にゃるもん子孫を残せないのは、負け組なん?



いや、そんなことないと思うで。
ネットにおいて、「子孫を残せないのは負け組だ」といった意見が言われることがあります。この意見はもっぱら生物学的な観点から言われ、一見正しそうにも見えますが、どうにも極論じみて聞こえるため、「ほんまかいな?」といった気分になりがちです。
そんな感じですから、子孫を残せないのは負け組なのか、気になりますよね?結論から言うと、子孫を残せない・残さない方といって、全く負け組ではありません。子孫を残せないからといって負け組ではない理由は、以下の通りです。
子孫を残せないのは負け組ではない理由





人生の価値は、結局個人の主観的幸福感で決まるからね。
子孫を残せないからといって、それは別に負けでも何でもありません。というより、勝ちとか負けとかそういう事を自体考えることが、不要です。結局のところ、自分の人生の幸福度を高めることさえできれば、それでよく子孫の有無などそれを構成するたった一つのピースにすぎません。
所詮ただの1ピースにすぎない要素を、過大評価する必要は全くないでしょう。ただ精神状態が弱っていると、こうした外野のノイズに振り回されやすくなるので、日ごろのメンタルケアを徹底する必要があります。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策をきちんと行うのは、なかなか大変ですよね?
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子孫を残せないのは負け組ではない2つの理由





子孫を残せないのは負け組なん?



いんや、全く負け組とかではないやろ。
まずは、子孫を残せないのは負け組ではない理由について、見ていきたいと思います。子孫を残せないのは負け組ではない理由については、以下の通りです。
子孫を残せないのは負け組ではない理由
- 理由①:進化論の「成功」は子孫を残すことだけではない
- 理由②:人生の価値は個人の主観的幸福感で決まる



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:進化論の「成功」は子孫を残すことだけではない


子孫を残せないのは負け組ではない理由の1つ目は、「進化論の「成功」は子孫を残すことだけではない」です。
進化論では適者生存や繁殖成功が強調されがちですが、現代の人間社会では「子孫を残す」こと以外にも遺伝的・文化的貢献があるとされています。



ふむ、そういうもんなん?
進化生物学の研究では、個体が直接子孫を残さなくても、集団全体の生存を助ける行動(例: 協力、知識共有)が進化的成功に寄与するとされますよね。
参考:Sociobiology: The New Synthesis, Twenty-Fifth Anniversary Edition
これは具体的に言うと、子を持たない個人が社会で教育や技術革新に貢献することで、間接的に次世代の生存率を高めるといった感じです。
例えば、ニュートンやカントのような歴史的偉人は子孫を残さずとも人類に大きな影響を与えています。現代では、子孫を残すことだけが進化の指標ではないのです。
理由②:人生の価値は個人の主観的幸福感で決まる


子孫を残せないのは負け組ではない理由の2つ目は、「人生の価値は個人の主観的幸福感で決まる」です。
子孫を残す残さないよりも、「その人が幸福に生きれるか」の方がはるかに大事でしょう。なお、心理学的研究では、人生の満足度は子供の有無よりも、自己実現や社会とのつながりに強く依存することが示されています。



つながりと自己実現かあ。
具体的に言うと、SeligmanのPERMAモデル(2011)では、幸福感はポジティブ感情(P)、エンゲージメント(E)、人間関係(R)、意味(M)、達成(A)で構成され、子育てはこれらの一要素にすぎないと解釈できます。
例えば、以下の研究では、子供を持たない女性がキャリアや趣味で高い達成感を得る場合、幸福度が親と同等かそれ以上であることが確認されています
参考:Who Is Happiest? Married Mothers and Fathers, Per the Latest General Social Survey
なお、男性については、欧米での調査では子供を持たない男性が自己実現(例:仕事、創造的活動)や自由な時間を重視する場合、幸福度が子供がいる場合と同等になるケースが多いとされる一方、伝統的家族観が強い国(例:東アジアの一部)では、子供を持たない男性が社会的プレッシャーから幸福度が低下する傾向にあるといいます。
この傾向の比較から考えると、結局、「人生における幸不幸を決めるのは自分自身である」という結論に行きつく方思うんですね。社会に子供を持たない事に対する圧力があると、生きにくさを感じる人が増えるというだけで、それがなければ子孫なんていてもいなくても幸福度にはたいして影響ないと考えていいと思います。
子孫を残せないのは負け組という側の3つの心理





子孫を残せないのは負け組という側の心理とは?



主に、以下の3つやろね。
まずは、子孫を残せないのは負け組という側の心理について、見ていきたいと思います。子孫を残せないのは負け組という側の心理は、以下の通りです。
子孫を残せないのは負け組という側の心理
- 心理①:サディズム
- 心理②:マウンティング
- 心理③:歪んだ正義感



それぞれ、詳しく見ていこう!
心理①:サディズム


子孫を残せないのは負け組という側の心理として、まず「サディズム」があげられます。
他者を「負け組」と呼ぶ人の中には、他者を負け組呼ばわりし苦痛を与えて楽しもうとする人もいるものです。



クッソ性格悪いな!
例えば、Xには「子孫を残せない弱者男性は生物学的敗者」などのような投稿を執拗に繰り返し、子孫を残せない・残さない男性を揶揄し続けているような人物は、このサディズム的傾向をもっている可能性があるのかも、、なんて思ったりしますよね。あと、他人を傷つける事で、自分の優位性を確認している可能性もあります。
他人に子孫を残そうが残すまいが、そんな事自分には関係ないわけでどうだっていいのですから、わざわざおとしめようとするのが謎です。もっとも、インプレッション稼ぎのために、暴論や偏見をばらまいている可能性も否定できませんが、、、。
心理②:マウンティング


子孫を残せないのは負け組という側の心理として、「サディズム」もあげられます。
マウンティングは、社会的比較を通じて自己を優位に置く心理であり、以下の研究では人は所属集団(例: 親、既婚者)を高く評価し、外部集団(子なし、独身)を下げることで自尊心を保つ傾向にあるとされていたりしますね。



なるほど、仲間をひいきしてるって感じなんかね。
そのため、「子孫を残す=勝ち組」と主張する人は、子育てという社会的規範を達成した自分を誇示し、子を持たない人を「負け組」とすることで優越感を得ているわけです。
まあ、実に非生産的でしょうもない行動ですが、エックスにはこの手の行動をとる人が本当に多いですよねえ。
心理③:歪んだ正義感


子孫を残せないのは負け組という側の心理として、「歪んだ正義感」もあげられます。
「子孫を残さないのは負け」と考える人は、しばしば社会や種の存続に対する「正義」を押し付けがちです。これは、集団主義的価値観や優生思想に影響された認知バイアスであり、個人より集団の利益を優先すべきという信念に基づいているといえるかもしれません。



まあ、確かに集団の利益ベースっぽいよね。
なお、道徳基盤理論に基づけば、こうした正義感は「忠誠」や「純粋性」の基盤から生じるため、彼らの目には孫を残さない人は「社会の裏切り者」として映ることでしょう。
例えば、少子化問題を背景に「子供を持たないのは社会に貢献しない」と批判するエックスの投稿は、この歪んだ正義感を示すいい例といえるでしょう。
子孫を残せない人生を負けにしない4つの工夫





んー、まだモヤモヤするんよねえ。



んじゃ、負け人生にしないための方法を提示しようかの。
つぎは、子孫を残せない人生を負けにしない工夫について、見ていきたいと思います。子孫を残せない人生を負けにしない工夫は、以下の通り。
子孫を残せない人生を負けにしない工夫
- 工夫①:自分の大事にしたいものを確認してみる
- 工夫②:社会的比較を減らし自己受容を高める
- 工夫③:コミュニティとのつながりを強化する
- 工夫④:創造的活動などを通して遺産を残す



それぞれ、詳しく見ていこう!
工夫①:自分の大事にしたいものを確認してみる


子孫を残せない人生を負けにしない工夫の1つ目は、「自分の大事にしたいものを確認してみる」です。
世の中のかなりの人はもともと子孫を残したいといった気持をもっているものなので、子孫を残せない事が確定したと確信すると、得も言われぬ空虚感に襲われ人生に対して無気力になる可能性になるかもしれません。無気力気味になっても、人生は終わらないので、一度自分の人生の方向性をしっかりと見直す必要があります。



人生の方向性の見直しかあ、、確かに、大事だね。
事実、以下の研究では、価値観に基づく目標設定がストレスを軽減し、自己肯定感を高めることが示されています。
参考:Self-concordance, goal attainment, and the pursuit of happiness: Can there be an upward spiral?
なお、自分の人生の方向性を見直すにあたっては、まず自分の大事にしたいものを整理し明確にしてみるのがおすすめです。自分の大事にしたいものを明確にしたい方は、以下の記事を見てみて下さいね。
子孫を残せない人生を負けにしたくないなら自分の大事にしたいものを確認してみよう
工夫②:社会的比較を減らし自己受容を高める


子孫を残せない人生を負けにしない工夫の2つ目は、「社会的比較を減らし自己受容を高める」です。
本来、負けも勝ちも人生にはありませんが、こうした意識は他者との比較によって生じていきます。他者との比較は基本的に自己肯定感を下げる元凶になるので、競合分析などの必要に迫られでもしない限り気にしないのが得策といえます。



まあ、わかっているはずなんだけどねえ、、、。
なお、他者との比較やその比較への過度のとらわれを防ぐには、マインドフルネス瞑想やセルフコンパッション(自分への思いやり)を実践して自己受容を高めるのが有効です。
マインドフルネス瞑想とセルフコンパッションの実践について、詳しくはそれぞれ以下の記事を参考にしてみて下さいね。
参考
不安は自分で作り出している?今すぐ解放される3つの簡単な方法!(←マインドフルネスはこちら)
不完全で完全?自分を愛せるシンプルな3つの方法!(←セルフコンパッションはこちら)
子孫を残せない人生を負けにしたくないなら社会的比較を減らし自己受容を高めよう
工夫③:コミュニティとのつながりを強化する


子孫を残せない人生を負けにしない工夫の3つ目は、「コミュニティとのつながりを強化する」です。
子孫を残さない人生でも、強い人間関係は幸福感を高めます。実際、密接な人間関係が精神健康に不可欠とされますからね。
参考:The need to belong: Desire for interpersonal attachments as a fundamental human motivation.



なるほど、やはり人間関係が重要なのね。
例えば、友人や趣味のコミュニティで役割を持つことで、子育て以外の「家族的」な充足感を得られます。事実、2019年の以下の研究では、子を持たない成人が親密な友人関係を持つことで、親と同等の幸福度を報告さていますね。
参考:Development of Relationship Satisfaction Across the Life Span:A Systematic Review and Meta-Analysis
子孫を残せない人生を負けにしたくないならコミュニティとのつながりを強化しよう
工夫④:創造的活動などを通して遺産を残す


子孫を残せない人生を負けにしない工夫の4つ目は、「創造的活動などを通して遺産を残す」です。
エリクソンの心理社会的発達理論によれば、世代への貢献が中年期の重要な課題とされていますので、子孫以外の形で「遺産」を残すことは、心理的満足感を高めることが可能になりえるでしょう。



遺産かあ、、ふむ。
たとえば、絵画、執筆、技術革新など、創造的活動は子孫を残すのと同等かそれ以上の影響を与えるとされています。実際、子を持たなかったアーティストの作品が社会に残るケースは多く、以下の研究では、創造的活動が自己超越感を高めると報告されていますね。
私達一般人の場合、こうしたアーティストのようにアート作品を残すといったアプローチはとりにくいですが、ブログやYouTubeで自分の経験を発信していくのも1つの最適解といえるでしょう。
子孫を残せない人生を負けにしたくないなら創造的活動などを通して遺産を残そう
子孫を残せないと負けという考えに対し個人的に思うこと





お主自身は、子孫を残せないと負けという考えにどう思うん?



ふむ、ナンセンスの極みやと思ってんで。
率直に言って、私は子孫を残せないのは負け組だという意見に対して、かなりナンセンスだと思っています。というか、個人的には、「子孫がいようがいまいが、そんなこと知った事ではない」くらいの感覚でいいと思うまでありますね。
というのも、以前の記事で言及したように、私は「それぞれの人はそれぞれの世界を生きているだけである」という前提でいるので、個々人の生き方に他人が干渉するのは無駄だし、厚かましいにもほどがあると思っているからです。それに所詮、人間など偶然生まれてきただけの存在ですからね、みんな。
個々人は誰かと比較して勝ち負けをきそう必要はなく、「各自自分なりに自分の納得いく人生を生きればいいだけ」なのだと思います。また、この子孫を残せない人は負け組論とともに唱えられがちな、「子孫を残さない人は社会に貢献してない」論に関しても全くどうでもいいという感じです。
まあ、少々乱暴な事を言うと、「各自の判断の果てに人類が子孫を残さずに滅亡しようが社会がなくなろうがそんなことはなるようにしかなるまい」という感じで、何も思いません。それぞれが、勝手に生きている結果が、それならもうどうしようもないねというまでの話です。せめて、できるだけ楽な死に方は選びたいところがありますが。



それでええんか?、、まあ、、それこそ自由って事なのか?
もっというと、私は「人は死ぬと無に帰す」スタンスをとっており、死ねばすべておしまいで何を残そうがその行く末など認識できないと考えているので、何かを残すために労力をつぎ込むという行為に基本乗り気ではありません。また、いわゆる孤独死を持ち出す人に対しても、人はお互いに意識を共有しておらずみな一人で死ぬ定めなので、孤独死を恐れるのも分かりません。
周りに誰がいようといまいと人はみな存在として孤独で一人で死ぬ運命にありますから、取り立てて問題にする必要がありません。まあそんな感じで、「皆生きたい様に生きればそれでいいじゃん」というのが私の立場ですよね。なお、テクノロジーの発展により、老いはおそくとも20年以内には駆逐されるはずですから、近い将来、今の常識的な人生観は根底から破壊されるでしょう。
子孫を残せないのは負け組と思う時にありがちな疑問





まだ、気になっていることがあるんよ、、。



んじゃ、最後に疑問について、回答していこうかの。
最後に、子孫を残せないのは負け組と思う時にありがちな疑問に対して、回答してみたいと思います。
疑問①:子孫を残さないと生物学的に無意味なのでは?


生物学的には子孫を残すことが進化的成功とされることがおおいですが、現代社会では文化的貢献も同等に重要でしょう。ちなみに、群選択理論では、子を持たない個人が集団の知識や資源を増やすことで進化に寄与するとされますね。
参考:Sociobiology
疑問②:子供がいないと老後が孤独になるのでは?


孤独感は子供の有無より、社会的ネットワークの質に依存します。ちなみに、以下の研究では、親しい友人5人以上を持つ人は、子供の有無に関係なく孤独感が低いとされていますね。
参考:The social role of touch in humans and primates: behavioural function and neurobiological mechanisms
それに、うまく子供に慕われるように育てられればいいですが、世の中を見てみると、全く家族仲がうまくいかず老後は関係を断絶されている高齢の方もそれなりにいるように感じます。言ってみれば、老後に子供が関係を持ってくれるかは、賭けでもあります。
確かに保険は多いに越したことないですが、子供がいなくとも趣味のサークルや地域活動で関係を築ければ問題はないでしょう。それに、どんなに長くとも20年もすれば、テクノロジーの進歩によりすべての人が若返る未来が来ると思うので、老後問題など消えてなくなると思います。老後など、大して心配する必要はないでしょう。
疑問③:子孫を残さない選択は社会に迷惑?


少子化問題は個人より構造的要因(経済格差、政策不足)が大きいですから、個人の選択が社会にかける迷惑はそこまで大きくないでしょう。実際、OECDの2021年レポートでは、少子化は労働市場や教育機会の不均衡が主因とされ、個人の選択はわずかな影響にとどまっています。
子孫を残せないのは負け組とかどうでもよい!自分の人生の在り方は自分が決めればそれでよし!


子孫を残せないとしても、それは別に負けでも何でもありません。結局、人生に対する満足感さえ高くなればそれでいいので、外から誰が何を言っていようがそんな事に左右される必要はないといえます。大事なのは、自分がどういったありかたを選び、それを納得のいく形に仕上げられるか、これにつきますね。
ただ、精神的に弱っていると、外野の声に左右されやすくなってしまうので、そこはかなり問題です。そのため、自分の人生を主体的に生きたい来たいのであれば、日々メンタルケアを徹ちして、できる限り精神を整えていくようにしましょう。それでこそ、人生は充実していくはずです。



精神が安定しないと、他人の意見が気になってしゃーないからね。
ただ、自分だけで日々メンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。
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