おにぎりみんな違ってみんないいって、嘘くさいなあ。



現実的には、嘘というか理想論過ぎるのよね。
みんな違ってみんないいは、金子みすゞ氏の詩の中の一節であり、多様性の受容の文脈でよく取りざたされます。ただ、この文言に対して「そんなのきれいごとだ!」とか「悪い違いだったあるじゃないか!」といった批判もかなりあるのが実情です。正直、私もこの言葉に「少し夢見ガチすぎでは?」と、思う所もあります。
ですから、みんな違ってみんないいは嘘なのか、気になりますよね?結論から言うと、みんな違ってみんないいは嘘とまではいわないまでも、以下の理由から理想論過ぎるといえます。
みんな違ってみんないいが理想論過ぎる理由





特に多様性が多くなることの弊害は、無視できないんよね。
「みんな違ってみんないい」は確かに素敵な理念ではありますが、現実世界では多様性が増えすぎるとトラブルは間違いなく増えていきます。違いの中には、肯定的にとらえられるものばかりはありません。ただ、精神状態が安定していれば、こうした違いに多少なりとも冷静かつ臨機応変に対応していくことができます。
また、自分と他者との違いに寛容になれると、人間関係を築く安くなるのでその点も非常に有益です。そのため、みんな違ってみんないいを理想論で終わらせないためには、日々のメンタル管理を徹底するのが不可欠です。とはいえ、自力で日々のメンタルケアを効率的に行うのは、なかなか大変ですよね?
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みんな違ってみんないいは嘘か現実的に3つの視点から徹底検証





みんな違ってみんないいって、嘘なんかね?



ふむ、だったら検証してみようかの!
まずは、みんな違ってみんないいは嘘か本当なのかを、検証してみたいと思います。みんな違ってみんないいは嘘かを、検証する視点は以下の通りです。
みんな違ってみんないいは嘘か検証する検証
- 視点①:社会心理学的視点
- 視点②:認知心理学的視点
- 視点③:発達心理学的視点



それぞれ、詳しく見ていこう!
視点①:社会心理学的視点


まずは、みんな違ってみんないいは嘘かを、社会心理学的視点から検証していきたいと思います。
実は、多様性が必ずしもポジティブな結果をもたらさない、たとえば、職場で異なる価値観の衝突が頻発すると、「違い」を受け入れるどころか対立が深まるといった事があるといわれていたりします。



ああ、、やっぱり、、、。
事実、以下の社会的アイデンティティ理論に関する研究では、集団アイデンティティが偏見や差別を生むメカニズムが明らかにされていますね。
また、いかのメタ分析による研究では、文化的多様性が高いチームではタスク対立が増加し社会的統合が低下するとの報告がされているようです。
やはり、「みんな違う」とそれだけ折り合いがつかずに、争いが増えるというのが現実的な意見です。中々、「みんな違ってみんないい」という理想論通りには、現実はうまくいかないといえます。
よって、社会心理学的視点から考えて、みんな違ってみんないいはかなり嘘に近い意見といえるかと思います。
視点②:認知心理学的視点


つぎに、みんな違ってみんないいは嘘かを、認知心理学的視点から検証していきたいと思います。
人間はみな、自分の思考の負担を軽減したり効率化する都合上、ある種の先入観、つまり認知バイアスを活用するものですが、この認知バイアスが自分とは異なった人々への理解を妨げることは多々あるものです。



差別や偏見って、認知バイアスのせいなんだろうなあ。
事実、ダニエルカーネマン氏の『ファスト&スロウ』では、ヒューリスティック(経験則や直感に基づき、効率的に解決策を見つけ出す方法)が素早い判断をうながす一方で、誤ったステレオタイプを強化することが示されています。
また、以下のメタ分析による研究では、暗黙的連合テスト(IAT)で測定される無意識の偏見が、異なる背景の人々への否定的な態度を助長することが確認されていたりしますね。
参考:How does intergroup contact reduce prejudice? Meta-analytic tests of three mediators†
IATは無意識の偏見を定量的に測定する信頼性の高いツールである
このように、人間は自分とは異なった存在に対して無意識的に偏見等を形成してしまう性質があるので、「みんな違ってみんないい」等と簡単には言えない事がわかります。ただ、このバイアスをリフレーミングして「個性」ととらえれば、限度はありますが、ある程度肯定的な見方は可能にもなるでしょう。
よって、認知心理学的視点から考えると、みんな違ってみんないいは嘘と前は言えないものの、嘘に近い意見であるとはいえると思います。
視点③:発達心理学的視点


最後に、まずは、みんな違ってみんないいは嘘かを、発達心理学的視点から検証していきたいと思います。
金子みすゞの「みんな違ってみんないい」は、幼少期の公教育の現場において非常に良く用いられる標語となっています。ただ、現実的に考えてこれが子供たち、ひいては一般人の違いへの受容的態度を醸成しているかについては、少々疑問が残るのが現状です。



ん?そうなん?
たしかに、発達心理学分野では、幼少期の多様性体験が成人期の受容態度に影響を与えることが知られています。例えば、以下のメタ分析による研究では、知覚された多様性を扱う介入に限定されるものの、学校での偏見削減介入が中程度の効果をもっていることが示唆されていますね。
参考:Improving outgroup attitudes in schools: A meta-analytic review
ただ、その一方で、多様性教育で「みんな違うよ」と繰り返すと、子どもが「違い」に過敏になり、グループ間の線引きを強く意識するようになる可能性もあります。
例えば、以下の研究では、4歳児を対象とした親の絵本の読み聞かせにおいて、「ユダヤ人」や「アラブ人」といった一般化されたラベルを使用した場合、子どもが社会的グループを本質的なものとらえて、グループ間の違いを強調する傾向が強まることが示されています。
つまり、過度な多様性教育によって、子どもに「仲間と敵」といった感覚を植え付けるケースもあるわけです。あまり例えとしてはよくありませんが、発達障害やその他障害について子供たちに教育する事が、「健常者と障碍者」という明確な違いを意識させ、それが差別を助長する、、といったところでしょうか。
よって、発達心理学的視点から考えると、みんな違ってみんないいは嘘とまでは言えませんが、現実的にはまだまだ議論の余地があるといえます。
結論:「みんな違ってみんないい」はあくまで理想


以上から総合的に考えて、「みんな違ってみんないい」はあくまでも理想論であると結論できるでしょう。
「みんな違ってみんないい」という考えは内集団バイアス、認知バイアス、発達過程の制約などによって、現実的には相当困難であるといわざるを得ません。



そうだね、、現実は厳しいよなあ。
ただ、「「みんな違ってみんないい」等真っ赤な嘘であり信じるには値しない世迷言だ!」とまで言ってしまうのは、少々早計であるとも言えます。向かうべき理想を持つことで着実に軌道修正できるのは確かですし、また何も言わず現状を肯定するだけでは何もかえられないのですから。
なお、私は過度の競争意識が「みんな違ってみんないい」を形骸化させる一番の元凶である気もします。世の中全体の行き過ぎた競争を抑制することが、「みんな違ってみんないい」を嘘にしないために一番必要な事なのかもしれません。
みんな違ってみんないいが嘘であっても有益な理由





みんな違ってみんないいって、きれいごとなんだね。



とはいえ、みんな違ってみんないいは、有益ではあるんよ。
先ほどふれたように、みんな違ってみんないいは現実的に考えると、嘘とまでは言えないものの「あくまでも理想」でしかないといえます。ただ、仮にみんな違ってみんないいが嘘であっても、有益です。
そこで、ここではみんな違ってみんないいが嘘であっても有益な理由について、見ていきたいと思います。みんな違ってみんないいが嘘であっても有益な理由は、以下の通りです。
みんな違ってみんないいが嘘であっても有益な理由
- 理由①:自己受容を高められる
- 理由②:対人関係が改善する



それぞれ、詳しく見ていこう!
由①:自己受容を高められる


みんな違ってみんないいが嘘であっても有益な理由として、まず「自己受容を高められること」があげられます。
「みんな違ってみんないい」とは多様性を肯定する言葉ですが、その肯定は「自分の在り方」についてもむけられるものです。そのため、この言葉を信じる事は、自己受容の促進につながるといえます。



確かに、そうかもしれんね。
ただ、自己肯定感が低い人からしたら、「いや、そんなこと言っても、自分のこと大嫌いだし、みんな違ってなんて言えないわ」という人もいるかと思います。
そんな方は、後述する自分軸の確立や以下の記事で紹介している自分のありのままを受け入れるトレーニングを行ってみるのがおすすめですよ。
理由②:対人関係が改善する


みんな違ってみんないいが嘘であっても有益な理由として、「対人関係が改善すること」もあげられます。
「みんな違ってみんないい」を意識することで、自分とは異なる価値観への理解や歩み寄り、寛容の姿勢が醸成されて、結果的に対人関係が改善する可能性があるでしょう。事実、以下のアクティブリスニングに関する研究では、他者の視点を尊重する姿勢が信頼関係を構築し、対人摩擦を軽減することが示されています。
参考:Navigating healthcare leadership: Theories, challenges, and practical insights for the future



他人の価値観への寛容さって大事だね。
他人の価値観に対して不寛容になっていると、「お前は間違っている!」等と食って掛かりたくなるものですし、じっさいそうしたことから口論に発展する事もよくあるものです。おそらく、あなたも経験がおありかと思います。正直、私もありますよね。
他人の価値観に対して寛容さを持てれば、無用な争いを避けることができますから、例えきれいごとのように感じても、「みんな違ってみんないい」という事を「それは真っ赤な嘘できれいごとにすぎない!」等と簡単に切って捨てない方がいいと思います。
みんな違ってみんないいを嘘にしないための3つの条件





みんな違ってみんないいを、嘘にしないために必要な事って?



せやね、以下の3つの条件が大事かの。
みんな違ってみんないいは、先ほど見たように、現実的に考えて、かなり理想論によっています。しかし、理想としては素晴らしいし、その実現のために邁進する事は無駄ではありません。
そこで、つぎは、みんな違ってみんないいを嘘にしないための条件について、見ていきたいと思います。みんな違ってみんないいを嘘にしないための条件は、以下の通りです。
みんな違ってみんないいを嘘にしないための条件
- 条件①:現実と理想のバランスをとる
- 条件②:認知バイアスの意識と克服
- 条件③:自分軸を確立する



それぞれ、詳しく見ていこう!
条件①:現実と理想のバランスをとる


みんな違ってみんないいを嘘にしないための条件の1つ目は、「現実と理想のバランスをとること」です。
現実世界に存在する偏見、対立を認めつつも、理想を追求するといった現実と理想のバランスが取れた姿勢を持つことが非常に大事になります。やはり、理想を追うためには、その障害となるものをしっかりと見極め、それぞれにきちんと対抗策を考えていくことが必要になりますからね。



理想実現のためには、その前に現実を直視しないとだめよね。
もしただただ理想を唱えるだけに終始してしまっては、まさに「ただお題目を唱えるだけの現実逃避」にしかなりません。これでは、もはや自ら「みんな違ってみんないいなんて嘘である」と自白するようなものです。
例えば、先ほどふれたように競争の激しさが「みんな違ってみんないいという意識」を形骸化させる恐れがあるリスク因子だとしたら、なるべく自分が競争意識を押さえた組織づくりを主導するリーダーになるというのもいい取り組みだと思いますね。
みんな違ってみんないいを嘘にしないためには現実と理想のバランスをとるが大事
条件②:認知バイアスの意識と克服


みんな違ってみんないいを嘘にしないための条件の2つ目は、「認知バイアスの意識と克服」です。
みんな違ってみんないいを嘘にしたくないのであれば、まずは自分がどのような認知バイアスをもち、それによって普段からどういった行動・反応をとりやすいのかをきちんと自覚する必要があります。



まずは、認知バイアスの存在と影響について自覚するのね。
具体的な認知バイアス対策としては、以下の様なものがありますね。
具体的な認知バイアス対策
- チェックリストを作って活用する
- バイアスに対し「なぜ自分の考えが間違っているか」を考える
- チームや第三者に意見を求めて多角的な視点を取り入れる。
- メタ認知を強化する(マインドフルネス瞑想がおすすめ)
- 冷静な判断ができる環境を整える(重要な決断は十分な時間を取り情報を整理してから行う等)
- 認知バイアスの種類(例: 確証バイアス、アンカリング、利用可能性ヒューリスティックなど)を学び過去の判断ミスから学ぶ
参考
Procrastination, deadlines, and performance: Self-control by precommitment.
The importance of cognitive errors in diagnosis and strategies to minimize them
みんな違ってみんないいを嘘にしないためには認知バイアスの意識と克服するのが大事
条件③:自分軸を確立する


みんな違ってみんないいを嘘にしないための条件の3つ目は、「自分軸の確立」です。
自己肯定感を高め、自分軸を確立することができれば、心の余裕ができて他者の違いを受け入れやすくなります。事実、以下の認知行動療法(CBT)に関する研究では、自己否定感を軽減することで他者への受容力が高まることが示されています



自己肯定感が、キモなのね。
自分軸を確立するためには、まず「自分の人生にどうあってほしいか」等をじっくりと考えて、「自分が人生で大切にしたいものが何か」をはっきりさせる必要があります。
自分軸を確立したい方は、以下の記事が参考になると思いますので、見てみてくださいね。
みんな違ってみんないいを嘘にしないためには自分軸を確立するのが大事
みんな違ってみんないいは嘘だと感じる時によくある質問





まだ、気になることがあるんよ。



んじゃ、最後に疑問にこたえていこう!
最後に、みんな違ってみんないいは嘘だと感じる時によくある質問について、答えていきたいと思います。
質問①:そもそも多様性っていいことなの?


多様性には、他のことと同様にメリットと課題があります。事実、以下のメタ分析による研究によれば、多様性が創造性を高める一方で、対立を増加させる可能性が示唆されていますね。
多様性を活かすには、対話力などのような対立を管理するスキルが重要になります。対話力の強化にあたっては、傾聴スキルの習得が欠かせません。傾聴スキルについて、詳しく知りたい方は以下の記事を見てみてくださいね。
質問②:幼少期の教育で違いの受容が強調されると逆効果な気がする、、


たしかに、幼少期に「違いを受け入れよう」と強調しすぎると、子どもが「違い」を過剰に意識してしまうことで、かえって偏見や対立を強めることもあるかもしれません。
というのも、以下の研究では、過度な多様性教育が子どもに『仲間と敵』の感覚を植え付けるケースが報告されていたりします(以下研究では、4歳児を対象に親が絵本の読み聞かせで「ユダヤ人」や「アラブ人」といった一般化されたラベルを使用した)。
みんな違ってみんないいは現実的には嘘に近い!ただ信じる事でいい効果もある!


現実的に考えた場合、金子みすゞの「みんな違ってみんないい」という言葉は、少々きれいごとが過ぎて現実的には嘘に近いといえます。ただ、「みんな違ってみんないい」という言葉は、理想としてはやはり非常に価値があるものです、そのため、この言葉を、信じることにはいい効果もあります。
なお、この「みんな違ってみんないい」という言葉を理想に据えていくためには、自他どちらに対しても肝要である必要があるため、メンタルの安定が非常に重要になります。精神的に不安定だと、自分や他人の在り方を許容する事が難しくなりますからね。そのため、日々のメンタルケアを徹底する必要があります。



精神不安定だと、他人も自分も許せなくなりがち!
ただ、自分だけで日々メンタルケアを効率的かつ適切に行うのは、中々難しいですよね?メンタルケアを手軽かつ効果的に行いたい人には、認知行動療法ベースのメンタルケアアプリAwarefyがおすすめです。Awarefyなら手軽に効果的なメンタルケアができます。
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