にゃるもん自分を愛せない人は他人も愛せないって、嘘っぽいな。



うむ、そうよ。嘘に決まってるやん!
「自分を愛せない人は他人も愛せない」とよく言われますが、正直、現実を見る感じだと、この言葉に「嘘なんじゃ、、」と感じる人も少なくないはずです。実際、自己肯定感劇低なのに、普通に人を深く愛しているような人なんてそこらへんに一杯いますからね。
そんな感じですので、「自分を愛せない人は他人も愛せない」は嘘のか、気になりますよね?結論から言うと、「自分を愛せない人は他人も愛せない」は嘘です。その理由は、以下の通りです。
「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由





自分を愛せないと、愛が安定しないってのが真実やね。
自分を愛せない場合であっても、他人を愛することは全然可能です。しかし、過度に依存的になったり、回避的になったりして愛情表現が一定しないので、関係が長続きしない傾向にあります。この状態を指して、俗に「他人も愛せない」といっていわれているだけです。
とはいえ、愛が安定しないのは困りますから、日々のメンタルケアを徹底して安定した精神状態を保つよう努めるのが最善です。精神が安定すれば、愛情表現も安定しますから。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策を日々きちんと行うのは、なかなか大変ですよね?
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「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由





「自分を愛せない人は他人も愛せない」は、嘘なん?



うむ、完全に嘘やね。
まずは、「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由について、見ていきたいと思います。「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由は、以下の通りです。
「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由
- 理由①:自己肯定感と他者への愛は連動しない
- 理由②:自己否定が他者への愛を促進する場合もある
- 理由③:愛の定義は多様で一元的ではない



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:自己肯定感と他者への愛は連動しない


「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由の1つ目は、「自己肯定感と他者への愛は連動しない」というものです。
自己肯定感(ありのままの自分を受け入れる感覚)と他者への愛は、心理学的に異なるプロセスで機能しているため、「自分を愛せない人は他人も愛せない」は嘘といえます。
自己肯定感は自分の価値に対する主観的評価ですが、他者への愛は、共感や利他行動に根ざしており、自己評価とは独立して発生するものです。実際、2018年のメタ分析による研究では、自己肯定感の低さが他者への共感や愛情行動を直接阻害するという証拠は乏しいと結論付けられていますね。
参考:The altruism question: Toward a social-psychological answer.
そのため、酷い自己否定感をもっている人が、家族やパートナーに献身的に接することなど普通にあります。ただ、こうした人は自信の感情が安定せず愛情表現がつたなくなりやすいので、一定以上の信頼関係を安定的に維持できないリスクを抱えていくことは事実です。



感情表現が安定しないって、具体的には?
たとえば、自己肯定感が低いとわざと相手の好意の強度をはかるために、八つ当たりしたり、突き放してみたり、、といったいわゆる「ためし行動」が増加することも多いですが、これは相手からするとかなりの負担と不快感となりますね(また、見境ない浮気を行う事例など)。
「結局、君はどうしたいのか?」なんて、口論になって関係が破綻することも少なくないでしょう。自己肯定感が低くても、人は愛せますが、中々愛を安定的に育めないのが実情です。とはいえ、自分を愛せないと他人も愛せないは、明らかな極論ですね。
理由②:自己否定が他者への愛を促進する場合もある


「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由の1つ目は、「自己否定が他者への愛を促進する場合もある」というものです。
自己否定感が強い人は、他者への愛情表現を通じて自分の存在意義を確認することがあります。以下の研究では、自己価値が低いと感じる人は承認欲求から他者に過度に尽くす傾向があると示唆していますね。
例えば、親子関係や恋愛において、自己否定感を持つ人がパートナーや子どもに献身することで精神的な安定を得るケースも観察されるので、「自分を愛せない人は他人も愛せない」は嘘であるといっていいでしょう。
ただ、このような愛の形がある種いびつなものであることは、間違いありません。「献身的な自分」に対して強い執着が生まれると過度に相手に依存的になりますし、メサイアコンプレックス的な状態に陥りかねません。
メサイアコンプレックスとは劣等感を抱える人が他者を救うことで自身の存在意義や価値を見出そうとする心理状態のこと



そうだねえ、依存的過ぎるのは困るよね。
とはいえ、以下の研究では、他者への思いやり行動が自己否定感を軽減し、メンタルヘルスを向上させることが報告されているので、自己肯定感が低い人が他者に愛情を注ぐのは悪い事ではないんですけどね。
何事もバランスが大事って事ですね。
理由③:愛の定義は多様で一元的ではない


「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘である理由の3つ目は、「愛の定義は多様で一元的ではない」というものです。
もはや元も子もない話ではありますが、「愛」に決まった定義は存在しません。そのため、厳密に言えば、自分を愛せない人は他人も愛せない」という言葉の真偽なんて、そもそも分からないって話ですね。まあ、この言葉の言い出しっぺの人の考える「愛」の尺度でとらえた場合には、正しいのかもしれませんけど、、。



そうね、愛のとらえ方は人それぞれなところもあるしね。
ただ、心理学では自分に対する愛と他者に対する愛を区別するのが通例ですし、実際実験などからも区別するのが妥当であるとされていますね。そのため、何の根拠があるかわからないような「「自分を愛せない人は他人も愛せない」という言葉よりも、アカデミック側の意見を採用した方がはるかに妥当でしょう。
早い話が、「自分を愛せない人は他人も愛せない」はそれっぽく聞こえるフレーズというだけで、あまりにも根拠が薄弱なんですよね。愛に決まった定義はなくとも、より厳密に検証している側の意見を採用した方が賢明かと思います。
「自分を愛せない人は他人も愛せない」の起源





「自分を愛せない人は他人も愛せない」の起源って、なんなん?



起源について確かな事は、わかっておらんのや。
マス結論から言いますと、「自分を愛せない人は他人も愛せない」という考えは、心理学や自己啓発の文脈でよく語られますが、誰が最初に言ったかについてはわかりません。ただ、その起源は宗教倫理などに求めることができるかもしれませんね。
というのも、例えばキリスト教や東洋思想では、自分への愛と他者への愛の調和に関することがかなり熱心に説かれている印象があるからです。
東洋思想(仏教や儒教)では自己を省みることが他者への慈悲につながるという概念がある
この自他への愛の調和に関する考えは、のちに人間性心理学の創始者であるカール・ロジャーズによって、「自己受容ができていない人は、他者との健全な関係を築くのが難しい」という考え方が提唱されたことをきっかけに一気に世の中に拡散されていったように思います。
そしてその後、彼の「自己受容や自己愛が他者との健全な愛情表現の土台になる」というロジックに影響を受けて、1990年代以降の自己啓発書では、ナポレオン・ヒルやルイーズ・ヘイ、ブレネー・ブラウンなどが「自己愛や自己受容が他者愛の前提」として紹介するに至ります。
こうした背景のもと紆余曲折あり、「自分を愛せない人は他人も愛せない」という表現が誕生したのではないかと思いますね。もっとも、「自己受容や自己愛が他者との健全な愛情表現の土台」という表現と、「自分を愛せない人は他人も愛せない」という表現は意味が大分異なりますけどね。



たしかに、全然違うね。
なにせ、先ほども申し上げた通り、自分を愛する事と他者を愛することは別のシステムですからね。同列に語るのは間違っているんです。「自分を受け入れられない人は、無意識に他者を拒否・批判しやすい」ということは言えますが、愛せないとまではとても言えませんよね。
なので、「自分を愛せない人は他人も愛せない」という言葉は、極論ですし嘘でしかありません。
自分も他人も愛せるようになる3つの方法





自分も他人も愛せるようになるには、どうすればいいん?



せやね、以下の3つの方法を試してみよう!
つぎは、自分も他人も愛せるようになる方法について、見ていきたいと思います。自分も他人も愛せるようになる方法は、以下の通りです。
自分も他人も愛せるようになる3つの方法
- 方法①:自己受容を促進する
- 方法②:マインドフルネスを実践する
- 方法③:否定的思考を再構築する



それぞれ、詳しく見ていこう!
方法①:自己受容を促進する


自分も他人も愛せるようになる方法の1つ目は、「自己受容を促進する」です。
先ほどふれたように、自己受容は自己否定感を和らげ、愛の基盤を築く鍵となります。そのため、自分も他人も愛せるようになるためには、セルフコンパッション(自分への思いやり)を育成していくことが非常に重要です。



セルフコンパッションかあ。
実際、セルフコンパッションについては研究で、自己批判を減らし自分の欠点を温かく受け入れることで、自己愛と他者への愛が同時に育つといわれています。
参考:Self-Compassion: The Proven Power of Being Kind to Yourself
たとえばセルフコンパッションの実践については、毎日5分間「自分への手紙」を書くのがいいでしょう。「今日の自分を褒めるポイント」や「辛かったことを許す言葉」をノートに記入していくことで、自己受容が高まり、他者への共感も自然に増していくと思います。
セルフコンパッションの実践について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さいね。
自分も他人も愛せるようになりたいなら自己受容を促進しよう
方法②:マインドフルネスを実践する


自分も他人も愛せるようになる方法の2つ目は、「マインドフルネスを実践する」です。
マインドフルネスには、自己否定の思考を客観視し、感情を安定させる効果があります。また、マインドフルネスベースのストレス低減プログラム(MBSR)には、瞑想や呼吸法を通じて自己受容と他者への共感を高める効果があるとの報告があるので、自他への愛を深めるという意味ではうってつけでしょう。
参考:Full Catastrophe Living: Using the Wisdom of Your Body and Mind to Face Stress, Pain, and Illness



ふむ、、、マインドフルネスっていうけど、どうやったらええん?
なお、マインドフルネスの実践に関しては、マインドフル瞑想がおすすめです。マインドフル瞑想の実践手順は以下の通りです。
マインドフルネス瞑想の実践手順
静かな場所で、椅子や床に楽に座る(横になっても可)。スマートフォンや時計を近くに置き、5分タイマーをセット。
背筋を軽く伸ばし、肩をリラックス。目は軽く閉じるか、床の一点を見つめる。
息を鼻から吸い口から吐き、呼吸に意識を集中。吸う時に「お腹が膨らむ」、吐く時に「空気が抜ける」と感じる。思考が逸れたら、優しく呼吸に戻す(これが重要!)。
呼吸を続けながら、体の感覚(足、腹、胸など)を順に観察。緊張やざわつきがあれば、ただ「気づく」だけにとどめる。
タイマーが鳴ったら、ゆっくり目を開け、体の感覚や気持ちの変化を軽く振り返る。
自分も他人も愛せるようになりたいならマインドフルネスを実践しよう
方法③:否定的思考を再構築する


自分も他人も愛せるようになる方法の3つ目は、「否定的思考を再構築する」です。
自分に対する否定感が強い場合、否定的な自動思考(例: 「自分は愛されない」)を修正し、自己イメージを改善するアプローチをとることが自他を愛する第一歩となるでしょう。実際、以下の研究によれば、思考の歪みを証拠に基づいて再評価することで、自己肯定感と他者への愛情表現が向上するといいます。



ふむ、確かに否定的思考は直していきたいよね。
例えば、「自分は価値がない」という思考に対して、「過去に誰かに感謝された経験」を書き出し、事実に基づいて反論するのもいいでしょう。
実践する際は、1日5分、ノートに「今日、自分が誰かに与えた良い影響」を記録する習慣を持つのが効果的です。このようなアプローチを認知再構成法といいますが、認知再構成法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
自分も他人も愛せるようになりたいなら否定的思考を再構築しよう
「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘と感じる時にありがちな疑問





まだ、気になる事があるんやけども、、、。



ふむ、では、最後に疑問に答えていこうかのお。
最後に、「自分を愛せない人は他人も愛せない」が嘘と感じる時にありがちな疑問について、答えていきたいと思います。
疑問①:自己否定感が強い人はなぜパートナーに尽くす?


自己否定感が強い人は、他者からの承認で自己価値を補おうとする補償行動を取ることがあり、これが自己否定感の強い人が他社に尽くす理由といえるでしょう。ちなみに、以下の研究では、自己価値が低い人が他者に尽くすことで一時的な安心を得るとされています。
なお、過度に尽くすようなあり方は、バーンアウトを引き起こすリスクがありますね。
疑問②:自己愛が強い人は本当に他人を愛せる?


自己愛が強い(ナルシシズム傾向)人は、健全な自己愛を持つ人と病的な自己愛者(NPD)の2つに分かれます。以下の研究では、健全な自己愛は他者との良好な関係を支えるが、NPDは共感の欠如から操作的な愛になりがちとされていますね。
参考:The narcissistic self: Background, an extended agency model, and ongoing controversies.
両者は両者なりに人を愛しているのかもしれませんが、一般的な文脈で言うなら、前者の健全な自己愛を持つ人の方が「きちんと人を愛している」といった印象になりますね。
「自分を愛せない人は他人も愛せない」は嘘!自分を愛せると愛が安定するのが真実!


「自分を愛せない人は他人も愛せない」という言葉は、はっきり知って嘘です。実際は、自分を愛せると愛が安定するというのが真実ですね。やはりう、自分を愛せない、つまり自己固定感が低いとなると、どうしても愛情表現がつなたくなるため、安定した人間関係を維持するのが難しくなってしまいます。
そのため、自分も相手もきちんと愛せるようになりたいのであれば、前述のように自己受容を促進したり否定的な思考パターンを修正するといった努力はもちろん大事ですが、日々メンタルケアを徹底しできるだけ安定した精神状態にするのも重要です。



精神が安定しないと、感情表現が安定せんからね。
ただ、自分だけで日々メンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。
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