「神は乗り越えられる試練しか与えない」なんて大嫌い?試練なんて気にせず気楽に生きる3つの秘訣!

    当ページのリンクには広告が含まれています。
    にゃるもん

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」なんて、嫌いだわ!

    ぐれん

    無理もないんやで。嫌いでもしゃーない。

    昔から使い古されてきた名言の1つに、「神は乗り越えられる試練しか与えない」というものがあります。この言葉を落ち込んでいる時に言われて、無性に腹が立った方も多い事でしょう。実際、私もそうしたことが何度かあり、そのたびに「うるせえよ!黙りやがれ!」と内心ムカムカしていたいものです。

    そんな感じですんで、なんで私たちは「神は乗り越えられる試練しか与えない」という名言が嫌いなのか、ちょっと気になりますよね?結論から言うと、「神は乗り越えられる試練しか与えない」という名言を、私達は以下の理由で嫌いなのではないかと思います。

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」 嫌い 理由
    ぐれん

    そもそも、人生に試練なんてクソだるいものいらんよねー。

    色々理由はあるでしょうが、やはり「神は乗り越えられる試練しか与えない」という名言は、神のような何かド偉そうな存在が「ふむ、試練じゃ」と得意げに欲しくもない試練をお節介よろしく押し付けてきている様で死ぬほど腹が立ちますね。もうね、「余計なことすんな、死ね!」の一言ですよ、ええ。

    ただ試練は、放棄しようにも忌々しくも勝手向かって来ますが、こうした忌々しい試練からの心理ダメージを最小化するためには、日々の入念なメンタルケアが欠かせません。やはり、心の健康が人生を楽しむためには不可欠です。とはいえ、自力で効果的なメンタルケア対策をきちんと行うのは、なかなか大変ですよね?

    ですが、メンタルケアアプリのAwarefyを使えば、手軽に日々効果的なメンタルケア(マインドフルネス系も充実)ができるので、とても便利です。また、Awarefyは1,200円から利用でき、経済的負担が大変少ないのも魅力です。日々のメンタルケアをコスパよく行いたい方は、ぜひAwarefyをダウンロードしてみてくださいね!

    \月間1,200円(税込) ~/

    AIが認知行動療法でメンタルケアを徹底サポート!

    /24時間いつでも悩み相談可能!

    目次

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由

    にゃるもん

    しかし、なんでワイらはこの名言嫌いなんかね?

    ぐれん

    おもに以下の2つの理由で、嫌いなんだと思うで。

    まずは、「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由について、見ていきたいと思います。「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由については、以下の通り。

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由

    • 理由①:神という存在自体が不愉快
    • 理由②:そもそも試練なんてほしくない
    ぐれん

    それぞれ、詳しく見ていこう!

    理由①:神という存在自体が不愉快

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由の1つ目は、「神という存在自体が不愉快」です。

    宗教観は実に人それぞれですが、不可知論者にとっては、「神が試練を与える」という前提自体が受け入れがたくストレスフルに感じられるのが普通でしょう。それに、

    不可知論とは神や究極的な実在について人間は「知りえない」、「知ることが不可能」とする立場

    にゃるもん

    たしかに、無神論者にとっては前提自体に違和感あるだろな。

    また、主体性をもって自分の選択で人生を生きていきたいと思っている人からしたら、「自分の人生の主人はほかならぬ自分なのに何を偉そうにズケズケと人の人生に介入してきてんだ?殺すぞ?」といった感じにもなるかと思います。

    実際、以下の研究では、自分の人生が外部の力(神など)に支配されていると感じると、メンタルヘルスに悪影響を及ぼすことが示されていたりしますね。

    参考:Rotter, 1966, Journal of Personality and Social Psychology

    理由②:そもそも試練なんてほしくない

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」が嫌いでも仕方ない理由の2つ目は、「そもそも試練なんてほしくない」です。試練という言葉は、ポジティブな成長の機会として語られがちですが、実際にはストレスやトラウマの原因となる出来事を指すことも多いもの。

    実際、試練と一言にいっても、その中には現代で言えば「受験、出世競争、ローン」などといったありふれたものから「毒親家庭に生まれる、途中で重篤な精神疾患に罹患する、重い障害・難病を持って生まれる、職を失いホームレスになる」、、等のように凄惨なものまで実に様々。

    にゃるもん

    そうねえ、、確かに色々なタイプの試練があるね。

    正直、常識的に考えて、「まああるよね」程度の試練ならともかく、「毒親家庭に生まれる」みたいな試練を課されたらたまったものではありません。それにそもそも、「こんな苦労するために生まれてきたわけじゃない!試練なんて少しもいらん!試練なんてよこすな!このクソ野郎!」と腹が立ってもおかしくないでしょう。

    ちなみに、以下の研究では、ポジティブ思考を強制する文化がメンタルヘルスに悪影響を与えることが示されていますね。なんでも、ポジティブに言い換えればいいと、いうわけではありません。

    参考:Hiding feelings: The acute effects of inhibiting negative and positive emotion.

    「試練は乗り越えられる」というメッセージは、時に当人の感情を抑圧し、自己否定感を増す可能性があるというわけです。

    それもあるので、私は神のような超越者の存在を信じ、何かしらの使命のようなものがあると思っている人以外には、「神は乗り越えられる試練しか与えない」とは絶対に言わないようにしています。

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」の試練の正体

    にゃるもん

    この名言で言う試練って、具体的にどんなもんなんだろね?

    ぐれん

    実は、「試練」ではなくて「誘惑」だって話があるようやで。

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」という名言の起源は、新約聖書の「コリント人への第一の手紙10:13」であり、この原文は日本語訳すると以下の様になっているといいます。

    神はあなたがたが耐えられない試練をお与えにならない。試練とともに、逃れる道も備えてくださる

    原文を読むと、「逃れる道を与えてくれる」とあるのに、ちょっとだけ好感が増しますね。まあ、でも余計なことしているのは変わりないですが、、。ただ、大事なのは、実はこの大元のギリシャ語の原文では試練の部分が「「peirasmos(誘惑)」になっているということです。

    実際、それもあって前掲の聖書の一節は英語では以下の様に訳されています。

    13 No temptation[a] has overtaken you except what is common to mankind. And God is faithful; he will not let you be tempted[b] beyond what you can bear. But when you are tempted,[c] he will also provide a way out so that you can endure it.

    引用:Blue Letter Bible 1 Corinthians 10:13

    上掲からも明らかなように、「神は乗り越えられる試練しか与えない」は実は誤訳や誤用であり、正しくは「誘惑に負けないよう神が助ける」といったニュアンスなわけです。何となく、誘惑なら納得がいきますよね。

    正確なところはわかりませんが、こうした勘違いが発生した背景には、訳す人達が聖書のこの一節に記された「誘惑」を神道や仏教の「修行」と混同した、、という事態があったのかもしれません。実際、日本には過酷な試練を耐えること自体を美徳と捉える傾向があるような気もしますからね。

    にゃるもん

    なるほど、、、勘違いが広まった感じなんかね。

    日常には、「確かに休日はだらだら寝てたいし家系ラーメン好きなだけ食べたいし、、、」みたいな怠惰な誘惑で満たされているわけですが、こうした誘惑に負けたくない時は「天は打ち勝てる誘惑しか与えない!」といって自分を奮い立たせてみるのもいいかもしれません。

    まあ無理な時は無理ですけどね、、、、実際。気づいたらラーメン屋にいたりしますし、、、。

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」の試練なんて気にせず気楽に生きる3つの秘訣

    にゃるもん

    試練なんて気にせず、気楽に生きたいね。

    ぐれん

    それなら、以下の3つを押さえとくとええと思うで!

    つぎは、「神は乗り越えられる試練しか与えない」でいわれるような試練なんて気にせず、気楽に生きるために押さえておくといい秘訣を紹介していきたいと思います。

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」の試練なんて気にせず気楽に生きる秘訣は、以下の通りです。

    試練なんて気にせず気楽に生きる秘訣

    • 秘訣①:自分の大事にしたいものを明確化する
    • 秘訣②:自分が神になってしまう
    • 秘訣③:悟りの境地に行ってしまう
    ぐれん

    それぞれ、詳しく見ていこう!

    秘訣①:自分の大事にしたいものを明確化する

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」の試練なんて気にせず気楽に生きる秘訣の1つ目は、「自分の大事にしたいものを明確化する」です。

    自分の価値観や優先事項が不明確なときほど、外部から降りかかってくる試練に振り回されてしまいます。もし自分の価値観などが明確であれば、試練があろうがなかろうがぶれることなく、自分の向かいたい場所に向かって進んでいけるので精神的にかなり楽になりますね。

    にゃるもん

    確かに、方向性が定まってないなら、そうなるわね。

    実際、アクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)では、価値観に基づく行動がストレス耐性を高め、人生の満足度を上げることが示されています。そのため、まずは自分の大事にしたいもの(価値)を明確にすることから、始めるのがいいですね。

    手間をかけてでも、自分の大事にしたいものを明確にしたいのなら、以下の記事を参考にしてみて下さい。

    参考:自分軸の作り方とは?自分軸を作る事によって得られる5つのメリット!

    試練なんて気にせず気楽に生きたいなら自分の大事にしたいものを明確化しよう

    秘訣②:自分が神になってしまう

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」の試練なんて気にせず気楽に生きる秘訣の2つ目は、「自分が神になってしまう」です。

    「神になる」というと大げさで無茶ぶりが過ぎますが、ようは「自分を人生の主人公として位置付け人生を創造していくマインドを形成していこう」ということですね。

    にゃるもん

    はあ、、まあ言いたいことはわかる気もするけど、、、。

    自分が自分の人生を想像していくという精神性を持つことができれば、試練がどうとかそんなことに気を留めなくて済むようになります。なんせ、自分が人生を想像するのだという姿勢がもてれば、い意味で自分の状況を俯瞰して見れるようになりますから。

    神になる思考方法について詳しく知りたい方は、公式ライン登録者減的記事ではありますが、以下を参考にしてみて下さいね。

    参考:神になる方法とは?今すぐできる神になる方法3ステップ!

    試練なんて気にせず気楽に生きたいなら自分が神になってしまおう

    秘訣③:悟りの境地に行ってしまう

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」の試練なんて気にせず気楽に生きる秘訣の3つ目は、「悟りの境地に行ってしまう」です。

    「悟り」などと大げさなこと言っていますが、ようは「降りかかってくる試練を過度に深刻に捉えず、客観的に観察しうまい事受け流す精神性を身に着けよう」ということです。こうした精神性を身に着けるためには、マインドフルネスを実践し、意識の使い方を鍛えるのが最善といえます。

    にゃるもん

    マインドフルネスねえ、、どうやって実践するん?

    マインドフルネスの実践方法には、様々なものがありますが、一番手軽で習慣化しやすいものとしては、マインドフルネス瞑想があげられるでしょう。そこで、マインドフルネス瞑想の実践手順を紹介すると、以下の通りです。

    マインドフルネス瞑想の実践手順

    STEP
    一人で実践する具体的な手順:準備(1分)

    静かな場所で、椅子や床に楽に座る(横になっても可)。スマートフォンや時計を近くに置き、5分タイマーをセット。

    STEP
    姿勢の調整(30秒)

    背筋を軽く伸ばし、肩をリラックス。目は軽く閉じるか、床の一点を見つめる。

    STEP
    呼吸の観察(3分)

    息を鼻から吸い口から吐き、呼吸に意識を集中。吸う時に「お腹が膨らむ」、吐く時に「空気が抜ける」と感じる。思考が逸れたら、優しく呼吸に戻す(これが重要!)。

    STEP
    ボディスキャン(1分)

    呼吸を続けながら、体の感覚(足、腹、胸など)を順に観察。緊張やざわつきがあれば、ただ「気づく」だけにとどめる。

    STEP
    終了(30秒)

    タイマーが鳴ったら、ゆっくり目を開け、体の感覚や気持ちの変化を軽く振り返る。

    試練なんて気にせず気楽に生きたいなら悟りの境地に行ってしまおう

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」に関するFAQ

    にゃるもん

    まだ、気になることがあるんよね。

    ぐれん

    んじゃ、最後に疑問にこたえていこう!

    最後に、「神は乗り越えられる試練しか与えない」に関する疑問について、答えていきたいと思います。

    FAQ①:この言葉を言ってくる人がうざい!

    相手の意図が励ましでも、価値観の押し付けと感じる場合は、一応「ありがとう」といいつつも「ただ、その言葉はちょっと今の精神状態だと受け止めるのはきついかな」等とやんわり牽制するのがいいかと思います。

    相手が気の利く人であれば、次回以降気を付けてくれるようになるかもしれません。

    FAQ②:試練を乗り越えられなかった自分を責めてしまう、、

    試練のようなしんどい事はとなかなか乗り越えられなくても、普通のことです。そんな時は、自己批判をセルフコンパッションで和らげらる手見るのもいいでしょう。

    例えば、うまくいかなかったときに、自分に「人間だししゃーないわ。うまくいかんこともある」などと優しく語りかけ、完璧を求めないように言い聞かせるのも効果的です。セルフコンパッションの実践に関して、より詳しくは以下の記事を見てみて下さいね。

    参考:不完全で完全?自分を愛せるシンプルな3つの方法!

    FAQ③:この言葉をポジティブに捉える方法はある?

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」という名言からは、やはり「いらない試練なんて押し付けるな!」というイライラはあるとはいえ、「自分には試練を解決する力がある」と解釈してみるのも時には有効でしょう。

    実際、ポジティブ心理学では、このような意味付けによってストレスが軽減されるといわれていますからね。

    参考:Making sense of the meaning literature: An integrative review of meaning making and its effects on adjustment to stressful life events.

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」は嫌いでも当たり前!試練なんか気にせず幸せになろう!

    「神は乗り越えられる試練しか与えない」という名言に対して、嫌いと思ってもそれは仕方ありません。なにせこちらが欲しいと思っていない試練を勝手に投げてこられて、「ありがとうございます!」、、てなるわけありませんからね。喜んでいたら、とんだドマゾの変態ですよね。

    なので、自分の人生において大事にしたいものを見出し、マインドフルネスなどのストレス対処法を極めて「試練なんて知らん!」と華麗にスルーして自分の人生を豊かにして幸せになってやりましょう。いらん試練なんて、利子付けて返送してやればいいんですよ、そんなもん。

    ぐれん

    も苦労なんかより、いかに楽しむかを考えよう!

    ただ、自分だけで日々マインドフルネスを含むメンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。

    また、Awarefyを使えば月額1,200円で手軽に効果的なメンタルケア(マインドフルネスを含む)が始められるので、経済面も安心です。さあ、メンタルケアアプリのAwarefyを使って、人間関係と人生を豊かにしていくための下地を整えていきましょう!

    \月間1,200円(税込) ~/

    AIが認知行動療法でメンタルケアを徹底サポート!

    /24時間いつでも悩み相談可能!

    ぐれんの おにぎり 
    2020年から「ぐれんの おにぎり」の名で心理カウンセラーやらせていただいています。相談に来る人にはHSPの人が多く、相談内容はディープな恋愛から人間関係、生きる意味の再定義等幅広く取り扱っていますが、メインは思考の柔軟性の回復と生きる意味の再定義です。なぜか、アベマプライムへの出演依頼を打診された経験あり。公式ラインでは不定期ですがストレス解消に役立つ情報を発信しています。また、公式ライン登録時に登録者限定記事のパスワードをお送りしています。カウンセリン依頼は公式ラインから承っております。

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    目次