おにぎり反応が薄い人の心理って、どんなもん?



せやな、おもに以下の4つやね。
たまに、反応が薄い人がいたりしますが、感情表現が乏しいため何を考えているのかがよくわからない事もしばしばです。そのため、せっかく仲良くしたいと思っても、取り付く島もない事も多く中々困ってしまいます。
そんな感じですから、反応が薄い人の心理はどんなものなのか、気になりますよね?結論から言うと、反応が薄い人の心理は、以下の通りです。
反応が薄い人の心理





過去の学習に起因する自己防衛が、一番深刻や重要やね。
反応が薄い人と接する際は、なるべく相手に安心感を与えるようにするのが最善手です。安心感を与えることできれば、反応が薄い人が徐々に心を許し、感情表現が豊かになっていくでしょうから、「反応が薄くてわかりにくい」という事態は減っていくはずです。
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反応が薄い人の4つの心理





反応が薄い人の心理って、どんなもん?



反応が薄い人の心理の主なものは、以下の4つやね。
まずは、反応が薄い人の心理について、見たいきたいと思います。反応が薄い人の心理は、以下の通りです。
反応が薄い人の心理
- 心理①:感情表出が苦手
- 心理②:刺激閾値が高い
- 心理③:慢性的ストレス等で疲労している
- 心理④:過去の学習に起因する自己防衛



それぞれ、詳しく見ていこう!
心理①:感情表出が苦手


反応が薄い人の心理の1つ目は、「感情表出が苦手」です。
感情を表現することが苦手な人は、反応が薄く見えることがしばしばですが、これは感情表出性が低いことに起因しています。



感情表出性、ようは感情表現の度合いってことやね?
ちなみに、心理学では、感情表出性は個人差が大きいとされており、文化的背景やパーソナリティ特性(例: 内向性、ASDなど)が影響するとされていますね。例えば、内向的な人は感情を内に秘める傾向があり、反応が控えめになることが研究で示されています。
参考:The Big Five Trait taxonomy: History, measurement, and theoretical perspectives.
感情表出が苦手な人は、ぱっと見では何を考えているかがよくわかりませんが、実際はむしろ、多弁な人以上に様々な事を感じたり考えている傾向にあります。彼らは、単に自分の感情をうまく認識・言語化できず、表情や声に出すのがあまり得意ではないだけです。
心理②:刺激閾値が高い


反応が薄い人の心理の2つ目は、「刺激閾値が高い」です。
刺激閾値が高い人は、外部からの刺激に対して反応しにくい傾向があり、神経心理学的な視点で説明される感覚処理感度の個人差と関連しています
参考:Sensory-processing sensitivity and its relation to introversion and emotionality



ん?ワイのこと言ってる?
閾値(いきち)とは感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な最小の強度や刺激などの量のこと
なお、高い刺激閾値を持つ人は、会話や感情的な刺激に対して慣れが必要であり、すぐに反応を示さない場合がありますね。そのため、例えば、相手の人柄を見て慎重に自分を表現する人が多くなる傾向にあります。
心理③:慢性的ストレス等で疲労している


反応が薄い人の心理の3つ目は、「慢性的ストレス等で疲労している」です。
慢性的なストレスやメンタルヘルスの問題(例: うつ状態、バーンアウト)は、反応性を下げる要因となりえます。具体的に言うとストレスが蓄積すると、認知資源が枯渇することで、感情的な反応や対人コミュニケーションにエネルギーを割けなくなる事態が起こるんですね。



そうね、ストレスが多いと、感情表現へるよなあ。
実際、ストレス過多の状態になって知らず知らずのうちに笑顔はもとより、感情表現が乏しくなってしまった経験がある方は多いと思います。
正直、私も1日寝れなかった日は表情が固まっていつものようにうまく反応しにくかったりした記憶がありますね。本当、ストレスは感情を殺しますね、本当。
心理④:過去の学習に起因する自己防衛


反応が薄い人の心理の4つ目は、「過去の学習に起因する自己防衛」です。
過去の経験(例: 感情表現による批判や拒絶)から、自己防衛的に感情を抑制する人は反応が薄くなる傾向があります。なおこれは、学習理論(例: 条件付け)やアタッチメント理論に基づく回避型愛着スタイルに関連していますね。自己防衛は、感情的な傷つきを避けるための無意識の戦略といえます。



せやねえ、過去経験がトラウマになっている人もいるもんね。
具体的に言うと、「感情を出すと損をする」とか「怒られる」、「否定される」といった経験をすると、反応を抑えるよう学習してしまうんですよね。私の体感では、特に家庭内で感情表現が否定された人に多い気がします。
こうした方は、他人に対する警戒心が強く中々他人を信頼しないため、かなり仲が深くなってこないと感情表現に乏しくなりがちです。
「補足」感情表出とトラウマの関係
トラウマ(心的外傷)とは単なる「ショック体験」ではなく、「強すぎる感情が処理しきれず、神経系が過負荷になり、凍結(解離)してしまった状態」である。
トラウマとは、「感情が体と心に閉じ込められたままの状態」と表現することも可能だろう。ちなみに、トラウマ時、脳と神経系には次のような変化が起きるとされる。
| 領域 | 状態 | 影響 |
|---|---|---|
| 扁桃体(恐怖中枢) | 過活動 | 危険を過剰検知、常に警戒状態 |
| 前頭前野(理性・判断) | 低下 | 感情制御・言語化が困難になる |
| 海馬(記憶統合) | 機能低下 | 感情記憶が断片化、時間感覚の消失 |
| 自律神経系 | 交感神経・背側迷走神経の偏り | 過覚醒(戦う/逃げる)またはシャットダウン(凍結) |
そして、結果として、感情は以下のように「表に出にくくなる」、ないし「制御不能になる」といった両極の反応が生じるようになる。
| タイプ | 感情表出の特徴 | 神経系の状態 | 見られやすい行動 |
|---|---|---|---|
| 過覚醒タイプ(fight/flight) | 怒り・焦り・涙が爆発的に出る | 交感神経優位 | 感情的・衝動的・不安・怒りっぽい |
| 凍結タイプ(freeze) | 感情が出ない・反応が薄い | 背側迷走神経優位(シャットダウン) | 無感情・放心・「平気」を装う・笑顔の防衛 |
| 揺り戻し型 | 感情を抑えすぎて後から爆発 | 両者の揺れ | 感情の不安定・自己嫌悪・疲弊 |
なお、トラウマ体験をした人にとって、「感情を出さないこと」=「生き延びるための知恵」と解釈できる。そのトラウマ経験の例としては、例えば以下の様なものがあげられるだろう。
トラウマ経験の例
- 怒ったら叩かれた
- 泣いたら見捨てられた
- 助けを求めたら無視された
- 本音を言ったら裏切られた
このような経験を積み重ねるうちに(強烈なものは単発でも)、脳が「感情を出すと危険。感情を凍らせれば安全。」と学習してします。そのため、トラウマ経験が終了した後も、安全な状況にあっても感情を出せなくなってしまう。
この場合の感情表出の乏しさは「性格」ではなく、神経系レベルの条件づけといえる。
反応が薄い人の心理を推測する2つの方法





反応が薄い人の心理を推測するには、どうしたらいいん?



それなら、以下の2つの方法がおすすめや。
つぎは、反応が薄い人の心理を推測する方法について、見ていきたいと思います。反応が薄い人の心理を推測する方法は、以下の通りです。
反応が薄い人の心理を推測する方法
- 方法①:反応の出方を観察する
- 方法②:非言語的な一貫性を観察する



それぞれ、詳しく見ていこう!
方法①:反応の出方を観察する


反応が薄い人の心理を推測する方法の1つ目は、「反応の出方を観察する」です。
反応の薄い人は反応自体が薄いので、中々観察に苦労するとは思いますが、やはりそれでも反応の出方を観察するのは相手の心情を推測する上で非常に有効といえます。



ふむ。んで、どういったポイントに着目すればいいん?
なお、反応の出方を観察する際は少々感覚的ではありますが、例えば、以下のポイント等に着目するといいでしょう。
| 観察対象 | 意味の手がかり |
|---|---|
| 表情が硬いか柔らかいか | 硬い:緊張 or 抑制 柔らかい:安心 or 受容 |
| 視線の動き | 視線を避ける:不安 or 警戒 じっと見る:分析 or 警戒解除 |
| 声のトーン・スピード | 小声・単調:疲労 or 慎重 ゆっくりでも抑揚あり:内省型 |
| タイミング(反応までの間) | 間が長い:慎重 or 処理中 即答:慣れ or形式的対応 |
| 身体の向き | 開いている:関心あり 閉じている:防衛・距離感維持 |
方法②:非言語的な一貫性を観察する


反応が薄い人の心理を推測する方法の2つ目は、「非言語的な一貫性を観察する」です。
非言語的コミュニケーション(例: 表情、姿勢、声のトーン)は、言葉よりも本心を反映することが多いですね。事実、心理学では、非言語的手がかりの一貫性を分析することで、感情や意図を推測可能とされています。
反応の薄い人は、前述のように反応自体が少ないので、その変化を追うのもなかなか一苦労ですが、注意深く観察していくと必ず一貫性のあるなしは見えてきます。
例えば、「顔は笑っているのに声が何か震えている」とか「笑っているように見えるが目が細くなっているだけで表情筋が動いていない」、「言葉では許可しているが表情に怒りの片りんが見える」等、言葉と非言語要素の不一致が観測される場合は多々あるものです。



もはや、観想師や探偵やん、ムズイって。
もっとも、こうした事は本人の表情や発話の癖を考慮することも必要なので、中々一朝一夕ではいかないので、日頃から意識的に他人の行動を観察し分析する癖をつけていく必要がありますね。
正直、「そこまでしたくねえよ!」と言いたくなる人もたくさんいると思うので、これは「必要だと思うならやっておこう」という話ですね。
反応の薄い人と上手に付き合う3つの方法





反応の薄い人と上手に付き合うには、どうしたらいいんかな?



それなら、以下の3つを方法の実践がいいと思うで。
つぎは、反応の薄い人と上手に付き合う方法について、見たいきたいと思います。反応の薄い人と上手に付き合う方法は、以下の通り。
反応の薄い人と上手に付き合う方法
- 方法①:安心感を与える
- 方法②:非言語での交流を重視する
- 方法③:感情を代弁してあげる



それぞれ、詳しく見ていこう!
方法①:安心感を与える


反応の薄い人と上手に付き合う方法の1つ目は、「安心感を与える」です。
反応が薄い人は、自己防衛や感情表出の苦手さから、信頼できる環境でなければ心を開きにくくなっていることが非常に多いと感じます。そのため、反応の薄い人には、「私はあなたの敵ではないよ」と安心感を与えるような、接し方を心がけていくことが大事です。



ふむ、安心感が大事なのは同感だわ。ワイもそう思う。
実際、初対面で警戒心を持っていそうな人は反応が薄いものですが、軽く会話にジョークを入れたり共感ポイントを提示したり、適度に自己開示を行っていくと少しづつ相手の反応がよくなっていく、、という経験はたくさんありますしね。安心感を与えることで、相手の反応性が向上するのは間違いないでしょう。
なお、その実践にあたっては、まずは、たとえば以下のポイントに気を付けるところがから始めるといいかもしれませんね。
- 批判や評価を避け、受け入れる態度を示す(例: 「どんな意見でも大丈夫だよ」)。
- ゆっくり話す、穏やかなトーンで質問する。
- 相手のペースを尊重し、即答を求めない。
さらに相手に安心感を与えられるようになりたいという方は、人の話をしっかりと聞く技術である傾聴を身に着けるといいでしょう。
傾聴について、詳しく知りたい方は以下の記事を見てみて下さいね。
反応の薄い人と上手に付き合いたいなら安心感を与えよう
方法②:非言語での交流を重視する


反応の薄い人と上手に付き合う方法の2つ目は、「非言語での交流を重視する」です。
反応が薄い人は多くの場合、こちらに心を許していないので、仲が深まる前では、言葉よりも非言語的要素を重視して交流するのがいいかもしれません。



一緒にいて、なんか心地よい感じが大事なんかね?
例えば、こちらから積極的に笑顔や共感的言葉を発しながらうなずいたりして見せるのは、相手に安心感を与える上で非常に有効で、相手の反応が引き出しやすくなります。そのほかには、以下の様な事に気を付けるのも有効でしょう。
- 穏やかな笑顔やアイコンタクトを意識する(ただし、日本では過剰なアイコンタクトは避ける)。
- 物理的な距離を適切に保ち、圧迫感を与えない。
反応の薄い人と上手に付き合いたいなら安心感を与えよう
方法③:感情を代弁してあげる


反応の薄い人と上手に付き合う方法の3つ目は、「感情を代弁してあげる」です。
反応が薄い人は、感情を言葉にするのが難しい場合があります。特に、あくまでも私の経験上の話ですが、内向的な人ほど頭では色々と考えているのに、表現するのはその思考の極ほんの一部である傾向があると感じますね。



せやね、ワイはド内向型だけど、ワイはそうやね。
そんな方たちと接する場合、あえて感情の代弁を行い、相手の気持ちを言葉にしてあげることで共感を示していくと、信頼構築がスムーズにいったりします。とはいえ、「~だよね?」みたいなコールドリーでイングじみた決めつけ文句を投げつけるわけではないのには、注意です。
感情の代弁の具体的な実践手順は、以下の通りです。
特に、次の3つを意識すると感情の推測精度が上がる。
| 観察領域 | 例 | 推測できる感情の方向 |
|---|---|---|
| 表情 | 口角が少し下がる、目線が落ちる | 落胆、悲しみ、照れ |
| 声のトーン | 小声、間が長い、淡々 | 不安、迷い、疲れ |
| 身体 | 身を引く、腕を組む | 警戒、緊張、守り |
観察をもとに、「この人は今どう感じているだろう?」と仮説レベルで構わないので推測する。
完璧に当てる必要はなく、むしろ「外してもいい」のがポイント。
例えば、「もしかして、少し〜に感じた?」、「そう思うのは自然だと思う」、「それは少し寂しいね」など軟らかいトーンと口調で仮説を元に会話を勧める。ただ、押しつけがましくなったり皮肉じみたり聞こえないよう注意が必要。
また、会話の際は以下のポイントに気を付けると、よりよいと思います。
- 決めつけず、確認する口調で話す
- 共感的な言葉を使い、相手の感情を肯定する
- 相手とテンションを合わせる(さらに言うと、相手のテンションをあげつつそれに合わせあげていく)
反応の薄い人と上手に付き合いたいなら安心感を与えよう
反応が薄い人の心理に関するFAQ





んー、まだ気になる事あるんよねえ。’



ふむ、んじゃ、最後に疑問にこたえていくかの。
最後に、反応が薄い人の心理に関する疑問ついて、回答していきたいと思います。
FAQ①:反応が薄い人は私を嫌っている可能性が高い?


反応が薄い人が、あなたに対してあまり反応しないのは、別に嫌いだからとは限りません。単に、彼らは感情表出の苦手さやストレス、文化的背景が原因である場合も多く、彼らに悪意はない事も多いです。
彼らがあなたに対してだけ明らかに反応が薄いとかであれば、あなたが嫌われている可能性もあるでしょうが、そうでなければ、安心感を与えるような接し方をして、しばらく様子を見るのが最適でしょう。
FAQ②:反応が薄い人が突然饒舌になるのはなぜ?


特定の話題や安心できる環境では、反応が薄い人も積極的に話すことがあります。これは、心理学の「状況依存性によるものであり、興味や信頼感が反応性を高める事によります。
例えば、趣味や専門分野の話題では、普段無反応な人が生き生きと話すことがありますね。仲良くなりたいと思っている普段反応が薄い人が、饒舌になっている場合、その話題にのっかっていくといいでしょう。
FAQ③: 反応が薄い人を変えることは可能ですか?


人の性格や反応スタイルを根本的に変えるのは難しい(というか、現実的に無理)ですが、関係性の中で反応性を高めることは可能です。
実際、心理学では、行動変容は信頼関係や環境の変化によって促進されるとされていますから。
例えば、前述のように安心感を与えたり、相手のペースに合わせたコミュニケーションを続けることで、徐々に反応が豊かになる場合があります。ただ、相手を「変える」より「理解する」姿勢を優先するのがマストでしょう。
反応が薄い人は自己防衛的に感情を抑制している事が多い!安心感ベースの接し方を心がけるとOK!


反応が薄い人は、自己防衛的に感情を抑制している事が非常に多いです。特に、過去に他人から酷い拒絶をうけてトラウマを抱えていたり、家庭環境に問題があったりすると、感情を表に出さない様になってしまうことも多いですね。
そのため、反応が薄い人と接する際に大事なのは、何をおいてもまず安心感です。反応が薄い人に安心感を与えることできれば、彼らも徐々に心を許し、感情表現が豊かになっていき、「反応が薄くて何を考えているかわかりにくい」という事態は明らかに減っていくはずです。



何よりも、まず安心感の確保を意識や!
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