪という価値観を深く内面化していると、必要以上に弱者を嫌悪するようになる可能性があります。特に、この価値観は「よい行動をすれば報われ、悪い行動をすれば罰を受ける」という考え方である公正世界仮説と組み合わせることで、非常に苛烈になる印象です。



ヤバい思想とヤバい思想の悪魔合体って感じやな、、、。
というのも、公正世界仮説を深く内面化している人は、「被害者が苦しんでいる=彼or彼女が何か悪いことをしたに違いない」と考えやすくなってしまうから。現実世界は、まさに禍福は糾える縄の如しといった感じで、不運も運もほぼ人の手の制御を離れているんですけどね。
なお、日本でもこの考え方は文化的に根強く、被害者非難を正当化する心理の源泉になることがあるとされているようです。
少々余談ですが、公正世界信念には「内在的公正世界信念」と「究極的公正世界信念」という二つの側面があるとする発達心理学研究があり、内在的な信念が強い人は「不運=自業自得」と捉えやすく、被害者を批判しやすい傾向があるとされます。
弱い事=悪という価値観の内面化が弱者を嫌悪する人の心理の一因
心理③:社会的比較による自己防衛


弱者を嫌悪する人の心理の3つ目は、「社会的比較による自己防衛」です。
人は自己価値を保つために、他者と自分を比較することもしばしばだったりします。特に、下方比較(自分より不利な立場の人と比べる)は、自尊心を守るための有効な手段となることがありますね。



ふむ、、、確かに、一時的には気分はマシになるかもしれんねえ。
つまり、自分よりも貧乏だったり人生がうまくいっていない人を見る事で、「あんな奴より自分の方が全然マシだし恵まれている」といったそんな感じの比較ですよね。こうして文字に起こすと「うわ、、」と思ってしまいますが、割と日常的にみんなやっている事だったりします。
弱者を嫌悪する人は弱者を見て「うわあ、キメえ!てか、自分はあんなクソ雑魚でなくてよかった!」みたいに考えて、日常のストレスや不満から目をそらしていると考えていいでしょう。時には、こうした営みも仕方ないですが、恒常化すると成長ができなくなるので考えものだったりします。
社会的比較による自己防衛が弱者を嫌悪する人の心理の一因
弱者嫌悪に陥りやすい人の4つの特徴





弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴って、なんなん?



せやな、以下の4つかのお。
つぎは、弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴について、見ていきたいと思います。弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴は、以下の通り。
弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴
- 特徴①:社会的優越志向が強い
- 特徴②:自己価値が不安定
- 特徴③:交流する属性が少なすぎる
- 特徴④:共感性が低い



それぞれ、詳しく見ていこう!
特徴①:社会的優越志向が強い


弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴の1つ目は、「社会的優越志向が強い」です。
社会的優越志向(Social Dominance Orientation, SDO)は、自分たちのグループが他よりも優位であるべき、あるいは格差が自然・正当であるべき、という信念を持つ傾向を指します。



何となく、男性の方が強そうやね、この志向。
このSDOが強い人は、社会的不平等を正当化しやすく、弱者に対して否定的な態度を持ちやすいと多くの研究が示されていますね。
参考: Personality and prejudice: a meta-analysis and theoretical review
なお、SDOは将来的な偏見や差別行動を予測する因子であると、様々な研究で報告されています。ちなみに、SDOは男性の方が強いといわれる事が比較的多めです。
参考
Personality and Prejudice: A Meta-Analysis and Theoretical Review
特徴②:自己価値が不安定


弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴の2つ目は、「自己価値が不安定」です。
自己価値(自尊心)が不安定、または外部要因(他者の評価)に依存している人は、自分の価値を守るために他者を貶める傾向があります。



ああ、、なんかわかる気がするわ。
特に自己評価が脅かされたとき、社会比較(特に下方比較)によって他者の価値を下げ、自分を相対的に高めようとする傾向は顕著ですね。
これは先ほどの比較理論や 自己-評価維持理論においても、支持される見方です。
特徴③:交流する属性が少なすぎる


弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴の3つ目は、「交流する属性が少なすぎる」です。
異なる属性・背景を持つ人々との接触経験が乏しいと、ステレオタイプ化や差別が強化される可能性があります。ようは、「実態をよく知らないからこそ、勝手に世論や普段交流する人達からの言動に影響を受けて勝手に悪意を持つ」といった感じもなるわけです。



たしかに、同じような人達で固まっていると、視野狭くなるね。
たとえば、いわゆる成功者のコミュニティーにいる人からしたら、「努力を継続できない」みたいなことに対して、「は?努力できないとか甘えだろ。そんな奴見下されて当然だわ!」等となるかもしれません。同じような人達としか交流していないと、異なる人がいる事を理解できないし他の価値観に共感できないわけです。
ちなみに、「構造化された異質集団との接触」が偏見を緩和する効果を持つことが確認されているといいます。これは、他者を個別の人格・具体的な存在として知る機会が少ないと、嫌悪感や誤解が残りやすいので、バランスのいい思考をとりたいなら交流の幅を増やした方がいいといえるでしょう。
特徴④:共感性が低い


弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴の4つ目は、「共感性が低い」です。
共感(特に情動的共感)が低い人は、弱者の苦しみを感じ取りにくいため、冷淡な反応や批判をしやすい傾向があります。



確かに共感性がないと弱者にきつく当たりそうよなあ、、。
実際、メタ分析による人格心理学研究でも、共感性の低さは偏見、差別、攻撃性と関連するという報告がありますね。
参考:Personality and prejudice: a meta-analysis and theoretical review
なお、後述するようにダークテトラッドが高い場合、単なる弱者嫌悪の範疇を超えてかなり高リスクになる印象ですよね。
弱者嫌悪の度合いからわかる心の3つの闇(リスク別)





弱者嫌悪の度合いからどんな暗部が見える感じ?



ふむ、リスク別には以下みたい感じかな。
つぎは、弱者嫌悪の度合いからわかる心の闇について、リスク別に見ていきたいと思います。弱者嫌悪に陥りやすい人の特徴は、以下の通りです。
弱者嫌悪の度合いからわかる心の闇(リスク別)
- 闇(高リスク群):反共感・反社会性、サディズム傾向
- 闇(中リスク群):比較依存・脆弱な自尊心
- 闇(低リスク群):文化的・言語的偏見



それぞれ、詳しく見ていこう!
闇(高リスク群):反共感・反社会性、サディズム傾向


高リスク群の心の闇として、「反共感・反社会性、サディズム傾向」があげられるかと思います。
弱者嫌悪が投影や公正世界仮説信念の内面化の結果である場合、まだ矯正のしようがあると思いますが、根底に反共感・反社会性、サディズム傾向があると状況かなりハイリスクになってくると思いますね。心理学的に言うと、これはダークテトラッドという性格傾向です。



ダ、ダークテトラッド、、、?
なお、ダークテトラッドとは、以下の4要素から構成される邪悪な性格のことです。
ダークテトラッドの構成要素
- ナルシシズム(自分が好き)
- マキャベリズム(手段を選ばない)
- サイコパシー(良心・共感性がないor低い)
- サディズム(他人の苦痛が快感)
上記の内、特に サディズム傾向 がある場合、他者の苦しみから快感を得るため弱者嫌悪に走る傾向が非常に高くなると思います。特に、サディズムとサイコパシーの組み合わせは他者を、人間として十分に見ない非人間化を引き起こしやすくするといえるでしょう。
さらに言えば、こうした人達は「はい?弱者なんてキメえしみんな死んだらいいと思っていますが、何が問題ですか?」といった感じで、本人は困ってないので基本的に矯正のしようがないというのも問題ですよね。ダークテトラッドについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事を見てみて下さいね。
闇(中リスク群):比較依存・脆弱な自尊心


中リスク群の心の闇として、「比較依存・脆弱な自尊心」があげられます。
自己価値を外的評価に過度に依存したり、そもそも自尊心が低い人に対しては、前述の通り投影などのせいで弱者嫌悪に陥りやすい傾向にあります。



ふむふむ。
この手のタイプは弱者嫌悪がそれなりにひどいですが、そもそもの自己肯定感を高めたり改めて内省などを行って自分の現状の心の有り様を確認することで、「あ、これはまずい」と危機感を持つ場合も非常に多いと感じます。そのため、矯正のしようは全然あるといった感じです。
弱者嫌悪を低い自尊心などのせいで行っている人に関しては、日々のマインドフルネス瞑想の習慣化や自分軸の確立といったアプローチで結構改善するのではないかと思います。
参考
闇(低リスク群):文化的・言語的偏見


低リスク群の心の闇として、「文化的・言語的偏見」があげられます。
公正世界信念をほどほどに内面化していたり、多様性を意識できていないがために、差別的表現が文化・習慣として染みついて日常会話や冗談などで軽く弱者を揶揄するのが常態化している人はままいるものです。



まあ、人は環境に影響を受けるからのお、、、。
この手のタイプは無意識的・習慣的な偏見を抱えているものの、明確な悪意や暴力性は少ないので、そこまでリスクが高いとは言えないでしょう。それに公正世界仮説の問題点や多様な価値観にふれれば、弱者嫌悪が顕著に和らぐ可能性も割と高めだと思います。
弱者嫌悪に関するFAQ





まだ、気になる事があるんやけど、、。



ふむ、では、最後に疑問にこたて行こうかのお。
最後に、弱者嫌悪に関する疑問に対して、答えていこうかと思います。
FAQ①:弱者嫌悪は生まれつきの性格?


弱者嫌悪に陥るどうかに遺伝的な気質も関係はしているでしょうが、完全に生まれつきとは言えません。というのも、後天的な学習(社会化、イデオロギー、文化)の影響も非常に大きいからです。
FAQ②:女性に弱者嫌悪は少ない?


性別による弱者嫌悪の傾向の違いについては、一概にはなんとも言えません。男性の方が平均的な社会的優越志向が高めという傾向はありますが、弱者嫌悪自体は性別よりもイデオロギー、価値観、共感性、社会経験といった要素が強く影響しますね。
FAQ③:弱者嫌悪を完全にゼロにできる?


理論的には弱者への偏見や嫌悪の大幅な軽減は可能です。
しかし、弱者嫌悪を完全にゼロにするとなると、非現実的です。というのも、弱者嫌悪には社会構造、文化、認知バイアス、個人の価値観など多数の要因がからみあっていますから。
弱者を嫌悪するのは自己防衛の産物でもある!弱者嫌悪は自身を向上させるための糧として有効活用しよう!


弱者嫌悪は、自己防衛の産物であることもあります。そのため、いい事ではないですが、完全にゼロにすることはできません。そのため、弱者を嫌悪する気持ちがわくこと自体は仕方ないです。とはいえ、どうせなら、弱者嫌悪は自身を向上させるための糧として有効活用するのが賢明でしょう。
つまり、「弱者なんて嫌いだ!弱者なんて嫌だ!」と思うのであれば、弱者を攻撃するのではなく、「自分が弱者側に落ちないために努力をする」方向に進むのがいいということですね。弱者嫌悪は、弱者にならないための努力をするモチベに昇華していきたいところです。



ネガティブ感情は、ポジティブな結果に昇華しよう!
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