おにぎり容姿がいいから偉い、みたいな人の本音ってどんなもんなん?



経験上、以下の4つのいずれかor複数やね。
常識的な人には到底思いもよらぬ事ですが、世の中には「容姿がいいから偉い」ということを真剣に信じ、一定以上の容姿をもたない者はすべてゴミとするルッキズムを深く内面化した人たちがいます。今回は、かなり闇の深淵に突っ込むような内容なので、限定記事で話題にしようと思った次第です。
ということで、この記事を見ているということですから、容姿がいいから偉いと考える人たちの本音とは具体的にどんなものなのか、気になりますよね?結論から言うと、容姿がいいから偉いと考える人たちのエグイ本音はおよそ以下の4つに集約できます。
容姿がいいから偉いという人のエグイ本音4選





そもそも、容姿=人の価値という価値観が元凶なんよな。
もう凶悪すぎて、社会悪とすらいえる過激な見解ですが、年々加速するルッキズム社会にあって、私達も彼らのことを笑っていられません。ルッキズムに汚染されない様、身綺麗にするのと同時に心の方も極端なルッキズムに汚染されない様きれいに保っていきたいものです。
なお、極端なルッキズムに汚染されないためには、まず何をおいても日々のメンタルケアを徹底して心の防御力をあげておくのが最善です。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策を日々きちんと行うのは、なかなか大変ですよね?
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容姿がいいから偉いという人のエグイ本音4選





容姿がいいから偉いって人の本音ってどんなもんなん?



大体、以下の4つに集約されると思うで。
では、早速、容姿がいいから偉いという人達のエグイ本音を、私が実際に聞いた内容や経験ベースで見ていきたいと思います。今回は限定記事という事で、普段表向きに公開している記事と違って「内容を一切加減しません」のでそこはご注意ください。
できるだけ、「本人から聞いたそのままの酷い表現」でつづっていくつもりなので、「う、うわ、、聞くにたえん!!!」と思われる方もいるでしょう。その際は、手間ではありますが、そっ閉じしてください。最初に注意はしましたよ?、、という事で、彼らのエグイ本音は以下の通りです。
容姿がいいから偉いという人のエグイ本音4選
- ブサイクは世界秩序を乱す汚物
- 容姿こそ人間の価値の本質である
- 全ては容姿の土台があって初めて意味を成す
- ブサイクな時点で尊敬するとかありえない



それぞれ、詳しく見ていこう!
本音①:ブサイクは世界秩序を乱す汚物


容姿がいいから偉いという人のエグイ本音の1つ目は、「ブサイクは世界秩序を乱す汚物」というものです。
最初から核爆弾のような発想というか、ルッキズムの悪魔と契約したかのようなドギツイのが来ましたが、これは結構耳にします。この手の発想をする人は、本人の容姿はともかく審美に対して非常に執心しているため、自分の身の回りをなるべく「自分にとって美しく整備したい」と考えています。



いやさあ、、一人で勝手にやってろよって感じがするぞ、、、。
そのため、こうした人からしたら「ブサイク=世界の調和や均衡を破壊するにっくき異分子」というわけです。自分だけで自分にとっての美を追求しているだけなら、何も問題はないですが、大抵この手の人は、自身の美意識にそぐわぬ人を積極的に攻撃してでも排除しようとしがちです。
あからさまな嫌がらせをしたりはせずとも、仲間等と結託して「あれはないよね」とか「よくあんな悲惨な状態でのうのうと外に出てこれるよね。死にたくならんのかね?よく生きられるよね?」等と聞こえるように悪口を言っている、、、というのは割とあるかもしれません。
本音②:容姿こそ人間の価値の本質である


容姿がいいから偉いという人のエグイ本音の2つ目は、「容姿こそ人間の価値の本質である」というものです。
はい、でました。ルッキズムの極北であり本質ともいえる発想ですね。ルッキズムを深く内面化すると、「人間の価値=容姿」という考えが強固になり、それに取りつかれるようになってしまいます。



んー、まさにこれぞルッキズムといった感じやね。
ここまで深くルッキズムを内面化すると、「美形=特権階級」とか「そもそも人としての格が違う」くらいに極端な考えをしており、あえて言語化はしないまでも「ブサイクの命・人権は美形の命・人権よりもはるかにはるかに軽い」くらいに思っているよう感じますね。
たとえば、「美人は美人という人種なんだよ、そこらのパンピーとは格も価値も違う」とか、あるイケメン有名人の訃報を聞いて「黒魔術とかで生き返らんかね?そこらのブサイクおぢの命1000万人分をささげて彼が生き返るなら喜んでおぢ殺しするわ」などなど、、まあ、彼らにとって「ブサイク=そもそも生きる価値のない命」といった感覚の様です。
本音③:全ては容姿の土台があって初めて意味を成す


容姿がいいから偉いという人のエグイ本音の3つ目は、「全ては容姿の土台があって初めて意味を成す」というものです。
これはおそらくうっすらと現代の若年層に広く、共有されている感覚かもしれません。ただ、ルッキズムの極北にいる人たちは、これを極限まで突き詰めているので、土台となる水準の容姿が基準以下なら当人がどんな実績をもとうが人格をしてようが問答無用で「ただの不快な生ゴミ」と切って捨ててきます。



いや、あほ過ぎやろ。どんだけ、あきれて何もいえん、、。
ある種、外見万能主義といってもいい雰囲気がありますね。彼らからすると、まず容姿という土台があって、そこに「学歴」や「スキル」、「コミュ力」、「性格の良さ」というものが積み上げられていくため、土台である容姿が水準以下だと「すべてが崩れて意味をなさない」という事になります。
実際、彼らの中には「容姿がなってないのは人間として失格よ。そもそも人生のスタートラインにすら立っていない」とか、「所詮ブサイクでしょ?何しても無駄だよ、ダサいしかっこ悪いのは変わらないさ」、「滑稽だね、何かの見世物見せられてるみたい。容姿をよくするのが先でしょ?せめて整形はしろよ、みっともない」といった感じのことを言う人はままいます。
本音④:ブサイクな時点で尊敬するとかありえない


容姿がいいから偉いという人のエグイ本音の4つ目は、「ブサイクな時点で尊敬するとかありえない」というものです。
これは先ほどの「全ては容姿の土台があって初めて意味を成す」と似ていますが、もっぱら他人に対する発想という点でこれは違いますね。正直、あきれてものも言えませんが、どんな優れた人物に対しても、「容姿が悪い」というだけでこの手の人は相手を非人間化し人格そのものすら否定しようとします。



、、、えぐいなあ、、、もう、バケモノだろ、、。
たとえば、非常に優秀かつ職場全体から尊敬を集める人格者の上司がいる友人で「正直、優秀なのもいい人なのもわかる、、わかるけど、全く尊敬する気が起こらないんだ。本当、あの容姿の残念さは、、、不快すぎてすべてを帳消しにするって。マジであの顔で職場にいられるのつらいんだが、、」等といっている人はままいますね。
他にも有名人や自分の友人の彼氏、彼女等に対しても似たように「あんな感じだとどんなにすごくてもまったくうらやましくないというか、、、尊敬できないというか、、、 不快以外の感情がわいてこない、、」という人も割といます。彼らの人を見る目は、節穴といった感じはありますよね。
容姿がいいから偉いという発想が不幸を引き寄せる2つの理由





容姿がいいから偉いって発想だと、不幸な理想なんやけど、、。



当然よ。当然、不幸になりやすいんだわ。
もう聡明なあなたならお気づきでしょう。容姿がいいから偉いという発想をしていたら、不幸になると。そこで、ここでは具体的に改めて、容姿がいいから偉いという発想が不幸を引き寄せる理由について、見ていきたいと思います。
容姿がいいから偉いという発想が不幸を引き寄せる理由
- 理由①:多くの場合自己価値が他者依存すぎる
- 理由②:心に遊びがなくなり脆弱になる



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:多くの場合自己価値が他者依存すぎる


容姿がいいから偉いという発想が不幸を引き寄せる理由の1つ目は、「多くの場合自己価値が他者依存すぎる」です。
容姿が価値基準になると、ほとんどの場合、自己評価の基盤が外部(他者の視線・SNSでのいいね・承認など)に移ります。そうなると、他人からの承認が得られない状況(特に拒絶)では、自尊感情が急落して、一気にうつ的症状や不安が増えるリスクがありますね。



だろうなあ、、、そうなるわな。
これがもし、「自分は他人の評価軸によらず自分にとって伸びをただひたすらに追及するんだ」といったスタンスであれば、本人のメンタルは多少は無事で済むかもしれません。ただ、社会で生きる以上、誰しも他人からの評価とは無縁ではいられません。
そのため、どんなに「自分だけの価値観で」等と息巻いたところで、そういっている人の99%以上は他人からの評価を内面化してそれを「自分独自の美」等とのたまう滑稽な事態に陥ると思われます。
理由②:心に遊びがなくなり脆弱になる


容姿がいいから偉いという発想が不幸を引き寄せる理由の2つ目は、「心に遊びがなくなり脆弱になる」です。
ルッキズムに限らず、そもそも特定の価値観に執心してしまうと、視野が極端に狭まり精神が非常に脆弱になります。精神の安定は、「以下に沢山の視点を確保するか」にかかっていますからね。視点が1つなんて、かなりリスキーです。



それに容姿なんて、時とともに変わりうるしなあ、、。
さらに言えば、容姿を最重要視する価値観で生きていると、外見が変わるような事態(老化や病気など)に直面すると心理的に致命傷となり、再作の場合自死を選ぶこともあり得ると思います。容姿のように変わりやすいものに依存し過ぎた生き方は、ものすごくリスキーです。たとえ超絶美形に生まれても、それは変わりません。
なお、視野が狭すぎると、同じような価値観を強く内面化した人たちとしかつるまなくなって、さらに視野が先鋭化していく、、という悪循環にも陥りますが、ここもかなり問題です。心理学的に重要視される豊かな人間関係とは、かなり違いますね。
ルッキズムへの傾倒度を12問で簡単チェック





んー、自分もルッキズムに汚染されてないか心配だわ。



ふむ、では、以下の12問で確認してみるといいぞい。
ここまで、「容姿がいいから偉い」というルッキズムの極北的考えに毒されている人たちの本音等についてみてきましたが、彼らの本音に多少共感された方もいるかもしれません。正直、私も「衛生観念のなさそうな見た目」や「あまりに服装に無頓着な様」に対しては、彼らの「そもそも評価される土台にすらいない」という意見に賛同してしまう部分があります。
そう、彼らの意見は極ではあれど、全ての人にとって無縁のものではないといえますね。なお、以下はGPTであれこれ調整して作ってみたルッキズム傾倒度を測るための簡単なテストです。内省のためにきっと役立つと思うのでエンタメ的ではありますが、ぜひやってみてくださいませませ。
回答方式(12問):各問を0〜4で回答(0=まったく当てはまらない、4=かなり当てはまる)
ルッキズム傾倒度診断テスト
診断の背後理論:自己対象化・社会比較理論・SDO(社会的優越志向)などの心理研究を参考に構成。
診断の背後理論:自己対象化・社会比較理論・SDO(社会的優越志向)などの心理研究を参考に構成。
参考:Self-Objectification and its Biological, Psychological and Social Predictors: A Cross-Cultural Study in Four European Countries and Iran



せやなあ、、ワイは13点やったわ。
回答お疲れ様であります!さて、結果はどうだったでしょうか?ちなみに、私は2025年11月19日現在で意外な事に15点でした。いや、、老化大っ嫌いな私のことなので、傾倒度は30超えだと思ったんですけども、そうはならなくてひと安心です(笑)
どうも私の場合は、自分自身との戦いで完結しているのでこの結果で済んだのかもしれませんね。知らんけど。
4段階のルッキズム傾倒度レベル別処方箋





得点は出たけど、なんか得点別に対策とかあるんか?



ふむ、あるで!
先ほどで、ルッキズム傾倒度テストで得点がわかったので、つぎは傾倒度レベルごとに取るとよい対策を簡単に提示していきたいと思います。ルッキズム傾倒度別の対策については、それぞれ以下の通りです(基本的にすべてアクセプタンス&コミットメントセラピーベース)。
Level 1(0〜14):ほぼ内面化なし


Level 1(0〜14)では、ルッキズムの内面化はほぼおこっていません。そのため、このフェーズにある方は、現状維持+リスクに巻き込まれたときの回復力強化を行っていくことになります。
このフェーズですべきことは、以下の通りです。
外見以外で自分が最も大切にする価値を3つ書く(例:誠実さ、学び、関係)。
各価値に対して週1回の行動目標を決める(例:人に感謝を伝える、本を読むなど)。
その行動をしたら1行で書く(保存推奨)。外見依存への後退を防止。
Level 2(15〜26):軽度


Level 1(0〜14)では、ルッキズムの軽度の内面化が起こっている状態です。前述の通り、私もここに属しますね。このフェーズにある方は、「比較反応を察知→流す→価値行動へ戻す」というプロセスを徹底し内ルッキズムの内面化の阻止と価値に沿った行動を中心に組み立て直していくことが必要になります。
このフェーズですべきことは、以下の通りです。
容姿の比較が起こった際、「あ、比較が来た」と内的に宣言するだけ。
「今『彼は綺麗だから俺はダメだ』という物語を再生している」と声に出す(または心の中で短く)。
すぐに小さな価値に沿った行動を1つ行う
日付・状況・気分・対応を書き留める。おそらく、 1〜2週間で比較が自動的に“察知→流す”というプロセスを抵抗なく実践できるようになる。
Level 3(27〜38):中度


Level 3(27〜38)では、ルッキズムの中度の内面化が起こっている状態です。このフェーズにある方は、自己価値が外見に強く結びついているので、外見以外の価値資源を増やし自己肯定の強化することが必要になります。
このフェーズですべきことは、以下の通りです。
外見で満たそうとしていた欲求(承認・優位・関心など)を5つ書く。また、それぞれに対する「外見以外の代替手段」を3つずつ書く。
例:承認→他者に小さな貢献、優位→小さな技能習得、関心→興味のある話題でSNS投稿をする(外見以外)。毎日1項目を実行し、成果を「自尊感情ノート」に記録(1行)。
SNS閲覧時はタイマー(10分)を設定し、比較が出たらラベル化→価値行動へ戻す。週に1回、SNS投稿の種類を外見以外に置き換える(知識・仕事・趣味シェア)。
なお、価値の探索を詳細に行いたい方に関しては、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
Level 4(39〜48):重度


Level 4(39〜48)では、ルッキズムの重度度の内面化が起こっている状態です。このフェーズにある方は、外見が自己同一性の核になっている可能性が高いので、外見依存の報酬経路を分解して新たな報酬経路を構築することが必要になります。
正直、自力でどうこうできない可能性も結構あるので、必要なら心療内科などに相談に行ってみるのがいい気もします。という事で、このフェーズですべきことは、以下の通りです。
まずは、外見への結びつきの起点を可視化する。いつから外見で評価されたか、重要な出来事(褒められ体験、恋愛体験、家庭の価値観)について書き出す。
どの心理報酬(承認、安心、コントロール等)を外見が担っていたかを言語化する。
具体的行動(習熟→達成、他者支援→承認、安定的関係→安心)を週単位で導入。毎日成果を記録(自尊感情ノート、行動ログ)。
思考を紙に書き、声色を変えて読むなど「思考はただの言葉」と体験的に学ぶ。臨床監督下で行うと効果が高い。
美容投資の一部をスキルや人間関係に回す(財・時間の再配分)。社会的役割(仕事、趣味、ボランティア)での再検証・強化。
容姿がいいから偉いという発想では不幸へまっしぐら!ルッキズムに汚染されないためにも自分軸の確立が大事!


容姿がいいから偉いという発想の根幹にあるものは、なんといっても「容姿=人間の価値」という価値観です。この価値観はルッキズムに著しく汚染されたものであり、行き過ぎれば「ブサイクは生きる事等許されない!ブサイクはみな死ね!」等と、自他ともに地獄に叩き落す悪魔の思想に発展しかねません。
こうした常軌を逸した過度のルッキズムの内面化を防ぐためには、今回紹介した対策を実践するのも効果的だと思いますが、やはりメンタルの調子を日々整えつつ自分軸を確立して容姿に依存しすぎない人生を生きていくようにするのが賢明です。ルッキズムの悪魔に負けているわけには、いきませんからね。



自己価値を容姿に依存させすぎては、危険だからアカン!
ただ、自分だけで日々メンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。
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