「節約って単にお金を使わなけりゃいいんだって長い事思ってきたけど、どうもそれだけでは味気ない生活になりそうだよね。なんていうのかな、、、節約は我慢の連続だって思ったらもうどうでもいいやって投げやりになってしまう。」
ふむ、そりゃあそうだ。
我慢なんて基本的にしなけりゃしないに越したことないし、我慢なんてずっとはしてらんないわ。
オニギリス!
心理カウンセラーで節約研究家(宅建、簿記2級取得済み)のおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「節約の本質とは「お金について勉強し続ける姿勢」なんだと思う。」という話です。
今回は以下のような方に向けておおくりします。
節約にうんざりしてきた人
節約生活をする上で何が大事か改めて考えてみたい人
節約って色々大変ですわよねえ。
一番真っ先にやったほうがいいとされるスマホ代の見直しや水道光熱費の削減、、、そして保険、、、もうねえ、、、頭痛くなります。
で、ただ支出を抑えるだけでなく攻めの姿勢も大事なので、ある程度の余剰資金ができたなら投資やら副業やらといったものもやっていった方がいいでしょう。
、、、うん、正直言って、ものすごく考えることありますよね?
節約って「無駄を削ること」ですけども、無駄を削るためには「絶え間なく学び続けその知識を実践し続ける」事が大事になります。
なので、「節約の本質はお金について学び続ける姿勢である」と思いますね。
ええ、こういってはあれですが、思考停止して「~がこれがお得って言っていたから~」とか言っているようでは多分一生損をし続けるでしょう。
「なぜ?」とか「どうして?」と答えの出ないであろう問いと常に格闘してそこに自分なりの仮説を打ち立てて、正しいか検証して無駄を削る、、おそらくそういった姿勢こそが「節約の神髄」だと思います。
今回はそういった事を詳しく考えてまいりたい。
では、ゆるりとおおくりします。
節約の本質は学ぶ姿勢だわな
節約って当ブログにて何度も言っている通り、「ケチとは全く違う」ものです。
ケチは「お金をいかにして使わないか」に執心し、お金という手段自体を目的化しているので、一般に幸福に資するとは言えないもの。
対して、節約とは「無駄を省きお金を上手に使う事」であって、その無駄の判定基準は「自分の人生の幸福に資するか否か」です。
もう、どちらが自分が目指すべきものかお分かりかと思います。
そう、節約ですよね。
ケチになってしまっては人生おしまいです。
お金はたまるかもしれませんが、なにより「詰まりません。
例えば、老後の安心の為とか抜かして、お金をためる事だけに執心して日々我慢ばかりしているなんて「老後からが自分の人生」なんでしょうか?
老後が来る前に「なんで、わたし働いているの?」とか「何で生きているんだろう?」等と感じてノイローゼにすらなってしまいそうです。
正直、わたしだったら「そんな人生しか送れないなら今すぐ首つって死ぬ」とか「もう損きりしたいね、そんな人生」て思います。
心底生きていたくありませんわ。
マジですぐにでも死んだ方がいいって思うくらい嫌です。
正直、お金なんて所詮は手段でしかないんですよ、わたし達が幸せに生きるための。
だからこそ、お金を上手く使わないといけません。
ただ、「お金を上手く使う」となると、かなりいろんな事について学び続ける必要があります。
お金という概念自体についてや投資について、そしてどんなサービスを選ぶと長期的に得か、、、等など。
なので、人生単位で節約をしながら生きていこうと思ったら、少なくとも「学び続ける」という姿勢を失ってはいけないといえます。
社会の制度や科学技術等は常に変化し、それに伴って様々なサービスが出てきますよねえ、、、。
社会の流れを見極めて「何をするのが得なのか?」とか「何をしたら損をするのか?その損を防ぐための対策は?」なんて事をいろいろ考え続けねばいけません。
もちろん、確定的な答えなんて誰も出せないでしょう。
でも、「考えることをやめたら損をする可能性が高くなる」のは間違いないです。
「学ぶことをやめたものに明日はない」といった感じかと思います。
、、、ふぬ、常に自戒せねば。
お金は扱いにくい魔物である
お金ってやつは凄く扱いにくい魔物です。
その本質は「信用」ではありますが、お金によって人の心理というものは実にたやすく翻弄されてしまうもの。
お金とうまく付き合っていくには、「お金自体に対する学び」に加えて「お金が人の心理にどういった影響を及ぼすか」も学んでいく必要があります。
例えば、お金に関する心理に対する影響には以下の様な事があるといわれていますね。
・お金を見せると嘘をつきやすくなる
・キャッシュレスやクレジットカード払いだと浪費が増える
・お金がないことによるストレスにより人間の認知能力は大幅に低下する。まして、子供の脳の成長には深刻な悪影響がある
などなど、、、、
まだまだ、あります。
あと、投資をやっている人ならご存じでしょうけども、市場って全くもって「合理的じゃない」んですよね。
まあ、もし市場が純粋に合理的であるのなら、世界の高名で頭脳明晰な経済学者たちの多くが投資によって日本円換算にして数十兆円以上の資産を築いているって話になると思います。
でも、フォーブズ等のランキングを見てもそんなことは全くないですよね?
まあ、断定はできませんが、個人的にこれこそが「市場が理屈では動いていない証左」だって思います。
市場での戦いは心理戦です。
経済理論の定式通りに動いているわけではないのですよな。
なので、この心理を冷静に読みとき果敢に攻めるときは攻め、損をしていてもいつも通りに平然と行動できる鬼神の様なメンタルを持つ者が勝者になるって感じでしょう。
例えば、こういった修羅場を勝ち抜いてきた猛者にジョージ=ソロスさんという「ロンドン銀行をつぶした男」との異名をとる天才投資家の方がいますが、この方は市場に満ちているバイアスを読み解くことに関して非常に天才的です。
ソロスさんによると自身の成功の秘訣は、「自分も他の人達のように間違いを犯すという事を自分自身が認めている事」だといいます。
参考
https://www.gaitameonline.com/academy03.jsp?GNO=186
これは心理学的に言うなら、「メタ認知能力が優れている」とか「バイアス死角に気付いている」という事になるでしょう。
常に、冷静に自分をどんな時も客観視することが、必要と言っているようにも思えます。
彼のこの様な姿勢が、お金に振り回されない秘訣だっていう風にも感じますよね。
知が人を豊かにする!!
お金を上手に使い、お金に振り回されないためには、「お金そのものに対する知識を深める」とともに、「お金によってどれだけ人の認知がゆがめられたりするのかというお金の心理面への影響」についても知識を深めるべきです。
わたし達人間は誰一人として「現実」なんてみておらず、所詮は「自分に取っての「現実らしきもの」や「世界や現実の断片」しか見てないんですから、いろんな角度から常に「なぜ?」を大事にして検証していかないとうまくいかないでしょう。
そのような、検証のために知識を得てそれをもとに仮説を立てて、実行して結果を測定し、、、、の繰り返し。
結局、学び続けるってことは「疑い続ける」ってことなのかもしれませんね。
「どうしたら、無駄なくお金に振り回されずに自分がお金を上手く使って幸せになれるのか?」
きっと、この答えなき問いに答え続ける人生における取り組みこそが「節約」なのでしょう。
なお、投資に興味ある人は、上述したソロスさんの投資術やそもそも投資の基本的な戦術を学ぶために以下の書籍を読んでみるといいと思います。
参考
新版ソロスの錬金術
投資で大切な20の教え
ソロスさんの唱える再帰性の考え方は、個人的に節約に関しても大いに役に立つと思います。
あと、アマゾンのキンドルアンリミテッド等の無料期間を利用してお金に関する本を一気に読んで知識を蓄えるのもアリですな。
使えるものは使い倒さないとな!
おわりに
この記事は「節約の本質とは「お金について勉強し続ける姿勢」なんだと思う。」と題しておおくりしました。
なんだか、節約というものを少し面倒にとらえすぎたような感もありますが、わたしなりに考える節約というものの本質はこんな感じです。
結局は、お金に振り回されないようにお金と付き合っていくことが大事ってことなんですよねえ。
だって、お金なんて元々は人間の生活を便利にするためにできてきたものなんですから、そんな道具に振り回されちゃなんかしゃくじゃないですか?
少なくとも、私はそう思います。
で、そのためには知識やその知識に基づいた仮説、そしてその実践と検証が必要なわけです。
お金になんて使われないで、生きていきたいものですわ。
ではね!
参考
https://www.gaitameonline.com/academy03.jsp?GNO=186
参考記事等
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