おにぎり嫌われたら勝ちって、どういう意味なん?



嫌われたら勝ちは、「いい人をやめよう」て感じの意味合いやね。
ネットには「嫌われたら勝ち」という言葉がありますが、この言葉は直感的には「何をいっているんだ?」といった印象です。なにせ、一般的に嫌われ事はネガティブな事ですし、この言葉を文字通りに受け取ると「嫌われることを目的にしている」ようにも見えてしまいますから、違和感がすごいです。
そんな感じですから、嫌われたら勝ちという言葉はどういう意味なのかか、気になりますよね?結論から言うと、「嫌われたら勝ち」とは「他者の評価に縛られず、自分の軸に従って行動しよう」という意味合いの言葉です。





嫌われることを目的にした言葉ではないから、注意やで!
「嫌われたら勝ち」は「他人の顔色をうかがいながら生きるのはやめよう」というニュアンスの言葉であって、決して「嫌われること自体を賛美する言葉ではない事」に注意が必要です。嫌われることを恐れる必要はないですが、無用に嫌われることは避けた方が無難ですね。
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「嫌われたら勝ち」とはどういう意味?





嫌われたら勝ちって、どういう意味なん?



端的に言うと、自分軸で生きるって感じの意味やで。
「嫌われたら勝ち」とは簡潔に言うと、「他者の評価に縛られず、自分の軸(価値観・信念)に従って行動することを選ぶ態度」を意味する言葉といえます。もっとわかりやすく言うと、「いい人をやめる」とか「他人の顔色をうかがわずもっと自由に生きる」とも表現できるでしょう。
なお、この言葉はネット由来のスローガンの一種であるため、アドラーの心理学に関する書籍『嫌われる勇気』とは直接的には関係ありません。ただ、『嫌われる勇気』において言及されていた「課題の分離」の流れを踏襲するものではあるでしょう。
課題の分離とは「それは誰の問題か」を見極め、自分の課題と他人の課題を切り分ける考え方
ちなみに、「嫌われたら勝ち」という表現は当たり前ですが、「他人に嫌われること自体を目的とした言葉ではない」ので、「嫌われることを無条件に肯定する」のと「他者の目を無視して破壊的に振る舞う」等といった事とは別物だという点に注意が必要ですね。
まあ、勘違いする人はいないと思いますが、一応言及しておきます。
「嫌われたら勝ち」で生きると人生詰む人の3つの特徴





嫌われたら勝ちで生きると、ヤバい人ってどんな人?



以下の特徴持っている人は、ヤバいと思うで。
「嫌われたら勝ち」というスタンスで生きる事は、多くの方にとって意味のあることですが、このスタンスを推し進めていくと人生が詰む人もいます。そこで、ここでは「嫌われたら勝ち」というスタンスで生きると人生が詰む人の特徴について、見ていきましょう。
「嫌われたら勝ち」で生きると人生詰む人の特徴は、以下の通りです。
「嫌われたら勝ち」で生きると人生詰む人の特徴
- 特徴①:友達を作るスキルがない
- 特徴②:メタ認知能力が低い
- 特徴③:EQが低い



それぞれ、詳しくみこう!
特徴①:友達を作るスキルがない


「嫌われたら勝ち」で生きると人生詰む人の特徴の1つ目は、「友達を作るスキルがない」です。
「嫌われたら勝ち」というスタンスを徹底すると、よくもわるくも「自分は自分、他人は他人」といった状態になるので、下手をすると社会的に孤立していってしまいます。そのため、「その気になれば友達はすぐ作れる」くらいの状態が大前提だと、個人的に思いますね。



んー、すぐ友達を作れる、、ねえ、なかなか大変や。
実際、友人を作る・維持するスキルが乏しい人が意図的に「嫌われてもいい」と突き進んだ結果、「あいつは不愉快な奴だから関わらんでおこう」等のように総スカンを食らって社会的孤立した、、なんて事例も見聞きしたことがあります。なので、そもそも社会的スキルの低い人には、「嫌われてもいい」という生き方はあまりお勧めできません。
ちなみに、社会的つながりの希薄さは早期死亡リスクの上昇とも関連しているとされるので、結構これは笑い事では済まないんですよね。
参考:Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review
特徴②:メタ認知能力が低い


「嫌われたら勝ち」で生きると人生詰む人の特徴の2つ目は、「メタ認知能力が低い」です。
メタ認知能力、つまり自分の感情や置かれる状況を客観的に認識する力が低いと、「自分が今どのように振る舞うのが適切か」といった判断ができません。こんな状況で、「嫌われてもいい」と独自路線をつきすすめば、、、、当然、人間関係で大事故を起こしてしまうのが火を見るより明らかです。



確かに、状況がわからんのに好き勝手したら、危険よな。
「嫌われてもいい」と自分の意思を優先する生き方は、周囲とのあつれきをできるだけ少なくするための下限も必要なですね。メタ認知能力が低いと、状況が把握できないため、「どこまで我を出していいか」の下限ができず自爆するわけです。
しかも、こうした人の中には「自分はこれまでの人生でさんざんあ人に嫌われ虐げられてきたから、もう構うものか!」などと自暴自棄になっている人もままおり、こうした人ほど死地に自ら足を率先して運ぶので本当にヤバいんですよね。メタ認知を鍛えたい方は、以下の記事が役に立つでしょう。
特徴③:EQが低い


「嫌われたら勝ち」で生きると人生詰む人の特徴の3つ目は、「EQが低い」です。
EQ(感情知能:自分・他人の感情を認識し調整する能力)が低いと、率直さや正直さが単なる無神経さになり、人間関係に破壊的な摩擦を生みます。ちなみに、多数の研究によって、EQが高いと対人関係満足や職場適応、ストレス低下に寄与することが示されていますね。



ふむ、EQねえ、確かに大事っていうよね。
そのため、仮にEQが低いまま「嫌われたら勝ち」といったスタンスを貫くと、孤立や慢性的対立を招きやすいのは明らかでしょう。
EQをあげたい方は、以下の方法を実践してみるといいと思います。
EQをあげる方法の例
- 一日数回、自分の感情を言語化する(例:「怒っている」「不安だ」など)
- 一拍置く練習をする(反射的に反応せず、0.5秒の間を意識)
- 他人の感情を推測する練習をする
- 毎晩、今日ありがたかったことを3つ書き出す(2週間は続けよう)
参考
Empathy for pain involves the affective but not sensory components of pain
「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の2つの特徴





「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の特徴とは?



ふむ、以下の2つやな。
つぎは、「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の特徴について、見ていきたいと思います。「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の特徴は、以下の通りです。
「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の特徴
- 特徴①:自分の大事にしたいものがはっきりしている
- 特徴②:他人に気を遣いすぎている



それぞれ、詳しくみこう!
特徴①:自分の大事にしたいものがはっきりしている


「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の特徴の1つ目は、「自分の大事にしたいものがはっきりしている」です。
自分にとって大事にしたいものがはっきりしている方に関しては、「嫌われたら勝ち」というスタンスで多少我を前に出して進んでいった方が、後悔は減り人生に対する満足度は高まると思います。



ふむ、確かに大事にしたいものがわかっていれば、最適解かも。
ただ、自分の大事にしたいものがはっきりしていると感じている人であっても、その精度によってはまだまだ表面的で革新に至っていない可能性が多分にありますね。
そのため、個人的には以下の記事を参考に改めて、自分の大事にしたいものを確認してみるのがおすすめです。
特徴②:他人に気を遣いすぎている


「嫌われたら勝ち」で生きると幸せになる人の特徴の2つ目は、「他人に気を遣いすぎている」です。
「他人の顔色を過度に気にして行為が制限されている」人にとっては、適度に「嫌われても構わない」という学習は解放的で、幸福度が上がることが多いですね。



それはそうだろうなあ、いつも他人の顔色うかがってんだもん。
実際、「嫌われたら勝ち」というスタンスを思考を取り入れたことで、他人の意見に左右されにくくなったという人もままいるような印象ですからね。
とはいえ、ここで重要なのは「適度に嫌われても構わないと考えること」であり、完全な無頓着ではないことです。むしろ、過度に「嫌われても構わない」という感じで生きていくと、他人と必然的にぶつかることになるので幸福度が上がるかは疑わしくなってきますね。
参考:Living the good life: A meta-analysis of authenticity, well-being and engagement
「嫌われたら勝ち」という姿勢の3つのデメリット





「嫌われたら勝ち」という姿勢には、デメリットがあるん?



当然あるで。主なものは以下の3つやな。
もうここまでお読みいただいているなら気が付いていると思いますが、「嫌われたら勝ち」という姿勢には、デメリットが存在しています。
「嫌われたら勝ち」という姿勢のデメリットは、以下の通りです。
「嫌われたら勝ち」という姿勢のデメリット
- デメリット①:社会的に孤立するリスクが増える
- デメリット②:あつれきがふえる
- デメリット③:偏屈な性格になりかねない



それぞれ、詳しくみこう!
デメリット①:社会的に孤立するリスクが増える


「嫌われたら勝ち」という姿勢のデメリットの1つ目は、「社会的に孤立するリスクが増える」です。
「嫌われたら勝ち」というスタンスで突き進むと、「自分は自分だから他人の意見なんて聞かない」といった感じになりがちですが、こうなると「自分と会わない人は切り捨てていく」といった強硬な姿勢を形成するリスクがあります。



んー、この姿勢だと、いい結果にはならなそうだなあ。
前述した通り、社会的孤立は身体的・精神的健康リスクと関連しますから、特に友人や家族との関係を切り捨てるような姿勢では、長期的な幸福を下げる可能性が高いです。
参考:Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review
もっとも、適度であれば、問題はないんですけどね。ただ、えてしてこのような姿勢を見つけ始めると過度になりがちなので、そこは気を付けないとダメです。
デメリット②:あつれきがふえる


「嫌われたら勝ち」という姿勢のデメリットの2つ目は、「あつれきがふえる」です。
「嫌われたら勝ち」というスタンスを徹底すると、良くも悪くも歯に衣着せぬ物言いをするようになり、それが元で今まで以上のあつれきが生まれる可能性があります。



これも社会的孤立の原因になりそう、、、。
こうしたあつれきはストレス源であり、積もり積もっていくと精神を病みかねません。特に、率直さが過度に表出して、職場・家庭での摩擦が積み重なって、協働関係や支援関係が劣化するのは非常に問題です。
こうなってしまうと、いざ精神的に参ってしまっても、何らのケアも受けられないのでまずます困窮を極めていってしまいますよね。本当に悪循環です。
デメリット③:偏屈な性格になりかねない


「嫌われたら勝ち」という姿勢のデメリットの3つ目は、「偏屈な性格になりかねない」です。
他者の反応に無関心でいるうちに、フィードバックを受け取る機会が減って、自分自身の行動の客観視や対人関係における柔軟性が著しく低下するリスクがあります。



まあそりゃあねえ、、嫌われてもいいって感じならねえ。
しかも、こうした状態が長引けば長引くほど、頑なで偏屈な行動様式が固定化して、対人関係であつれきばかりうむようになってしまうでしょう。
実際、このような事例な行動様式の固定化は臨床でよく観察されるものであり、臨床的介入が遅れるほど修正が難しくなっていきます。
参考:Metacognition, social cognition, and socialfunctioning in schizophrenia:current evidence
「嫌われたら勝ち」という姿勢の2つのメリット





「嫌われたら勝ち」という姿勢のメリットについては、どうなん?



せやな、メリットは以下の2つやな。
つぎは、「嫌われたら勝ち」という姿勢のメリットについて、ふれていきたいと思います。「嫌われたら勝ち」という姿勢のメリットは、以下の通りです。
「嫌われたら勝ち」という姿勢のメリット
- メリット①:相性がいい人と出会いやすくなる
- メリット②:メンタルが安定しやすくなる



それぞれ、詳しくみこう!
メリット①:相性がいい人と出会いやすくなる


「嫌われたら勝ち」という姿勢のメリットの1つ目は、「相性がいい人と出会いやすくなる」です。
「嫌われたら勝ち」という姿勢で生きるようにすると、自分のありのままをある程度遠慮なく出すことになるため、周囲が「あなたという人がどんな価値観を持ちどんな価値観を持つ人であるか」を認識しやすくなります。



たしかに、我を出していたら、どんな人かわかりやすくなるね。
自分を偽らずに振る舞うことで、価値観や行動が合う人だけが残り、深く信頼できる関係を作りやすくなります。
また、、「あ、あの人は自分と合いそうだ」と感じた人たちが、あなたのまわりに自然と集まってくるようにもなるでしょう。実際、このようにある程度我を出すことは、信頼関係を築く上で非常に重要な事です。八方美人だと、「本心が見えない、、」と警戒されるので、意外と人から信頼は去れないんですよね。
メリット②:メンタルが安定しやすくなる


「嫌われたら勝ち」という姿勢のメリットの2つ目は、「メンタルが安定しやすくなる」です。
他者評価に依存しないことで、外的変動による気分の上下、つまり誰かに好かれたり嫌われたりで一喜一憂することが激減し、それが情動の安定化につながることがあります。



それはそうやろな、納得だわ。
ただ、先ほども触れたように、これは「あくまでも適度に嫌われてもいいと思って行動する場合」に限ることに注意です。
確かに、「他者の評価に依存しないあり方」自体は精神状態の安定に寄与するものですが、あまりにこの姿勢を先鋭化させていけば、他者とのあつれきや人間関係の希薄が発生し、最終的に孤立し精神状態が悪くなるリスクがありますね。
「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげる3つのコツ





この姿勢をどうしたら、幸せにつなげられるかね?



ふむ、以下の3つのコツを押さえるとよいぞい!
つぎは、「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげるコツについて、見ていきたいと思います。「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげるコツについては、以下の通りです。
「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげるコツ
- コツ①:自分軸を確立する
- コツ②:自分を常に客観視する
- コツ③:いつでも友達を作れるスキルを育成する



それぞれ、詳しくみこう!
コツ①:自分軸を確立する


「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげるコツの1つ目は、「自分軸を確立する」です。
先ほどふれたことと幾分重複しますが、「嫌われたら勝ち」という姿勢で生きていくためには、自分軸の確立、つまり「自分の大事にしたいものの明確化」が非常に重要になります。



ふむ、せやなあ、人生は目指すべき方向性が大事やもんね。
自分の大事にしたいものが明確になっていないと、すぐに他人の言うことやあり方に左右されて、自分が一体どこを目指して生きていっていいかわからなくなってしまいますね。そうすれば、当然、嫌われるようなリスクを承知で、自分の我を出して行動することなんてできません。
もっとも、先ほどから何度も言うように、我を出すにしても程度というものはありますどね。自分の大事にしたいものを明確にしたい方は、以下の記事で紹介する方法を実践してみるといいでしょう。手間はかかりますが、かなり大事にしたいものがはっきりしてくるはずですよ。
「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげたかったら自分軸を確立しよう
コツ②:自分を常に客観視する


「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげるコツの2つ目は、「自分を常に客観視する」です。
「嫌われたら勝ち」というスタンスを実践する上で、前述のように「どのくらい我を出すか」という程度を見極めるのが非常に重要になります。先ほどから言うように、我の出し加減をみするとあつれきが大きすぎるなど多くのトラブルに見舞われかえってストレスが増えてしまいますからね。



ふむ、加減についてはきちんと気にしないとやね。
我の出し加減を調節するためには、常に自分を客観視して「今この状況に置いてはどう振る舞うのが適切か?」と判断し続けないといけません。このような判断は面倒ですが、最低限のリスクヘッジを行う上では、かなり重要です。
客観的に自分や自身の感情をモニタリングする能力はメタ認知を鍛える事で獲得できるので、先ほど言及したように、マインドフルネス瞑想を習慣化するのがおすすめです。ただマインドフルネス瞑想が面倒な場合は、まずは「相手ならどう思うか?」と相手に立場に立って考える習慣をつける事から始めるといいと思います。
「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげたかったら自分を常に客観視しよう
コツ③:いつでも友達を作れるスキルを育成する


「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげるコツの3つ目は、「いつでも友達を作れるスキルを育成する」です。
前述の通り、「嫌われたら勝ち」というスタンスを貫くと、えてしてあつれきが生じ、最悪の場合は社会的に孤立しかねません。そのため、我を出していくのであれば、既存の友人知人との関係が最悪切れた場合でも、こまらないように友達を作るスキルを磨いておくのがおすすめです。



ふむ、、でも、どういったスキルを磨いたらええのん?
友達を作りやすくするためには、実に様々なスキルが必要になりますが、まずは相手の話をしっかりと聞く傾聴スキルと相手に配慮しつつ自分の意見を言うスキルであるアサーションを磨くことから始めるといいかと思います。
傾聴とアサーションについては、それぞれ以下の記事を見てみて下さいね。
参考
アサーショントレーニング
そして、ここに加えて、リアクションを大きさを見直したり、声質の改善を試みたりするとより一層の効果が見込めると思います。
参考
声が汚いといわれたらどうする?声が汚い状態を改善する3つの方法!
リアクション薄い 改善
ちなみにですが、たまに距離感を間違えて初対面で重い身の上話をしたりする方がいますが、以前の記事で言及したように、これは相手から拒絶されるリスクを高める行為なので、間違ってもしないように気を付けて下さい。
参考:
「嫌われたら勝ち」という姿勢を幸福につなげたかったら友達を作るスキルを育成しよう
「嫌われたら勝ち」に関するFAQ





まだ気になる事が、あるんよね。



んじゃ、最後に疑問に答えていこうかの。
最後に、「嫌われたら勝ち」に関する疑問について、回答していきたいと思います。
FAQ①:「嫌われる勇気」と「嫌われたら勝ち」は同じ?


「嫌われる勇気」と「嫌われたら勝ち」は、お互いに近い概念ではありますが完全には同じではありません。
『嫌われる勇気』はアドラー心理学に基づく「課題の分離・自立を目的とする表現」である一方、「嫌われたら勝ち」はネット由来のスローガンであり、行動スタンスの一側面を切り取った表現です。
FAQ②:職場で「嫌われたら勝ち」を実践しても大丈夫?


職場は相互依存が高い場なので、無条件の「嫌われて構わない」というスタンスは業務上のコスト(協働不能・評価悪化・昇進阻害)を招きます。職場で実践するなら、eqを高め、状況適応(いつ自己主張するか)を学んだ上で、境界を設定することが必須でしょう。
FAQ③:恋愛で「嫌われたら勝ち」は有効?


恋愛においてあまりに相手に気を使いすぎると、共依存的になるので人によっては「嫌われたら勝ち」のマインドセットが有効になる事もあるでしょう。ただ、恋愛では相互な感受性と信頼の積み重ねが重要ですから、あまりこのスタンスを押し通すのは、よくないと思います。
ただ、男性に関して言えば、ある程度重要となる気がしますね。やはり、あまりにも女性側の顔色をうかがううようでは「頼りにならない」ということで冷められますから。
「嫌われたら勝ち」とは「いい人をやめよう」という意味合い!ただその姿勢で幸福になるには工夫が必要!


「嫌われたら勝ち」とは、大ざっぱに言うと「いい人をやめよう」という意味合いの言葉です。ただ、この言葉を文字通りに受け取って、「嫌われること自体を目的とした行動をとらないように注意は必要ですね。まあ、あまりいないとは思いますが、一応言っておきます。
嫌われることを過度に恐れる必要は全くありませんが、最低限の社会的スキルは高めて無駄に敵を増やさないような立ち回りをする必要がありますね。そうした、努力をしたうえで、「嫌われたら勝ち」の精神を持つのであれば、人生は充実すると思います。



社会的スキルは、絶対に高めておこう!
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