
猫好きは、ルッキズムが激しいんか?



特に、そんな事はないねん。
SNSでしばしば「猫好きはルッキズムが激しい」といわれるます。猫好きなだけでルッキスト認定されてはたまったものではないですから、本当はた迷惑な言説ですね。正直、私も一猫好きとしては、あまりいい気分はしません。
そんな感じですから、猫好きはルッキズムが激しいのか、気になりますよね?結論から言うと、特に猫好きだからといって、ルッキズムが激しいなんてことはありません。猫好きはルッキズムが激しいとはいえない理由は、以下の通りです。
特に猫好きだからといってルッキズム過激派とは言えない理由





正味、他のペットが好きでもルッキストはルッキストやて。
猫好きというだけでルルッキズム過激派のレッテルを貼ってくる乱暴な人はいますが、正直、これは何の根拠もない当てつけです。愛好するペットの種類とルッキズムへの傾倒度は、まるで無関係ですね。ですが猫好きということでいわれなきルッキストのそしりを受ければ、実際モヤモヤするものです。
そんな時のモヤモヤを引きずらない、またストレスで極端な方向に思想が振れてルッキストになってしまう事にそなえるために対策を行うのは非常に大事ですね。日々のメンタルケアは非常に大事といえます。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策をきちんと行うのは、なかなか大変ですよね?
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猫好きはルッキズムが激しいかを3つの視点から徹底検証





猫好きは、ルッキズムが激しいんか?



んじゃ、実際に検証してみるとしようかの!
まずは、猫好きはルッキズムが激しいのかについて、検証していきたいと思います。猫好きはルッキズムが激しいかを以下3つの視点から、それぞれ検証していくとしましょう。
猫好きはルッキズムが激しいかを検証する視点
- 視点①:犬好き等他のペット愛好家との比較
- 視点②:猫好きの心理傾向
- 視点③:猫の見た目が与える心理効果



それぞれ、詳しく見ていこう!
視点①:犬好き等他のペット愛好家との比較


まずは、猫好きはルッキズムが激しいかを「犬好き等他のペット愛好家との比較」の視点から、検証していきたいと思います
以下の研究では、猫と犬の譲渡において、見た目が「かわいい」とされる個体の方が早く飼い主を見つける傾向があると報告されています。
参考
Speed of Dog Adoption: Impact of Online Photo Traits
The Effect of Baby Schema in Cats on Length of Stay in an Irish Animal Shelter
上掲の研究は猫と犬の保護に関するもので、他の動物に関する情報はありませんが、そもそも人が可愛いと思う形態についてはある程度共通しており、それが保護までの期間に大きな影響を与えていることが予想されます。



見た目が可愛いかって、保護までの時間が影響するだろうな。
具体的に言うと、丸くて大きな目など赤ちゃんに共通する特徴(ベビースキーマ)が、世話したくなる動機づけを引き起こすといわれていますが、これは猫に限らずすべての動物に言える傾向です。
参考:Baby Schema in Infant Faces Induces Cuteness Perception and Motivation for Caretaking in Adults
そのため、猫好きに限らず犬好きも同様に、外見(例:ゴールデンレトリバーの愛らしい表情)を重視する傾向があり、猫好きだけが突出しているわけではありません。
参考:Cuttlefish in captivity: An investigation into housing and husbandry for improving welfare
以上から、犬好き等他のペット愛好家との比較において、猫好きが特段ルッキズムに傾倒していると結論することはできません。
視点②:猫好きの心理傾向


つぎは、猫好きはルッキズムが激しいかを「猫好きの心理傾向」の視点から、検証していきたいと思います。
これまで複数の研究によって、犬派と猫派(自己申告)の人々それぞれの性格傾向が、ある程度わかってきています。具体的に言うと、「犬派は外向性・協調性・誠実性が高め」であるのに対して、猫派は開放性(好奇心)や神経症傾向(不安の感じやすさ)がやや高め」というパターンが繰り返し報告されていますね。
参考:Personalities of Self-Identified “Dog People” and “Cat People”
なお、上記研究は「猫を実際に飼っている人(cat owners)」、または「自分は犬好きor猫好きだ」と自己申告した人 を対象にしていますが、後者でも「将来飼うなら猫(犬)」という前提を含んでいることが多いです。
そのため、「猫(犬)の見た目は好きだが飼う気はない」といった人を明確に対象にしているわけではない事に少し注意は必要かもしれません。というのも、こうした人は、「可愛いキャラクターやぬぐるみが好き」といった人達と同分類なので、ルッキズムへの傾倒度はやや高めになると思われるから。



まあ、そうだろうねえ、見た目が好きってだけだもんね。
ただいずれにせよ、現状分っている猫好きや犬好きの人の心理傾向から、ルッキズムへの傾倒度合いを正確に割り出すことは不可能です。
以上から、猫好きの心理傾向の視点から見て、猫好きが特段ルッキズムに傾倒していると結論することはできません。
視点③:猫の見た目が与える心理効果


最後は、猫好きはルッキズムが激しいかを「猫の見た目が与える心理効果」の視点から、検証していきたいと思います
先ほど少しふれましたが、猫の外見はおよそ一般的にベビースキーマよりなので、人の保護欲を掻き立てるものです。事実、以下の研究では、猫の画像を見るだけでコルチゾール(ストレスホルモン)が低下し、リラクゼーション効果が得られることが示されています。
参考:The Power of Kawaii: Viewing Cute Images Promotes a Careful Behavior and Narrows Attentional Focus
とはいえ、猫の中には中顔面が長い細面の可愛いとは違った品種もたくさんおり、これは「実験中で用いた猫の外見がべビースキーマに沿っていたから」が故の結果といえるでしょう。そのため、これがもしポメラニアンやトイプードル、チワワ、マルチーズといった小型犬であっても、似た効果が得られるとおもいますね。
ちなみに、2025年現在、最も人気のある猫種はスコティッシュ・フォールドであり、これは丸い顔と折れた耳が特徴的で、成猫になっても子猫の面影が強く残る品種として知られています。日本人は、そもそも一般的な傾向としてベビースキーマに沿った外見が好みなのかもしれませんね。



やっぱ、スコは人間から人気やな。まあワイも耳立ちスコやけど。
ただ、これは繰り返しになりますが、「猫好きがルッキストだから」という話ではなくて、ベビースキーマに沿った外見をしている猫が、好まれやすいというだけの話です。そのため、ポメラニアンなどベビースキーマよりの外見をしている犬種でも、同様のことが言えます。
いずれにせよ、猫の見た目が与える心理効果の視点から見ても、猫好きが特段ルッキズムに傾倒していると結論することはできません。
結論:特に猫好きだからルッキズム過激派とは言えない


以上から、猫好きの心理や犬好き等他のペット愛好家との比較などの視点から見て、特に猫好きだからといってルッキズム過激派だとは言えません。
特に猫好きだからちいってルッキズム過激派とは言えない理由について、改めてまとめると以下の通りです。
特に猫好きだからといってルッキズム過激派とは言えない理由
- 他のペット好き猫好きも大差ない
- 可愛いもの好きはルッキズムに直結しない
- 猫好きに多い心理傾向はルッキズムを特に加速させない
猫は総じて目が大きくベビースキーマに沿った外見をしており、見るものの保護欲を掻き立てます。そのため、「猫可愛い!」といっている人たちを、「ルッキズムに傾倒しすぎなのではないか?」と感じる人もいるでしょう。
しかし、それをいうなら、ポメラニアンなど他の小型犬の場合も同じことですから、猫好き=ルッキストという構図は、かなり乱暴です。いずれにせよ、猫好き=ルッキストは言いがかりとしか言えませんよね。
猫好きがルッキズム過激派と疑われる2つの理由





猫好きがルッキズム過激派と疑われるのは、なぜなん?



ふむ、それには二つ理由があると思うねん。
先ほどふれたように、「猫好き=ルッキズム過激派」という認識は、不当です。しかし、そうした意見が出るからには、何かしら理由があるはずですよね。昔から、火のないところに煙は立たぬといいますから。
そこで、ここでは猫好きがルッキズム過激派と疑われてしまう理由について、少し考察してみたいと思います。猫好きがルッキズム過激派と疑われる理由は、以下の通りです。
猫好きがルッキズム過激派だと疑われる2つの理由
- 理由①:猫の顔が現代ルッキズムと親和性が高い
- 理由②:あまりにも猫が話題になりすぎている



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:猫の顔が現代ルッキズムと親和性が高い


猫好きがルッキズム過激派と疑われる理由の1つ目は、「猫の顔が現代ルッキズムと親和性が高い」というものです。
現代ルッキズムにおける覇者の顔とは、以前の記事で言及したように「コーカソイド要素を適度にアジア人骨格に組み込んだ色白で華奢な顔」です。実は、こうした顔を構成する重要要素の多くが一般的な猫の顔の特徴と符合していたりします。
具体的にその符合要素を、いくつか列挙してみると以下の通りです。
- 中顔面の短さ
- 適度な顔の立体感
- 顔の余白の少なさ
- 目が大きい
- 忘れ鼻
- 人中の短さ
- 小顔
上記は、この現代ルッキズムで覇者と目されるためには、重要な要素です。猫は基本的に上記の要素を余すことなく兼ね備えているため、ルッキズムが激化する現代において、猫は外見における「あるべき姿」を提示する存在とすらいえるかもしれません。



んー、ちと大げさな気もするが、、、。
実際、しばしば「猫になりたい」といった話をする人がいますが、そういう人は「猫のあの愛らしい外見がいいよね」といった話をすることが多い印象です。明言する人はそこまで多くはないものの、一般的な傾向として「人間の顔より猫の顔の方が理想的だ」と感じている人は多いのかもしれません(特に女性は)。
最近は、2024年ほど丸顔一強といった感じではなくなってきていますが、それでも中顔面の短さと余白の少なさ、小顔などは美しさを語る上で絶対に外せない要素。猫はこうした特徴をデフォルトで備えている種族ですから、ルッキズムに傾倒する人からしたらある種の崇拝の対象にすらなりえるかもしれません。「猫は神」ってね。
理由②:あまりにも猫が話題になりすぎている


猫好きがルッキズム過激派と疑われる理由の2つ目は、「あまりにも猫が話題になりすぎている」というものです。おそらく、この理由が一番影響力が高いと思います。
最近は、ネットもリアルもすさまじい猫ブームです。例えば、2017年のInstagramデータでは、「#猫 / #ねこ」が日本で最も人気のハッシュタグであり、X(旧Twitter)でも同様の傾向が見られたとされています。
一方、犬の画像もXで人気ではありますが、猫に比べると投稿頻度や拡散力で劣る傾向があるようです。また2024年のデータでは、日本での猫の飼育頭数(約9,155千頭)が犬(約6,796千頭頭)を上回っており、ここからも猫人気の方が高いことがうかがえます。
参考
【調査リリース】犬派・猫派の20~40代の男女に聞いたSNSと写真・動画の利用実態調査
そのため、各種snsでは至る所で猫の可愛さを称賛する声が飛び交っているわけですが、猫に対してあまり関心のない層からすればこのような熱狂ぶりは異常であり、ルッキズムへの強い傾倒を示唆しているように受け取れるかもしれません。



なるほど、あるかもしれんね。
つまり、猫好きたちがsnsで目立つために、話題に上りやすくなっているということです。しかし、心理学的には、こうした行動は「感情の増幅」(集団内での感情共有)によるものであって、ルッキズムとは直接関係ありません。
参考:The ripple effects: Emotional contagion and its influence on group behavior.
猫好きがルッキズムに陥らないための対策





猫好きがルッキズムに陥らないためには、どうしたらいいんかね?



色んな猫に可愛さを見出すところから、始めるといいと思うで。
当然ですが、猫好きの中にもいろいろな人がおり、かなりルッキズムに心酔している人から全くルッキズムとは無縁な人まで様々です。ただ、猫の可愛さに心酔しきっていると、どこかのタイミングでルッキズムに足を踏み入れてしまうこともあるかもしれません。
そこで、ルッキズムに傾倒しないための予防的な意味での対策を、ここで提示しておきたいと思います。結論から言うと、猫好きの人は「色んな猫を見て可愛さの多様性を意識的に認めるように努める」と、ルッキズムへ傾倒しなくて済むようになります。
ルッキズムへ傾倒しないためには、色んな猫を見て可愛さの多様性を意識的に認めるよう努めるといい
猫には実に色んな品種があり品種それぞれにその外見や性格が異なっているので、同じ猫好きの中でも「どの品種が好きか」に関して、かなり意見が分かれます。
例えば、身うちネタで申し訳ないのですが、私の猫好きかつエグいルッキストの友人複数名に関しては、大体ブリティッシュショートヘアかマンチカン、スコティッシュフォールドの3品種を特に好み、細面だったり中顔面長めの品種や個体を嫌う傾向にあります。



まあ、現代的審美観で考えるとそうなるんやろね。
なので、それら友人たちの飼う猫は総じて以下の動画で紹介されている、マンチカンのエッゲン君のような丸く中顔面が極めて短い子たちに限定されています。詳しい事は何ともですが、色んなつてなどを使って厳選に厳選を重ねて圧倒的に可愛い猫をえりすぐって飼うようですよね。
まあ、さすがルッキストといったところでしょうか。一方で、私のように、猫に「動作なども含めた総体としての可愛さ」を見出そうとする友人達も少なくありません。そうした人たちに関しては、猫の性格や生育背景(保護猫等)などといった様々な要素を勘案して、それらに基づいて猫の可愛さを評価しています。
私は自信をもって「ルッキストではない!」と言い張れるほど清廉潔白な人間ではありませんが、いろんな視点から猫の可愛さを評価するようにすると、ルッキズムへの傾倒度がかなり弱まるというのは間違いないと思います。



確かに、視点の数を増やすのは大事やね。
例えば、外見に関しても、保護猫の譲渡会やSNSでさまざまな外見の猫(例:シニア猫、雑種猫)に注目してみるといった行動を行うことで、外見の多様性を認められるようになるでしょう。事実、以下の研究では、多様な刺激に触れることで偏見が減少し、柔軟な価値観が育つことが示されています。
あと、あくまでも個人的に観察していて感じる事ですが、雑種や保護猫を特に好んで飼っている人たちほど、ルッキズムをこじらさていない人が多い印象がありますね。彼らは、その猫の個性やその背景にあるストーリーっといった外見以外の情報に、より重きを置いている気がします。
猫好きとルッキズムに関連するFAQ





まだ、気になることがあるんよねえ。



んじゃ、最後に疑問にこたえていこうかの!
最後に、猫好きとルッキズムに関連する疑問について、回答していきたいと思います。
FAQ①:猫好きがルッキズムと言われると気分が悪い、、


猫好きであることとルッキストであることの間には、特段の相関関係があるわけではありません。にもかかわらず、猫好きであることをもって、ルッキストであるとのレッテルを貼られるなんて心外ですよね。
そんな場合は、いわれなき疑惑に弁明するとともにマインドフルネス瞑想を習慣化して、他人からの言説を上手くスルー出来るように意識の使い方を修得するのが賢明でしょう。マインドフルネス瞑想の実践手順について、詳しく知りたい方は以下の記事を見てみて下さいね。
FAQ②:猫の外見を愛でるのは悪いこと?


猫の外見を愛でるのは自然な反応で、悪いことではありません。仕方ないですよね、可愛いのですから。それを誰かにとやかく言われるいわれはありません。
しいて言うなら、、、「猫が可愛すぎるのが悪い」のです。我々に罪はありません!
猫好きがルッキズム過激派といわれるのは猫がネットで人気すぎるせい!ルッキストの嫌疑に反論しつつメンタルケアしていこう!


猫好きがルッキズム過激派であるとの言説は、完全に言いがかりです。ルッキズムへの傾倒度は、猫好きだろうが犬好きだろうが、何好きであろうが大差ありません。なお、猫好きのルッキズムへの傾倒度が高いといわれている背景には、ここ数年のSNSにおける猫ブームがあるかもしれません。
猫はネット上で圧倒的に取り上げられる頻度が高く、SNSは猫の画像や動画であふれており、「猫かわいい!」と盛り上がる人が目立ち猫好き自体も話題になりやすい状況です。ただ、猫好きがルッキスト扱いされるのは心地よいものではありません。そうした嫌疑やストレスからルッキズムに傾倒しないためにも日々のメンタルケアを徹底することが大切です。



ストレスは、人の認知を極端にしてしまうからねえ。
ただ、自分だけで日々マインドフルネスを含むメンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。
また、Awarefyを使えば月額1,200円で手軽に効果的なメンタルケア(マインドフルネスを含む)が始められるので、経済面も安心です。さあ、メンタルケアアプリのAwarefyを使って、人間関係と人生を豊かにしていくための下地を整えていきましょう!
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