科学的に見て「教育費」と「健康維持費」、「交際費」を削るのは間違いだ

    ※当記事はアフィリエイト広告を利用しています。

    今回は以下のような方に向けておおくりします。

    こんな人が読むと役に立つよ

    節約しない方がいいお金について知りたい人

    話しのネタが欲しい人等

    オニギリス!

    脱マンネリストで心理カウンセラーのおにぎりです。

    今回もよろしゅう!!

    今回の話題は「科学的に見て「教育費」と「健康維持費」、「交際費」を削るのは間違いだ」という話です。

    世の中には「何を節約すべきか」についての情報が沢山あれども、「何を節約しない方がいいのか」についての情報はそれほど多く出回っていないような気がします。

    でも、科学的な視点から見た場合、「あえて節約しない方がいいコスト」というのも存在しているのは確かなんですね。

    ということで、今回は節約の大まかな方針を立てる際の参考になると思うので、科学的根拠に基づいた「節約しない方がいいコスト」について見ていきたいと思う次第。

    では、ゆるりとおおくりします。

    目次

    交際費の削りすぎは不幸のもとかもしれない

    まずは一つ目ですが、「交際費の削りすぎ」はあなたを不幸にするかもしれません。

    もちろん優先順位の関係で「コイツとの付き合いはいらない。ていうかコイツ性格悪くて嫌いだし」みたいな場合はむしろさっさと切ってしまっていい気もしますが、基本的に気心知れた友人たちとの付き合いは無理にセーブしない方がいいですね。

    この根拠は以前から当ブログにて何度も言及しているハーバードの成人発達研究、通称「grant study」です。

    参考

    https://www.theatlantic.com/magazine/archive/2009/06/what-makes-us-happy/307439/

    この研究は75年にわたって被験者たちの追跡調査を行った史上まれにみる規模の研究です。

    この研究の結果、人の人生における幸せを左右する最大の要素として「良好な人間関係がある」という事が判明したといいます。

    ですから、節約のためと言って友人たちとの交際費を削りに削るなんて言うのは不幸への道まっしぐらという事になりますね。

    まっしぐらでいいのは、ネコがカルカンを見つけたときくらいですな。

    とりあえず、無理のない節約のためには交際費もある程度残しておいた方がいいという事です。

    なので場合にもよりますが、友人たちにちゃんと節約中である旨を伝えた上で、少し遊び方や会う場所を調整していくのもいいかもしれません。

    健康あってこそ人生は楽しいものである

    やはり健康あってこそ人生は楽しいものです。

    本当に極論ですが、全身にチューブがつながっていて身動き一つとれない状態でうん十億円という資産があった場合、果たして人生は楽しいのでしょうか?

    もちろん本人のとらえ方次第な部分もあるので楽しくないとは言い切れませんが、健康でどこへでも自分の気の向くままに行ける状態の方がはるかに人生の自由度が高くて楽しいのではないかともいます。

    まして、慢性的な全身の痛みに日々さいなまれているとかなったらどうでしょう。

    もう、相当生きるのがうんざりしてしまうはずです。

    これが先天的な状態ならそれを受け入れて生きる以外に手はなくなってしまいますが、もしそうでないなら「健康であるために最大限努力して人生を楽しむ」方が賢明というものでしょう。

    なので以前の記事でも取り上げたように「ストレスのたまる無理のある節約生活」や「食費を極限まで削る節約」なんてものは百害あって一利なしなのでやめた方がいいですな。

    特に「食費」に関してはやりすぎると後々高確率で体を壊すと思います。

    一時的に小銭を節約しても後で多額の医療費がかかったら意味ないですよね?

    子供がいるなら教育費はしぶってはいけない

    もしお子さんがいるのであれば、「教育費はケチるべきではない」と断言できます。

    教育と言えば、結構以前に「不登校は不幸じゃない」と謎のキャッチコピーをぶち上げて有名になったユーチューバーのゆたぼん君がいますけども、科学的な視点から見れば「学校に行った方がいいなんて自明の理」です。

    「不登校は不幸じゃない」っていう語感の良さに騙されてはいけません。

    確かに「不登校だと不幸になる」とは断言できませんけども、「将来不幸になる確率は上がる」とは間違いなく言えると思います。

    事実、学校に行くとIQが向上するというメタ分析によるエディンバラ大学の研究があります。

    参考

    How Much Does Education Improve Intelligence? A Meta-Analysis

    この研究では過去に行われた学校教育とIQ の変化に関するリサーチデータセット42個を抜き出して615,812人分のデータをまとめています。

    その結果、学校に通ったほうが IQ は高くなるという事が分かったそうな。

    IQが高いからなんなん?」と思う人も多いと思いますが、IQが高いと問題解決能力などが高い傾向があるのでよりよい人生を歩める可能性があります。

    正直、IQが高いと霊がオーラが何だといったバカバカしい科学的根拠のないまやかしにすがることはないでしょうし、詐欺かどうかを見破るの力も高まるでしょうから損をすることも減るでしょう。

    またIQの高さは寿命に関係があるとする研究もあります。

    その研究とは2001年に行われた大規模な調査であり、11歳時の IQ と65年後の生存率を比較しています。

    、その結果、 IQ が15ポイント上がると、76歳の時点での生存率が21%高くなるということが確認されたといいます。

    参考

    Higher IQ in adolescence is related to a younger subjective age in later life: Findings from the Wisconsin Longitudinal Study

    ちなみに学校に1年行くだけで、子供の IQ は平均1.197ポイントから5.299ポイント上がり、長く学校にいればいるほど IQ は上がっていくともいわれています。


    IQの向上にはもちろん結構差はありますが、長く学校にいれば平均して3.394ポイントほどIQ が高くなるということはいえるでしょう。

    一年で3.394ポイントとはいえ、学校に通う期間は義務教育だけで考えても9年もありますし、高校や大学まで入れれば15年にもなります。

    大学院まで行けばさらにこれに2年~4年加えて17年~19年という事になりますね。

    全体で見ればいIQに与える影響は相当なものであるといえましょう。

    参考

    Could Peers Influence Intelligence during Adolescence? An Exploratory Study

    また別の研究で義務教育課程でちゃんと学校に通いIQ を上げておくことで、その子供たちが成長して70代や80代になIQ テストを受けた場合であっても幼少期に学校教育によってもたらされた IQ 上昇効果確認されているといいます。

    参考

    Longitudinal cohort study of childhood IQ and survival up to age 76

    やはり親としては、子供が将来少しでも不幸にならず幸福であるようにしてあげる義務があると思ってしまいます。

    「生んだら、はいおしまい」じゃ済みませんからね。

    という事で、お子さんがいる方は教育費はケチるべきではありません。

    もしケチるとその分、子供が将来不幸になる確率が上がるとすらいえるかもしれませんよ。

    おわりに

    この記事は「科学的に見て「教育費」と「健康維持費」、「交際費」を削るのは間違いだ」と題しておおくりしました。

    科学的な視点から考えるのであれば、教育費と健康維持費、交際費を削りに削っていくのは間違いである可能性が高いでしょう。

    人との交流がないと人間は幸せを感じられないしそもそも不健康なら生活の質が下がりとても幸せとは言えませんね。

    そして子供がいるのであれば、ちゃんと教育にお金をかけてあげないと子供がのちのち人生で困ることになります。

    削るべきところと削るべ出来でないところの区別はしっかりとしていきたいものです。

    ではね!

    参考記事等


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