今回は以下のような方に向けておおくりします。
ポイント活動が節約にどれほど効果があるのか疑わしい人
ポイントカードを熱心に集めている人がどうも無駄なことをしているように思えてならない人
話しのネタが欲しい人等
脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。
今回もよろしゅう!!
今回の話題は「小手先のお得情報やポイ活なんか無駄なのである」という話です。
今回は「ポイント活動なんて無駄だからやめてしまおう」という趣旨の記事ではありません。
「行き過ぎたポイント活動は本末転倒だよね」という話です。
節約に熱心な人はやたらとクーポンやポイントカードを収集していたりするものですが、多分その行動は「時間と意識の無駄使い」であると思います。
ポイントカード収集なんぞに熱を上げる暇があるのなら、もっと自分の心身の健康のために他にやるべき事や実践することでお金が増えることもあるはずです。
では、ゆるりとおおくりします。
ポイントカード集めなんかに躍起になるだけ時間と意識の無駄使い
ポイントカードに関してよく言われることとして、
「金持ちはポイントカードを持たない」
と言うものがあります。
これを聞くと、「そりゃあ、金持っているんだから節約なんて考えないよ」という意見がきそうですが、どうやらそういう事ではないようです。
「金持ちはポイントカードを持たない理由」には、「資本家は時間の無駄を嫌う傾向にある」と言うものがあるといいます。
ポイントカードをレジで提出する際の店員との問答や当該カードを財布の中から取り出す作業、、、、こういった一連の作業ですら無駄だと思って嫌っているというのです。
それにポイントカードが一枚や二枚程度なら何も問題はなくとも、これが4枚とか5枚なんて話になってくるとカードの管理が次第に面倒になってきます。
そう、「無くても別にそんなに困らないようなものを管理するのに貴重な人生の時間を割かないといけなくなる」のですから、これは非常に無駄です。
節約志向の人の多くがポイントカードをたくさん集めて得をしようとしていますが、結果的に「他人に振り回されて自分の人生の貴重な時間を無駄にしている」とすらいえるわけですよね。
ポイントカードを顧客に発行する側のメリットを心理学的な側面から多少強引に分析すると、以下のようなものがあると考えられます。
・購買行動に際してポイントを発行することでリピート率を高められる
・ポイントカードを持たせることで、カードを見た時に自分の店の存在を繰り返し認知させ親近感を持たせることができる(ザイオンス効果)
・ポイントをある程度ためた顧客にとっては、「ここで買うのをやめると今までのポイントを無駄にすることになる」という恐怖心を与え購買行動を促すことができる(サンクコストバイアス)
、、、、まあ、ほかにももっと分析はできるでしょうが、ざっとこんなところです。
ポイントカードの発行は、マーケティング的には理にかなった手法ですが我々消費者側もそうした手法に明るくなって「売り手側の意図を見透かす事」が自分の時間を浪費しないために必要なんですね。
ポイントカードを使うのはいいけど、目的を見失ったら本末転倒
いわゆるポイ活、つまりポイント活動自体を無駄と断ずる気はありませんが、行き過ぎたポイント活動は時間と労力、それに加えて金銭の無駄にすらなりかねません。
それにポイントカードを集め始めると、次第に「こんだけ自分はポイントカードを集めたぞ!」と無意味な達成感がわいてくることがあります。
ポイントカードという現実のものを手にすることで、あなたは「このカードの多さは私がどれだけ一生懸命に節約に取り組んできたかの証である」といった勘違いをすることにもなりかねません。
これは節約において非常に有害な発想と言わざるを得ません。
そもそも「無駄なお金を使わない事」が目的だったはずなのに「ポイントをためるために買い物をする」とか「ポイントカードを集めて節約した気になる」といった実に本末転倒というか「愚かな行動に陥っている」のですから。
ポイントカードやポイントがなんで必要なのかと言えば、それは主に「ポイントをためることで定価より商品を安く買えるから」でしょう。
ポイントカードを集めること自体やポイントをためること自体が目的になってしまったら、元も子もないのです。
ポイントカードは厳選して持つべし!!
過度のポイント活動は節約にとって有害です。
ポイントカードを持つのなら、厳選して持つのがおすすめ。
わたしの場合でいうと、ポイントカードの類は一切持っておらず、支払いの際には楽天カードか現金しか使用しません。
わたしが支払いに現金を用いる理由は以前の記事で述べたように「支払う際に感じる心理的痛みが無駄使いの抑止力になるから」であり、楽天カードの場合は支払いの際に自動的にポイントがたまるからです。
そして、クーポンに関してももらったのを覚えていたら使う程度で「そもそもクーポがない事を前提にして生活している」んですな。
まあ、これはわたしの場合なので別に楽天カードをtぅ買う必要は全くありませんが、もしポイントカードの類を持つのであれば「現在と将来の使用頻度」や「使う際の手間」の点から厳選して持つようにするといいと思います。
おわりに
この記事は「小手先のお得情報やポイ活なんか無駄なのである」と題しておおくりしました。
節約のためにポイント活動をするのはいい事ですが、ポイントカードを集めること自体に執着しすぎて「節約する」という目的を見失わないようにしたいものです。
では!
参考記事等
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