
人生の運命は、決まっているん?



いや、運命なんて決まってないねん。
たまに「人生には運命があってあらかじめ決まっているのだ」としたり顔で、偉そうに言う人がいたりします。スピに心酔している人ならともかく、フラットにものを見る人からしたら、「いったい何を根拠に、、」と困惑ものです。とはいえ、たまに偶然が重なる時に、少し運命感を感じる事もあり中々判断に困るものです。
そんな感じですから、人生の運命は決まっているのかそれとも決まってなどいないのか、気になりますよね?結論から言うと、人生の運命は決まっていません。人生の運命は決まっているわけがない理由は、以下の通りです。
人生の運命は決まっているわけがない理由





自分のあり方は、自分で決めるんや!
中には自分で決めるのが負担だから、あらかじめ運命が決まっていた方がいいと思う人いるかもしれません。しかし、長期的には自分の意思で自身のあり方を決める立場をとった方が、無気力になるリスクも低く総じてメンタルに良いです。ただ、自分であり方を決める生き方をするには、安定したメンタルが必要になります。
そのため、自分で自分の在り方を決める生き方をしようと思う方は、改めて日々のメンタルケアを徹底するよう努めましょう。特に、マインドフルネスの実践は、感情と距離を置くために不可欠です。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策をきちんと行うのは、なかなか大変ですよね?
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人生の運命は決まっているわけがない3つの理由





人生の運命は決まっているん?



いんや、運命は決まっていないで。
まずは、人生の運命は決まっているわけがない理由について、見ていきたいと思います。人生の運命は決まっているわけがない理由は、以下の通りです。
人生の運命は決まっているわけがない理由
- 理由①:脳には可塑性がある
- 理由②:自効力感は結果を変える
- 理由③:この世界の出来事は予測不可能



それぞれ、詳しく見ていこう!
理由①:脳には可塑性がある


人生の運命は決まっているわけがない理由として、まず「脳には可塑性があること」があげられます。
人間の脳は「神経可塑性」を持ち、経験や学習を通じて変化していくものです。そのため、新しいスキルを習得したり、考え方を変えたりすることによって、脳の神経回路は再構築されていきます。



やっぱ、後天的に変わっていくもんよな。
たとえば、認知行動療法(CBT)では、うつ病や不安障害の症状を軽減し、行動パターンを変える効果があることが知られていますが、これも脳の可塑性を証明する一つの証拠といえるでしょう。
もしあらかじめ運命が決まっているのであれば、こうした変化は不可能のはずですが実際は同ではありません。人の生き方は過去の経験や環境により人生を固定されず、意識的な努力で変える余地があるのです。
理由②:自効力感は結果を変える


人生の運命は決まっているわけがない理由として、「自効力感は結果を変えること」もあげられます。
心理学では自己効力感、つまり「自分には目標を達成する能力があると信じる力」が人生の結果に大きな影響を与えるとされています。



能力があると信じる力かあ、、。
事実、以下の研究では、自己効力感が高い人は、困難な状況でも積極的に行動し、成功率が上がることが示されています。
もし運命が決まっていて変えることができないのなら、自己効力感の高低によって結果が変わることはないはずです。こうした研究の結果は、自分の行動で未来を切り開けることを証明する有力な証拠の1つであるといえるでしょう。
理由③:この世界の出来事は予測不可能


人生の運命は決まっているわけがない理由として、「この世界の出来事は予測不可能であること」もあげられるでしょう。
「いや、個人の営みによっておこる変化はすべて運命の大きな流れの中にあらかじめ組み込まれているのだ」等と主張されたら、ここまでの話だけでは到底、運命は決まっているという説を打ち破れないと思います。



そんなん、言ったもん勝ちだろ、、て感じはするけどねえ。
ただ、物理学の一分野である量子力学におけるハイゼンベルクの不確定性原理によれば、粒子の位置と運動量を同時に正確に知ることは不可能とされており、この不確定性は、人生の出来事が完全に決まっているという考えを否定する強力な反証となるでしょう。
ミクロレベルで不確定なら、粒子の総体たる生命体やその他物質の時間経過にともなう変遷は、到底予想できるものではないと思います。
人生の運命は決まっていると思いやすい人の特徴





運命は決まっていると、思いやすい人の特徴は?



せやな、特徴は以下の2つやね。
つぎは、人生の運命は決まっていると思いやすい人の特徴について、見ていきたいと思います。人生の運命は決まっていると思いやすい人の特徴は、以下の通りです。
人生の運命は決まっていると思いやすい人の特徴
- 特徴①:外在的統制感が高い
- 特徴②:偶然の出来事に意味を見出しすぎる



それぞれ、詳しく見ていこう!
特徴①:外在的統制感が高い


人生の運命は決まっていると思いやすい人の特徴として、まず「外在的統制感が高いこと」があげられるでしょう。
外在的統制感とは、人生の結果を自分のコントロール外の要因(運命や環境)に帰属させる傾向のことであり、この傾向が高い人は自分の人生の成り行きを安易に運命や神といった超常的な存在に任せようとすることもしばしば。



へー、外在的統感ねえ。
実際、以下の研究によれば、外在的統制感が高い人は、成功や失敗を運や他者に委ねやすく、主体的な行動が少ない傾向があるといいます。
参考:Generalized expectancies for internal versus external control of reinforcement.
ですから、たとえば、仕事での失敗を「運が悪かった」と考える人は、運命を信じやすいといえるでしょう。なお、この傾向は、ストレスや不確実性が高い環境で強まるとされます。
特徴②:偶然の出来事に意味を見出しすぎる


人生の運命は決まっていると思いやすい人の特徴として、「偶然の出来事に意味を見出しすぎること」もあげられるでしょうね。
人間には、偶然の出来事に意味やパターンを見出す認知傾向をもちますが、以下の研究ではこれを「パターンシティ(patternicity)」と呼び、運命や超自然的な力に頼る心理がここから生じると指摘されています。
参考:Perceptions and credibility: Understanding the nuances of eyewitness testimony.



パターンシティかあ、初めて聞いたわ。
ですから、パターンシティの傾向が強い人は、偶然の出来事に意味を見出しすぎるがあまり、しょっちゅう「これは運命だ」とか「これは神の計らいだ」等と言うことになるわけです。
人生の運命を捻じ曲げてやる3つの方法





人生の運命を変えていく方法ないんかな?



せやな、以下の3つを使ってみるとええで。
先ほど見た通り、人生において運命は決まっていません。しかし、そうはいえど、時に運命に自分が支配されていないか気になってしまうこともあるかと思います。特に、自分のやろうとしていることがうまくいかない時には。
そこで、ここでは人生の運命に負けないための方法を、提示したいと思います。人生の運命を捻じ曲げてやる方法は、以下の通りです。
人生の運命を捻じ曲げてやる3つの方法
- 方法①:思考パターンを建設的な方向に変える
- 方法②:自分の大事にしたいものを探索する
- 方法③:マインドフルネスの実践を習慣化する



それぞれ、詳しく見ていこう!
方法①:思考パターンを建設的な方向に変える


人生の運命を捻じ曲げてやる方法の1つ目は、「思考パターンを建設的な方向に変える」です。
うまくいかない事が重なると、「どうせ運命だから変えられない」等と悲観的になってしまいがちですが、こうしたネガティブ思考は認知行動療法的なアプローチである程度正すことができます。



どうやって、実践するん?
なお、ネガティブ思考の正し方の実践手順については、以下の通りです。
ネガティブ思考の正し方の実践手順
自分の思考パターンを客観的に把握し、運命や外部要因に頼る思考(例: 「どうせ運命だから失敗する」)を特定する。
具体的には、ノートやスマホのメモアプリに1日の中でストレスや不安を感じた瞬間を思い出し、その時に考えていたことを書き出す。
記録した思考が現実的か、建設的かを検証し、非合理なパターン(例: 全か無か思考、過剰一般化)を修正する。記録した思考を1つ選び、以下の質問で評価していく。
- この思考を裏付ける証拠は?(例: 「運が悪い」の証拠は?)
- 反対の証拠は?(例: 「努力で改善したことは?」)
- この思考は役に立つ?(例: 「運命と考えると行動が止まる?」)
手順2で検証した思考を、行動を促す建設的な思考に書き換えていく( 例: 「運が悪いから怒られた」→ 「次は準備を徹底して上司の期待に応えよう」など)。
新しい思考が具体的かつ自分でコントロール可能な行動を含むか確認することが重要。
建設的な思考に基づく行動を実践し、結果を確認することで思考の有効性を検証していく。具体的には、手順3の新しい思考に基づいて、小さな行動目標を設定した上で、SMART原則(具体的, 測定可能, 達成可能, 関連性, 期限の設定)に従って目標を具体化していく。
行動後は、結果を記録する。週に1~2回、行動実験を実施するのが目安。
人生の運命を捻じ曲げたければ思考パターンを建設的な方向に変えよう
方法②:自分の大事にしたいものを探索する


人生の運命を捻じ曲げてやる方法の2つ目は、「自分の大事にしたいものを探索する」です。
人生に決まった運命などないと考えると、自分の人生の選択を自分で行う必要性に迫られるので、精神的にそれなりの負荷がかかるもの。特に、前述のように不確定要素を嫌う性格であれば、なおさらでしょう。



さっきの外在的統制感の話ね。
そのため、人生の向かうべき方向性をあらかじめ決めておくのが、大事といえます。向かうべき方向性が決まっていれば、不確定要素が減って心理的に安心できますし、生きていく中で自己肯定感が高くなっていきますね。そこで、まずは自分の大事にしたいものを見つけていくのが、重要です。
自分の大事にしたいものを見つけたい方は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
人生の運命を捻じ曲げたければ自分の大事にしたいものを探索しよう
方法③:マインドフルネスの実践を習慣化する


人生の運命を捻じ曲げてやる方法の3つ目は、「マインドフルネスの実践を習慣化する」です。’
マインドフルネスとは「過去の経験や未来への不安にとらわれることなく「今この瞬間」に意識を向け、自分の思考や感情などありのままに感じるアプローチ」のことであり、ストレス軽減や感情コントロールに大いに資するものです。



マインとフルネスは、不確定さへの有効な対抗策になりそうね。
そのため、マインドフルネスを日ごろから実践するようにすれば、人生の不確定性やそこからくる不安などをうまくいなすことができるようになります。なお、マインドフルネスの実践にあたっては、マインドフルネス瞑想が一番手軽で習慣化しやすいのでお勧めです。
マインドフルネス瞑想の実践手順は、以下の通りです。
マインドフルネス瞑想の実践手順
静かな場所で、椅子や床に楽に座る(横になっても可)。スマートフォンや時計を近くに置き、5分タイマーをセット。
背筋を軽く伸ばし、肩をリラックス。目は軽く閉じるか、床の一点を見つめる。
息を鼻から吸い口から吐き、呼吸に意識を集中。吸う時に「お腹が膨らむ」、吐く時に「空気が抜ける」と感じる。思考が逸れたら、優しく呼吸に戻す(これが重要!)。
呼吸を続けながら、体の感覚(足、腹、胸など)を順に観察。緊張やざわつきがあれば、ただ「気づく」だけにとどめる。
タイマーが鳴ったら、ゆっくり目を開け、体の感覚や気持ちの変化を軽く振り返る。
人生の運命を捻じ曲げたければマインドフルネスの実践を習慣化しよう
人生の運命は決まっていると思う時に感じがちな疑問





まだ、気になっていることがあるんよねえ、、。



んじゃ、最後に疑問にこたえていこうかの!
最後に、人生の運命は決まっていると思う時に感じがちな疑問に対して、回答していこうかと思います。
疑問①:運命を感じる出来事は本当に偶然?


現実的な視点から言えば、偶然で間違いないでしょう。どんなことも客観的に見れば、確率の範囲内の出来事です。
疑問②:運命を信じると楽になる気がする


確かに、運命を信じることはで、心理的負担が軽減される場合があります。事実、以下の研究では、不確実性を嫌う人は、運命のような単純な説明に安心感を覚えるとされていますね。
参考:Belief in a just world: Research progress over the past decade.
しかし、運命を信じる人は問題解決行動が減少し、精神的苦痛が増加する傾向にあるので、長期的な視点からは運命を信じない方が賢明です。
人生の運命は決まっているわけがない!すくなくとも運命を言い訳や心の拠り所にするのは厳禁!


人生の運命は、あらかじめ決まってなどいません。授かった使命も天命も運命もそんなものありはせず、人生は自分の選択によって変わっていきます。時に、運命を信じ状況のなされるがままに漂うように生きたくなる時もあるでしょうが、長期的に見てそのような生き方は自身のためにはならないでしょう。
少なくとも、運命を諦めるための言い訳にはしない方がいいですね。面倒でもきちんと自由意志により選び取るあり方を、心がけたいものです。ただそのためには、逆境に負けない精神性もそうですが、安定した精神状態が不可欠。メンタル不安定では、冷静に選択を重ねていくことなんてできませんから。



どんな時も、選択は冷静に行わないとあかんね。
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